玉木宏主演『ホテル マジェスティック〜戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛〜』製作記者会見 - 2013年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ホテル マジェスティック』製作記者会見1 左から、秋山真太郎、紫吹淳、酒井美紀、玉木宏、別所哲也、徳山秀典

▲ 左から、秋山真太郎、紫吹淳、酒井美紀、玉木宏、別所哲也、徳山秀典

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『ホテル マジェスティック』製作記者会見2 玉木宏

▲ 玉木宏

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ベトナム戦争時、その終結を2年早めたと評された写真「安全への逃避」を撮影し、ピュリツァー賞に輝いた戦場カメラマン澤田教一。彼と妻のサタ、その仲間たちの人間模様を、当時のマスコミの取材拠点だった“ホテル マジェスティック”を舞台に描く『ホテル マジェスティック〜戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛〜』の製作記者会見が開催された。

初舞台にして初主演を務める玉木宏ほか出演者のめんめん、脚本の樫田正剛、演出の星田良子が意気込みを語った。

玉木宏 戦場カメラマン・澤田教一
2013年はヘビ年ですが、澤田さんが初めてベトナムに足を踏み入れたのも48年前のヘビ年。そんな縁も感じながら、しっかりと演じたいと思っています。僕自身、趣味でカメラをやっているのが共通項なので、澤田さんがどのような想いで戦場の第一線で写真を撮られていたのかを探っている最中です。澤田さんはもともと、展覧会に出す写真を撮りたいとカメラマンになられたそう。最初から良知良能の方ではなかったかもしれませんが、そこが人間らしいと思います。彼が前人未到の領域で、いい写真を撮ろうとするのを支えた妻のサタさん、仲間や上司の姿が見事に描かれた人間ドラマ。必ずや見応えがある作品になると思います。

酒井美紀 教一の妻・澤田サタ
この舞台が決まり、資料などを読ませていただき、サタさんの強さに心が震えました。夫の仕事や気持ちを尊重する潔い覚悟が、同じ女性としてものすごく強くて輝かしく見えましたね。年上の奥さんということで、夫を大きな懐で包み込むような女性でもあると思います。ベトナム戦争というテーマではありますが、純粋な家族に対する想いなども十分表現できるよう頑張りたいです。

徳山秀典 アメリカ永住権取得を夢見る、アメリカ軍傭兵・湯川春生
傭兵には怖いというイメージがありますが、部隊に入る裏側には、いろいろと知られていない部分があるはず。湯川春生という男がそこに至ったにはどんな理由があったのかを表現できればと思います。ちなみに傭兵には、シルヴェスター・スタローンのランボーというイメージもありますね(笑)。

秋山真太郎 教一の中学、高校時代の同級生で商社マン・中嶋謙三
僕は長崎出身で、祖父・祖母が被爆していまして、よく、おばあちゃんから当時の話を聴かされていました。今回、直接的な戦闘シーンとかはあまりないと思いますが、澤田とのやり取りを通じて、戦争の悲惨さなどを伝えられればと思います。

紫吹淳 教一と同じ戦場カメラマン・平良かおる
台本読ませていただいたところ、私の役はとても正義感のある、どちらかというと男っぽい役。宝塚時代の男役の部分が役に立つのかな?と思ったり。でもそこにあまり重きを置いてしまうと男になってしまうので(笑)、気を付けて頑張りたいです。お恥ずかしながら、先日お亡くなりになられた女性ジャーナリスト山本美香さんを知るまで、女性で戦場に行かれている方がいることを知りませんでした。私自身はカメラを持つことも初めてですが、舞台に立たせていただくことによって少しでも彼女の気持ちを想像し、その重いを伝えられたらいいなと思います。

別所哲也 教一が所属するUPI通信社のサイゴン支局員・大河内竜司
澤田教一を現地で迎える上司の大河内竜司を演じますが、名前の字面からして重々しい感じなので、時に重心を低く、そして時には軽やかに演じたいと思います。奇しくも1965年というのは私が生まれた年で、ベトナムで北爆が始まった年でもある。自分が生まれた年にアジアで起きていた戦争、戦争ジャーナリズム、戦場におけるカメラマンの気持ち、そこに日本人がなぜ、どうかかわっていたのか……などを伝えられたらと思います。『ミス・サイゴン』や『ヘアー』など、ベトナム戦争をテーマにしたミュージカルはいくつかやらせていただいてきましたが、今回はストレートプレイなので、せりふに込められた言霊をどう表現できるかが勝負。また、主演の玉木さんの初舞台・初主演にかかわれることも非常にうれしく思っています。

樫田正剛(脚本)
執筆するにあたり、澤田教一さんという実存する方を書くのがすごく難しかったです。これが“澤田教二”さんとかでしたら創作劇にできたんですけど、ご遺族もいらっしゃいますし、奥さんのサタさんは今87歳で、僕の母と同世代。戦時を生きたご年配の方たちも喜んでいただけるものにしたい、その想いだけで突き進みました。戦争の話ではありますが、すごく楽しい舞台になりますのでご期待ください。

星田良子(演出)
なぜ今、ベトナム戦争、なぜ今、澤田教一なのかがクエスチョンかもしれませんが、懐古主義的な話ではありません。今まさに日本でこの作品をやらなくてはいけないとういう信念のもとに澤田さんによみがえっていただき、彼が何をしようとしていたのかを探れれば、人間として一番大事な、根っこの温かい部分が見えてくるはず。そこを目指して、なぜ今やるかという問いに答えられる、熱くて感動的な舞台、そして記憶にも記録にも残る作品を目指したいと思います。

また会見の途中では、青森在住の澤田サタから、「澤田同様、カメラがお好きですてきな玉木宏さんに澤田教一を演じていただけることは、本人も本当に喜んでいることと思います。また私の役を、お美しい酒井美紀さんに演じていただけることは、私自身、心苦しく思っております。すてきな共演者さまとともにどのような舞台になるのか、本当に楽しみにしております。この舞台の成功を青森から祈っております」というメッセージが紹介される場面も。これに対し玉木は「身が引き締まる想いです。ぜひ観ていただきたいですね」、坂井は「うれしいです。なおさら、この舞台をサタさんに、そしてたくさんの方々に観ていただいて、喜んでいただける舞台にしなければと思いました」とコメントした。

インフォメーション

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