宮本亜門の演出家デビュー作を10年ぶりに上演 『I GOT Merman アイ・ガット・マーマン』制作発表会 - 2011年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『アイ・ガット・マーマン』制作発表会1

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『アイ・ガット・マーマン』制作発表会2

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宮本亜門の演出家デビュー作『I GOT Merman アイ・ガット・マーマン』。ブロードウェイの女王と謳われたエセル・マーマンの生涯を、その十八番曲をふんだんに織り込みながら描いたオリジナル・ミュージカルだ。1987年の初演以来、上演を重ねている伝説の作品が10年ぶりに再演されるにあたり、同作が初演された劇場であるブディストホールで製作発表が行われた。

会見には宮本を筆頭に、オリジナルキャストで、今回は25周年記念コンサート版「Tribute to Merman」に出演する諏訪マリー、田中利花、中島啓江、マーマン・カンパニーの大黒柱に成長したファビュラスキャストの浦嶋りんこ、シルビア・グラブ、エリアンナ、オーディションで選ばれたニューキャストの樹里咲穂、西国原礼子(SDN48)、Miz(ミズ)が出席。抽選で選ばれたオーディエンス70名の前で、それぞれの意気込みを語ったほか、劇中の楽曲を披露した。
主なコメントは以下の通り。

宮本亜門(作・演出・振付)
ここ(ブディストホール)で25年前、初めてこの舞台の幕が開きました。その時には客席の真ん中にしかお客さまがいなくて、後ろ2列は空いていました。後ろから見ていたんですけど、「え、これだけしかいないの!?」というのが、僕の演出家人生のスタートです。でも2日目には満席、3日目には立ち見が出て、再演でも盛り上がり、こうして25年が経ちました。またこの作品をやらせてもらえてうれしい限りです。再演を重ねるたびに初心に戻ります。僕の原点はこのステージで、ここからスタートして今がある。震災の後のちょっと元気のない日本に、生の迫力によってパワーをあげたい!という思いで再演をさせてもらいます。

諏訪マリー
私がとてもうれしいのは、日本で生まれたこのミュージカルが25年を迎えたこと。エキサイティングで素敵なことだと思っています。お稽古をしていると、自分の体の中から「25年経っているんだよー!」とムチ打たれるような声が聞こえてくるんですが(笑)。この作品をオリジナルキャストとして、25周年のステージに立てることをとても誇りに思います。より楽しくパワフルに明るく、1月3日(初日)を迎えたいです。

田中利花
本当にここから始めたんだなということを今、しみじみ思い出しました。初心に返って、これから先、どんなことがあろうとも、今を大切にしていきたいなと思います。家族もすごくこの作品を楽しみに地方から足を運んでいたのですが、その母とも時代とともに別れがあり。反対に、ピアノ伴奏をしていた方には赤ちゃんが生まれ、一緒に成長していったり。悲しいこともあったけれど、今こうやっていられることがすごく幸せで、大切に仕事をしていきたいし、生きていきたいです。みんな、頑張ろうね!

中島啓江
公演をやるたびに体重が増えている気もするんですけど、ぜい肉ではなく、幸せがいっぱい詰まっているんだと自分自身に言い聞かせています(笑)。でも痩せないともう舞台に立てない予感がして、オファー前に体重を25キロ落としていて、よかったです! 私たちは演奏会形式と聞いていたので少し甘えがあったんですけど、全然楽じゃなかった。でも亜門マジックなのか、練習してるうちにどんどんエネルギーが沸いていて動けちゃう!という感じ。声が出る限りは、ずっとこの『アイ・ガット・マーマン』と亜門に寄り添いたいです。

浦嶋りんこ
前回はウィッチシスターズでしたが、今回ファビュラスキャストという名前になりました。さらにゴージャスにパワーアップするために名前も新しくなり、エリアンナも迎えました。前回はがむしゃらにやるだけでしたが、今回は責任を感じています。私たちの一挙手一投足がこの作品の価値を上げたりも下げたりもするのだと切に思うので。一生懸命やらせていただきます。

