陽月華が過去国内最大級規模の「セザンヌ展」鑑賞 “セザンヌという人を感じられる展覧会” - 2012年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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陽月華「セザンヌ展」2

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元宝塚歌劇団の陽月華が、28日より東京・国立新美術館で開催されている「セザンヌ−パリとプロバンス展」の内覧会に出席した。

陽月は、幼少のころから絵画に興味を持っており「もし、宝塚に受からなかったら、美術系の大学に進んで、舞台の美術さんになりたいなと思っていた」と言うくらいのアート好き。10年開催の「オルセー美術館展」では、ナビゲーターを務めた経験もある。

今回の展覧会は、世界8カ国、約40館から、油彩、水彩、デッサンなど、ポール・セザンヌの作品約90点が集められ、セザンヌの個展としては、過去国内再大級の規模となる。

作品を鑑賞した陽月は「作品の展示だけでなく、晩年のアトリエの一部が再現されていたり、実際に使っていたパレットや、絵画にも登場している瓶や陶器なども展示されていました。それに、彼自身の写真も展示されているので、セザンヌという人を感じられる展覧会だなと思いました。イヤホンガイドなどで、前もって知識を入れてから見ると、ますます面白いと思いますね」と語った。

セザンヌは、ルネサンス以来の遠近法や一点透視図法を否定し、ピカソらが確立した「キュビズム」などの20世紀の美術に多大な影響を与えたことから「近代絵画の父」と言われている。

陽月の印象に残ったのは風景画で、特に「トロネの道とサント=ヴィクトワール山」(1896〜98年ころの作品)に惹きつけられたという。遠くのサント=ヴィクトワール山を大きく、手前の木を小さく描くという手法で描かれている同作。「遠近法じゃなくて、自分が何が一番力強く見えるかだとか、自分がどう受け取っているかを大切にした風景の描き方に感銘を受けました」と述べた。

また、「人物画を静物画のように描いたり、静物画をいろいろな角度から見た形で1つのキャンバスの中に収めたり、“俺にはこう見えているんだ”という主張を強く持っていたんだ」と感じたという。

プライベートでも美術館に足を運ぶという陽月。「10代のころと比べると、“感覚の代謝”が悪くなった気がして、そういうのが足りない時に来ます。すると、自分は何を求めていて、何が必要なのか、自分に足りないものが目に飛び込んでくるんです。それが、マンネリにならないコツですね」と明かした。

そして、「自分はこう見ていたけど、この人にはこう見えるんだというのが、具体的に“モノ”になって見えるのが絵画だと思うんです。自分の見方だけが正しいんじゃない、正解はないんだと、気付かされました。自分も感じたものを形にして残せるといいな」と、創作意欲を刺激されたようだ。

開催は、6月11日(月)まで。

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