三谷幸喜作・演出&野田秀樹主演『おのれナポレオン』制作発表会 - 2013年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『おのれナポレオン』会見 左から三谷幸喜(作・演出)、天海祐希、野田秀樹、内野聖陽、山本耕史

▲ 左から三谷幸喜(作・演出)、天海祐希、野田秀樹、内野聖陽、山本耕史

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三谷幸喜作・演出、野田秀樹主演の話題作『おのれナポレオン』の制作発表会が23日東京芸術劇場にて行われ、三谷、野田ほか、共演の天海祐希、山本耕史、内野聖陽が出席した。

2009年に同劇場の芸術監督に就任した野田が、三谷に協力を求め実現した企画。これまで三谷脚本の大河ドラマ「新選組!」に、野田が出演した縁はあったが、舞台で二人がタッグを組むのは初となる。今回は、セントヘレナ島に島流しとなった英雄・ナポレオンの死をめぐる物語が描かれる。

今回のタッグにあたり、三谷は「(演劇界の)“二大○○”みたいな書かれ方をされていますが、とんでもない。僕にとって野田さんは学生のころからのあこがれの大先輩」とコメント。一方、自らが作・演出を務める舞台以外への出演がほぼないという野田は、「(演出を受けて)いままで知らなかった役者の気持ちを思い知るんだろうという気持ち。この年でこういう場をいただき感謝しています」と話した。

主なコメントは以下の通り。

■三谷幸喜(作・演出)
NHK大河ドラマ「新選組!」では僕のリクエストで野田さんに勝海舟役を演じていただいたのですが、その時から僕は、役者・野田秀樹にすごく魅力を感じていて。野田さんを役者として、僕の書いたホンで、舞台で動かしてみたいなという思いがありました。国定忠治や西郷隆盛やダ・ヴィンチなども考えて、やっと行き着いたのがナポレオン。僕のイメージしている野田さんとナポレオンって共通点があって……若干こじんまりされていて、せっかちで、ものを食べる時にやたらこぼす(笑)。野田さんを中心に、野田さんと誰がラブシーンを演じたら面白いか、って考えたら、もう天海さんしかいないなと(一同笑)。で、内野さん、山本さん、今井(朋彦)さん浅利(陽介)さん、とにかく野田さんとからんで面白い方を集めていただいて。(今回は)ナポレオンはもしかしたら殺されたんじゃないかという話で、何人か容疑者がいます。ナポレオンを監視下においていたハドソン・ロウ提督に内野さん、ナポレオンの面倒を見ながら実は遺産を狙っていたのではないかというモントロン伯爵夫妻に、山本さんと天海さん。もうこの場で言いますけど、(物語の中で)ナポレオンは殺されていて、犯人はこの中にいます。僕じゃないですよ(一同笑)。

■野田秀樹 ナポレオン役
台本の3分の1を読ませていただきましたが、明らかにあて書きだと思いました。三谷さんが私を今までどう見ていたのか、しみじみと実感し、申し訳なかったなと(笑)。きっと嫌な思いをさせたんじゃないかと。それぐらい、ちゃんと嫌なやつとして描かれていて、やりがいのある役。“偉くなり過ぎて、周りに言う奴がいなくなっちゃってんだよ”というようなせりふがあって、自分はそういうイメージなのかと(一同笑)。反省するところがいっぱいあります。でも、楽しみにしています。

■天海祐希 アルヴィーヌ役
三谷さんの舞台ということで、後先考えずに「出たい!」と。後からこの素晴らしい方々とご一緒だと伺って、うれしいなと思った反面、こんなすごい人たちの中で足引っ張ったらどうしようと、恐怖がふつふつとわいてきております。いただいた3分の1の台本を読ませていただいたら、すごくモノローグが長かったですね(笑)。今から覚えておかなければと思っている毎日です。これまで野田さんと三谷さんの舞台にそれぞれ立たせていただきましたが、今度は野田さんがご出演、三谷さん作・演出の舞台ということで、違った方向から私自身も楽しめるのではと。本当は(客席から)観たかったですね。でも観たら観たで、「何で私客席にいるんだろう」と悔しくなったと思うので、ジレンマです(笑)。

■山本耕史 モントロン伯爵役
僕は三谷さんの作品では、2000年に『オケピ!』を最初にやらせていただいて。野田さんとは「新選組!」で、天海さん、内野さんとも映像で共演させていただいているのですが、今回は舞台ということで。自分がここにいられるのが幸せであり光栄です。どんな作品になるかとわくわくしながら、ちょっとまだホンは読んでないんですけど(一同笑)。さっきそんな話を野田さんにしたら、「一カ月じゃ覚えられないからお前読んだ方がいいよ」と言われたんで、早急に読もうかなと思います。天海さんもおっしゃいましたが、自分でこれを観られないのが残念なような、自分が悔しくなるような作品にしたいと思います。

■内野聖陽 ハドソン・ロウ役
私の役は、ナポレオンを徹底的にいじめ抜く、ねじくれた感じの人。尊敬しているのに妬んでいる、好きなのに嫌い、と、アンビバレンツな気持ちを内包している男で、そこが役者として(演じるのが)面白いところだなと。野田さんは客席で観ていた、雲の上のような方。三谷さんが手掛けた作品では、ドラマ「わが家の歴史」で将棋さしの役をさせていただいたのですが、現場ではお会いしていない。お二方と闘う現場ではお会いしていないので、今回すごく楽しみです。ホンを読んでいると野田ナポレオンに会った時に、ハドソン・ロウの期待が崩れ落ちる音……“がちょーん”とか“がびーん”とかが聞こえてくるので(笑)、そんな愛くるしいハドソン・ロウになったらいいなと思っています。

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