シルビア・グラブ
13年前に初めて『〜マーマン』を観て、直後に出演のお話をいただいた時は、諏訪さんのポジションをやらせていただくということでプレッシャーがありました。でも亜門さんの言うことを聞いて、勢いでどうにか乗り越えました。この10年の間に私自身、結婚したりと女性としての人生観がすごく変わった。そんな中でまたこの作品ができるのがすごくうれしくて。30代40代50代と、やればやるほど、観れば観るほど面白さが変わって、どんどん深みが増していく作品だと思います。

エリアンナ
ファビュラスキャストの末っ子、エリアンナです。日々勉強させてもらっています。あこがれの浦嶋さんやシルビアさん、そして亜門さんとともに、今の私が持てるすべてを出しています。2012年の初笑い、初泣き、初感動を、この『〜マーマン』で体験していただけるように、みんなで頑張りたいと思います。

樹里咲穂
絶賛稽古中で、日々、自分たちの可能性と闘っている感じです。亜門さんはじめ、オリジナル、ファビュラスの皆さんの思いを受け継ぎ、ニューキャストとしてどういう『〜マーマン』を見せられるかが私たちの挑戦です。私たち自身のパンドラの箱が今、手に取られた感じというか。本番が始まったらちゃんと開いて、皆さんに夢と希望を与えられるものにできるよう、稽古を頑張って、年明けには皆さんを夢の世界に誘いたいと思います!

西国原礼子(SDN48)
まずうれしかったのが、キャストの方々の中で、自分が年上じゃないことです(笑)。SDN48では最年長がウリだったので。9歳のころから歌ってるんですが、まさかミュージカルに出るとは思いませんでした。オーディションに受かってから不安になってきて……。亜門さんとは性格が似ていて、一緒に暮らしたいくらい大好きです(笑)。なので稽古場もすごく楽しく稽古させていただいてます。ニューキャストとして新しい風を吹かせたいと思うのでご期待ください。

Miz
一昨日初めて、この作品に携わったことを後悔しました(笑)。ソロとして10何年もやってきましたが今、大きな壁が立ちはだかっています。亜門さんに「この歌の意味を分かってない!」と言われ、人前で泣くことがない私が稽古場でワンワン泣いてしまったんです。逃げたいと思ったのはそれが初めて。でもそれだけ真剣に、いま私がこの作品に携わっているということなんですよね。この壁を乗り超えた時に自分がどうなっているのか、2012年が楽しみです。

会見のラストには、出演者全員によるミニステージを開催。スタンダードとして有名な楽曲「ブロウ・ガブリエル・ブロウ」「アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー」「エニシング・ゴーズ」のダイジェストが9人の“Mermans”により披露され、会場を沸かせた。

また、同公演中に劇場で、東日本大震災チャリティオークションを行うことを発表。「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の理念に賛同した宮本亜門の発案により、同作の出演者のほか、人気舞台俳優たちが出品に協力するという。詳細は公式サイトを参照。

この記事の写真

  • 『アイ・ガット・マーマン』制作発表会 前列左より田中利花、諏訪マリー、宮本亜門、中島啓江、後列左よりエリアンナ、シルビア・グラブ、浦嶋りんこ、樹里咲穂、西国原礼子(SDN48)、Miz(ミズ)
  • 『アイ・ガット・マーマン』制作発表会 9名の“Mermans”による歌唱披露1
  • 『アイ・ガット・マーマン』制作発表会 9名の“Mermans”による歌唱披露
  • 被災地支援のボランティア団体「ふんばろう東日本支援プロジェクト」主宰の早稲田大学MBA講師・西條剛央(左)と宮本

インフォメーション


大阪公演
2012年1月22日(日)
・会場=サンケイホールブリーゼ
・料金=全席指定S席8,800円/ブリーゼシート6,000円
・チケット発売中
・お問い合わせ=ブリーゼチケットセンター TEL.06-6341-8888

石川公演
2012年1月27日(金)
・会場=北國新聞 赤羽ホール
・料金=全席指定S席7,800円/A席7,000円 *当日各500円増
・チケット発売中
・お問い合わせ=北國新聞チケットセンター TEL.076-260-8000

栃木公演
2012年2月4日(土)
・会場=日光市今市文化会館
料金=全席指定S席8,000円/A席3,000円/ミュージカル初めてシート1,000円、日光市民特別割引5,000円
・チケット発売中
・お問い合わせ=日光市今市文化会館 TEL.0288-22-6213

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