名作ミュージカルが新生 『マイ・フェア・レディ』製作発表会 - 2013年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『マイ・フェア・レディ』製作発表会1 左から松尾貴史、田山涼成、霧矢大夢、真飛聖、寺脇康文、江波杏子

▲ 左から松尾貴史、田山涼成、霧矢大夢、真飛聖、寺脇康文、江波杏子

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日本人が日本語で上演した初のブロードウェイ・ミュージカルとして知られる、名作『マイ・フェア・レディ』。1963年の日本初演以来、時代を代表する名女優たちが主演してきた同作が、日本初演50周年に当たり、新キャスト・新演出で生まれ変わる。21日に行われた製作発表には、主演の霧矢大夢と真飛聖(Wキャスト)、寺脇康文、田山涼成、松尾貴史、江波杏子が出席した。

舞台はロンドンの下町。花売り娘のイライザは、ひょんなことから、言語学者・ヒギンズ教授に、美しい言葉遣いと礼儀作法を教わることになる。やがてイライザは見事、貴婦人へと変貌を遂げるが、教授にとって自分は研究対象にしかすぎないと気付き、彼のもとを去ってしまう……。

主演を務める霧矢大夢と真飛聖は、共に元宝塚歌劇団男役トップ。霧矢は歌劇団の退団公演中に出演オファーを受け、出演を決めるまでに3カ月を要したと言い、「大好きな作品。ただ(映画を、男役の研究のために)ヒギンズにフォーカスを当てて見ていたので、イライザのほうに自分を置き換えるのがまだ難しい(笑)」とコメント。その上で、「稽古を重ねて、皆さんに楽しんでいただけるようなイライザをつくり上げていきたい」と意気込みを表した。対する真飛は、歌劇団を退団した際に、ミュージカルには一度ピリオドを打った心持ちだったというが、「偉大な作品というイメージを持ちながらも、漠然と『マイ・フェア・レディ』に出たいという思いを抱いていた。思いは願っていればかなうんなだと感じた」と、感慨深げに話した。

また、会見には出席しなかったが、新たに翻訳・訳詞・演出を手掛けるG2からもコメントが寄せられ、「主人公・イライザをより“等身大”に描くことで、さらに現代の日本人の心情に訴える、より心に染みいる作品としてリメイクではなくリボーン(再誕生)させようと目論んでいます」と、名作に挑む意気込みが語られた。

主なコメントは以下の通り。

『マイ・フェア・レディ』製作発表会 左から霧矢大夢、寺脇康文、真飛聖

▲ 左から霧矢大夢、寺脇康文、真飛聖

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霧矢大夢 イライザ役
イライザ役が発表されて、周りの方々から大きな反響をいただき、それほどこの作品が皆さまに愛されているのだとあらためて実感いたしました。50年という歳月をかけて、大切に大切に上演され続けてきたこの『マイ・フェア・レディ』。新しく生まれ変わりますが、私も昨年宝塚を退団し、初めてのミュージカル作品ということで、新たなキャリアがスタートいたします。新しく生まれ変わる作品の勢いに乗りまして、私らしく……。先ほど(司会から「下町の花売り娘から見違えるような麗しき貴婦人へと変貌を遂げるイライザ」と)大変プレッシャーのかかるお言葉をいただきましたが、花売り娘から麗しい貴婦人になっていく過程や、(共演の)皆さまとの楽しいお芝居を、お届けできたらといいなと思っております。

真飛聖 イライザ役
日本初演から50年という記念すべき年に、新しい『マイ・フェア・レディ』に出演することができて、本当に幸せな思いと同時に、たくさんの重みも感じております。ですがやはり、宝塚時代もそうでしたが、ミュージカルには、演じる側も観ていただくお客さまにも、心がウキウキするような楽しい時間を過ごせる世界観があります。今回新たなメンバーで、新しい『マイ・フェア・レディ』を皆さまに観ていただけるように、精一杯、楽しみながら、つくり上げてまいりますので、楽しみになさっていてください。誰もが知っている作品で、代々演じられた方々もたくさんいらっしゃるので、その大きさは計り知れないものがあるのですが、それを考えたらできないので(笑)。それはちょっと置いておき、自分なりに精一杯務めてまいりたいと思っております。

寺脇康文 ヒギンズ教授役
名作、大作と呼ばれる作品は数多くございますけども、2年前に私は『風と共に去りぬ』のレット・バトラーをやらせていただきました。そして今回、この大作。大作、名作というものは、やはりそれまで携わってきたキャスト、スタッフの方々のご苦労と努力と、いろんなものが、もちろん大きくあるわけですけど、作品自体の面白さがまずあります。その面白さに乗っかりまして、このニューメンバーで、2013年版の『マイ・フェア・レディ』をつくり上げてみたいと思っています。観ていただいた方に元気になっていただけるような、そんな作品に、頑張ってしていきたいと思います。

田山涼成 ピッカリング大佐役
私は50年前には12歳で、すでに児童劇団に入っておりました。そのころから、私の中で「やってはいけないもの」の一つに翻訳劇がありました。自分の顔を鏡で見ましても、どうしても外国人になれない顔。それで子どもの時からそのように決めておりましたが、世の中何が起こるか分かりません(笑)。私がピッカリングでございます! このプレッシャーが大きく肩に乗っかっておりますが、ここは楽しくさせていただきたいと。そのような大きな夢を持って臨んでおります。

松尾貴史 ドゥーリトル役
僕は田山さんと違って、翻訳劇と言うよりも、ミュージカルは絶対手を出しちゃいけないだろうと思っていました。ミュージカルだけは絶対に自分にはできない、なんで感極まって急に歌い出すのかと、ずっと疑問があって。「酔っ払いが歌うんだったらいいけどね」と昔から言ってたんですが、そしたら酔っぱらって歌う役だったんです。断る理由がなくなってしまったという(笑)。豪華絢爛な衣裳ぞろいですが、(掃除夫役の)僕だけ場違いで世界がぜんぜん違う。それはともかく、皆さまにご迷惑をおかけしながらも、ニッチ的なところで何かお役に立てればなという気持ちで、足を引っ張らないようにやっていこうと思います。

江波杏子 ヒギンズ夫人役
ヒギンズ教授の母役でお話をいただいたんですけど、このような大名作。ここに立っただけで、今からワクワクしております。そして、このような新鮮な共演者とご一緒させていただけるので、いっぱいパワーをいただいて、大きな愛に満ちた母を、頑張ってつくっていきたいと思います。

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