市川染五郎、片岡愛之助、中村勘九郎、中村七之助らが登場 『明治座五月花形歌舞伎』記者会見 - 2013年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
『明治座五月花形歌舞伎』記者会見 左から中村七之助、片岡愛之助、市川染五郎、中村勘九郎

▲ 左から中村七之助、片岡愛之助、市川染五郎、中村勘九郎

拡大する

市川染五郎、片岡愛之助、中村勘九郎、中村七之助ら、次代を担う花形が大役に挑む『明治座五月花形歌舞伎』の会見が、昼の部上演の『与話情浮名横櫛』の三幕「玄冶店」ゆかりの地と言われる人形町「玄冶店 濱田家」にて開かれた。年が近く、浅草などさまざまな花形公演で一緒になることが多い気の知れたメンバーだけに、お互いのコメントに合いの手を入れ、和気あいあい。息の合ったやりとりの中に気合いみなぎる製作発表となった。

昼の部は主従、そして親子の縁を劇的に描く『実盛物語』に勘太郎と七之助、“しがねぇ恋の情けが仇”の名ぜりふでも知られる与三郎とお富の物語『与話情〜』に染五郎と七之助が出演。夜の部は将軍慶喜の葛藤する姿を真山青果が描いた『将軍江戸を去る』に初役の染五郎、女方舞踊の名作『藤娘』に七之助、本水に立ち廻りに宙乗りというダイナミックな『鯉つかみ』に愛之助が出演する。時代物あり、舞踊あり、新歌舞伎あり。歌舞伎の醍醐味が詰まった演目がそろう。

恋のおウワサが飛び交う愛之助に報道陣から質問が殺到し、横から勘九郎が「何に出られるんですっけ?」と質問。愛之助が開き直って「『鯉(恋)つかみ』です……!」と答えてオチをつけるなど、チームワーク抜群の座組で挑む花形歌舞伎、初夏、必見の舞台となりそうだ。

『明治座五月花形歌舞伎』記者会見2 左から中村七之助、片岡愛之助、市川染五郎、中村勘九郎

▲ 4人は息の合ったやり取りを見せ、和気あいあいとした雰囲気の会見となった

拡大する

■市川染五郎
初めて参加させていただいたのがおととし、明治座で歌舞伎公演が16年ぶりに復活するという公演でした。その後も続いていくようにと願って懸命に演じたので、今回、また呼んでいただけるのは大変うれしいです。与三郎は3度目の挑戦。こんなことをわざわざ言う必要もないのですが、とにかく、前よりもずっと衣裳が高いです(笑)。『将軍江戸を去る』はあこがれていた役ですし、若いうちにつとめたいと願っていた役です。血がにじんでいるような言葉の力強さ、エネルギーを感じていただきたい。アツいアツいひと月になるように、新しい歌舞伎座の向こうを張って頑張りたいと思っております。

■片岡愛之助
歌舞伎で明治座の舞台に立つのは初めてです。皆さんの足を引っ張らないように頑張りたいと思います。『鯉つかみ』は昨年、永楽館で上演したことがありまして、2回目。宙乗りもあります(ここで、染五郎が「へー!」と合いの手、片岡愛之助が「へーでしょ!」と返答)。本水で思う存分暴れたいと思っています。

■中村勘九郎
明治座はお客さまに声が届きやすく、とても歌舞伎をしやすい小屋です。実は『実盛物語』は父が初役の際、(市村)羽左衛門のおじさまに習うのを見ていた記憶が残っていますし、また自分の初役の時、父に声の出し方から厳しく教えてもらった思い出深い役。古典の時代物の中にファンタジー要素もある演目です。今回『与話情浮名横櫛』は赤間別荘の場を上演するのですが、大賛成! 続く玄冶店の場が分かりやすくなると思います。『将軍江戸を去る』は、一つひとつ胸に刺さるせりふを届けたいです。

■中村七之助
おととし、2役早替わりで演じた『牡丹燈籠』は、「暗いから顔の色を変えなくてもいけるかな?」という場面があったんですが、隣の方(染五郎)が決死の形相で顔を白くしたり茶色くしたりされているのを見て、「自分もやらないとダメだ!」と勉強になった、思い出深い演目です。『与話情浮名横櫛』(与三郎とお互いに一目ぼれする)見染の場のお富は、技術ではなく風情。「世界一自分がきれい」と思って出ていくだけです。初役の時、市川猿之助さん(当時亀治郎)が前に雪姫で出てらしたんですが、僕が「世界一きれいです!」と送り、次に僕がお富で出る時に猿之助さんが「たかちゃん(七之助の本名)、めちゃめちゃきれいだよ!」とお互いに毎日ほめ合った思い出があります(笑)。

インフォメーション

『明治座五月花形歌舞伎』

【キャスト】市川染五郎/片岡愛之助/中村勘九郎/中村七之助 ほか

2013年5月3日(金・祝)〜27日(月)
・会場=明治座
・一般前売=3月28日(木)開始
・料金=一等席12,600円/二等席8,400円/三等A席5,250円/三等B席3,150円

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/5132