筧利夫&平幹二朗が初共演 行定勲演出『テイキング サイド』制作発表会 - 2012年11月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
『テイキング サイド』制作発表会1 筧利夫(左)と平幹二朗

▲ 筧利夫(左)と平幹二朗

拡大する

『テイキング サイド』制作発表会2 前列左から行定勲(演出)、筧利夫、平幹二朗、後列左から鈴木亮平、福田沙紀、小島聖、小林隆

▲ 前列左から行定勲(演出)、筧利夫、平幹二朗、後列左から鈴木亮平、福田沙紀、小島聖、小林隆

拡大する

このほかの写真も見る

筧利夫&平幹二朗の初顔合わせ、行定勲の演出で送る舞台『テイキング サイド』の制作発表会が、26日、都内のホテルにて行われた。

本作は、映画化もされた舞台『ドレッサー』や、映画「戦場のピアニスト」などで知られるロナルド・ハーウッドが、95年に執筆した戯曲。ヒトラーから寵愛されたドイツ人指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラーと、ナチスを嫌悪し、戦犯として彼を追い詰める米軍少佐アーノルドとの対立を通し、“芸術とは、倫理とは何か?”と観客に問いかけるドラマが描かれる。

行定勲(演出)
映画は16本くらい作りましたが、舞台はこれで4作目になります。この作品は、脚本がとても素晴らしい。その上、これだけの俳優がそろっていて面白くないわけがない! ですので、すべては私の演出にかかっているということなのですが……(笑)。
舞台をやるたびに、次の映画に影響を受けますね。映画だと、ある一定の距離を持って、俳優さんと接するのですが、舞台では演出していると自分も俳優の一人になって、舞台の上にいるかのような気持ちになる。すごく不思議な感覚で、それがとても心地良いし、すごく緊張感も強いられます。

筧利夫 アーノルド少佐
フルトヴェングラーを徹底的に追及していく、血も涙もない男アーノルド少佐を演じます。お芝居は2時間強くらいの時間になると思うのですが、私は一度も引っ込みません。今から、どこで水を飲み、どこで鼻をかめばいいのかという考えが頭を駆けめぐっています(一同笑)。
私の演劇人生において、平幹二朗さんと共演する日がくるとは思いもしませんでした! 人間まじめに生きていれば本当にいいことがあるものです! 素晴らしいものに仕上げていきたいと思います。『テイキング サイド』は皆さんを裏切りません!

福田沙紀 エンミ・シュトラウベ(アーノルドの秘書)
すごく楽しみで、これからホン読みや稽古が始まって、どんな作品になるのかすごくドキドキしています。このようなキャストの皆さん、行定さんとやらせていただけることに、うれしさと緊張を感じています。自分のできることをしっかりやっていこうと思います。

小島聖 タマーラ・ザックス(ユダヤ人ピアニストの未亡人)
行定さんは以前から知っていましたが、お仕事で一緒になるのは初めてです。キャストの方々とも今回が初めてですので、とにかく楽しく毎日を過ごせたらいいなと思っております。

小林隆 ヘルムート・ローデ(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 第2バイオリニスト)
私の役は、ベルリン・フィルハーモニーの第2バイオリン奏者です。第1じゃないというところがおそらくミソなのかと。フルトヴェングラーが尋問される際に、キーポイントとなる役になります。登場していきなり台本で3〜4ページくらいしゃべり続けます。今までこんなに舞台上でせりふをしゃべったことがないというくらいで、大きなハードルが待ち構えていますが、とてもワクワクしています。皆さんに良い形でお目に掛かれるように頑張ります。

鈴木亮平 ディヴィッド・ウィルズ中尉(アーノルドの部下)
あこがれの大先輩たちとご一緒させていただくので、できる限り勉強しつつも、あまり縮こまらないように思い切りやりたいと思います。
ディヴィッドは、両親をナチスに殺されたユダヤ人で、アメリカに移って軍人として中尉の位に就いている23歳の若者です。ナチスを恨みながらも、心から音楽を愛していて、特にフルトヴェングラーの大ファン。そんな人物が、どちら側につくのか? まさに『テイキング サイド』というタイトルを背負う役だと思いますので、そこを表現できればと思います。

平幹二朗 ウィルヘルム・フルトヴェングラー
恐ろしい独裁者が国を牛耳っている時に、表現者は、いろいろなものに抵抗しなければならない。フルトヴェングラーは、ドイツの音楽をドイツの人びとに届けるべきと信じ、亡命せず戦火の中でも指揮棒を振り続けた人物です。
ロナルド・ハーウッドという人は、人生のある一瞬を鋭く切り取りながら、とてもウェルメイドな芝居を作るのがうまい人です。以前、彼の『ドレッサー』に出演しましたが、人間の愛憎がすごくうまく描かれていた。この芝居でも、尋問するアーノルドも、それに抵抗し、自分の生き方を貫いたフルトヴェングラーもよく描かれている。『テイキング サイド』というタイトルの通り、“あなたはどちら側の味方をするのか?”と鋭く問い詰める作品だと思います。お客さまは、まるで陪審員のような気持ちで、スリリングに楽しみながら深く考える芝居じゃないかと思います。

この記事の写真

  • 『テイキング サイド』制作発表会1 筧利夫(左)と平幹二朗
  • 『テイキング サイド』制作発表会2 前列左から行定勲(演出)、筧利夫、平幹二朗、後列左から鈴木亮平、福田沙紀、小島聖、小林隆
  • 『テイキング サイド』制作発表会3 行定勲
  • 『テイキング サイド』制作発表会4 筧利夫
  • 『テイキング サイド』制作発表会5 福田沙紀
  • 『テイキング サイド』制作発表会6 小島聖
  • 『テイキング サイド』制作発表会7 小林隆
  • 『テイキング サイド』制作発表会8 鈴木亮平
  • 『テイキング サイド』制作発表会9 平幹二朗

インフォメーション

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/4824