歌舞伎俳優の中村勘三郎さんが死去 - 2012年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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歌舞伎俳優の中村勘三郎(なかむら・かんざぶろう 本名:波野哲明=なみの・のりあき)さんが、5日、急性呼吸窮迫症候群のため都内の病院で亡くなった。57歳だった。

東京都生まれ。55年に、十七代目中村勘三郎の長男として生まれ、3歳で五代目勘九郎を名乗り初舞台を踏む。立役、女方とも幅広い芸を身につけ、『京鹿子娘道成寺』『髪結新三』『法界坊』『菅原伝授手習鑑』など、数々の演目で多くの観客を魅了した。

伝統的な歌舞伎の舞台で活躍する一方、串田和美と組んだ「コクーン歌舞伎」や、野田秀樹との『野田版 研辰の討たれ』など、現代演劇の才能たちとの創作活動にも意欲的に取り組み、新たなファンを獲得した。

また、江戸時代の芝居小屋の雰囲気を再現した「平成中村座」を、00年に浅草で開始。アメリカ・ニューヨークなど、国内外に広く歌舞伎の魅力を紹介した。

05年には、十八代目中村勘三郎を襲名。

舞台だけでなく、99年のNHK大河ドラマ「元禄繚乱」での主役・大石内蔵助を演じるほか、同局の紅白歌合戦で司会を務めるなど、お茶の間でも親しまれた。

94年「読売演劇大賞」最優秀男優賞、99年「日本芸術院賞」、01年「松尾芸能大賞」、02年「朝日舞台芸術賞」、04年「菊池寛賞」など受賞多数。08年に紫綬褒章を受章。

体調不良から10年12月に休養に入り、昨年9月に復帰を果たしたが、今年6月に初期の食道がんであることを発表。手術後、肺に疾患が生じ闘病を続けていた。

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