坂東玉三郎&檀れいが競演 『ふるあめりかに袖はぬらさじ』公開舞台稽古 - 2012年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ふるあめりかに袖はぬらさじ』公開舞台稽古1

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『ふるあめりかに袖はぬらさじ』公開舞台稽古3

▲ 会見より。左から檀れい、坂東玉三郎、松田悟志

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撮影=岡本隆史

坂東玉三郎が主演を務める舞台『ふるあめりかに袖はぬらさじ』が、28日(金)に開幕。公演初日を前に、赤坂ACTシアターにて公開舞台稽古が行われた。

時は幕末。尊王攘夷の機運が盛り上がる開港間もない横浜の遊廓「岩亀楼(がんきろう)」を舞台に、時代の波にのまれていく人びとを描いた同作は、文豪・有吉佐和子の代表作。杉村春子の主演で72年に初演され、以来、主人公のお園は杉村の当たり役に。88年には同役を玉三郎が演じ、再演が重ねられてきた。

作品誕生40年を迎え、玉三郎にとって10回目の上演となる今回。花魁・亀遊役に檀れいを迎え、玉三郎との初共演が実現。亀遊と恋仲の藤吉役には、若手俳優の松田悟志が挑む。また玉三郎は、同公演のためだけに舞台セットや照明、衣裳の監修も務めるという。

舞台稽古前に行われた会見では、まず、舞台にかける意気込みを問われると、「新しいキャストで『ふるあめ』ができるのが新鮮です。今日はもう舞台が組まれていて、いつものACTシアターとちょっと違う感じで楽しみです」(玉三郎)、「お稽古の時から興奮していて、舞台に行ったらお化粧もして、衣裳も着て、より世界観がディープになっていくので、今はドキドキワクワクしています」(檀)、「非常に楽しみで、本番が待ち遠しかったんですが、昨日初めて扮装して舞台に立つと、急に緊張してきて、今はワクワク半分、緊張半分です」(松田)、とそれぞれに応えた。

7月には人間国宝に認定された玉三郎。今回の出演については「今までと変わらないです(笑)。毎回ベストを尽くしているし、7月に(人間国宝に)なりましたから、3カ月分は成長していると思っています」と話した。

玉三郎は男だけの歌舞伎の世界で活躍し、一方、檀は女だけの宝塚歌劇団出身。お互いの印象を「昔から宝塚の方々とは交流があって、結構似てる世界なので気持ちが分かりやすいんですよ。宝塚の話題が出ると“3日で初日開けて大変だったでしょ”みたいな共通語があってすごく楽しくて、分かり合えるところもあります」(玉三郎)、「私は、まさか玉三郎さんとご一緒できるなんて思ってもいなかったので、本当にお話をいただいた時はびっくりしましたし、私でいいのかしらって2、3日悩みました(笑)。でも、こういうご縁に巡り合えて今は本当に幸せですし、年間を通して舞台をやっていらっしゃる玉三郎さんの物作りに対する姿勢や厳しさをそばで拝見して、とてもすがすがしく、その厳しさが心地いい」(檀)と語った。

そして、松田は「日々、玉三郎さんにいろいろ教えていただいて、家族や友人からは“(人間国宝になった玉三郎との共演で)大変なことが起きてるよ! 大丈夫なのか!”と言われます(笑)。でも、玉三郎さんは“私は、昨日までと何も変わりません”という立場をずっと貫かれるので、僕もそれに合わせて、なんとか平常心で接っしている感じですね」と心境を明かした。

また、恋仲を演じる檀と松田は、「本当に楽しい方なので、一緒にいるだけで気持ちが楽になれる。でも舞台に対してはとてもまじめで、すごく実直なところがすごく藤吉に合っていて。二人でいろいろなことを話しながらもっともっと深めていけたらいいなと思っています」(檀)、「藤吉の人生にとって亀遊の存在は本当に大きい。本当に全身全霊で正直に正面から向い合わせていただいております。そして、やはりお美しいので時折ふと、本当に美しいなあ、と思っています」(松田)と、互いに評価した。

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