窪塚洋介主演&宮本亜門演出『iSAMU』製作発表会 - 2013年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『iSAMU』会見1 左から宮本亜門、小島聖、窪塚洋介、美波、ジュリー・ドレフュス

▲ 左から宮本亜門、小島聖、窪塚洋介、美波、ジュリー・ドレフュス

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“地球を彫刻した男”と称される現代彫刻家イサム・ノグチ。彼を題材とした、宮本亜門演出の舞台『iSAMU〜20世紀を生きた芸術家 イサム・ノグチをめぐる3つの物語』が、今夏上演される。この公演に先立ち、イサムが制作した石庭「天国」がある草月会館にて製作発表会が行われた。

本作は、波乱万丈の人生を歩んだイサムの人生のいくつかの断片と、現代のニューヨークで、彼の作品に触れる人びととの物語を交錯させながら、イサムの人物像とその芸術の根底に流れる原泉を探るもの。

イサム役に迎えるのは、宮本とは初顔合わせとなる窪塚洋介。そのほか、イサムの母・レオニー役をジュリー・ドレフュスが、李香蘭の名で知られた女優で、イサムの妻となる山口淑子役を美波が務める。そして、現代のニューヨークでイサムの作品「レッドキューブ」と出会う女性役に小島聖が挑む。

■宮本亜門
イサムが(作品を)残した草月会館で会見ができることを光栄に思います。僕とイサムの出会いは、01年に香川県のイサム・ノグチ庭園美術館を訪れた時です。作品を見て、細部に至るものづくりのパワーを感じて、彼が好きになりました。それで、彼の舞台をつくりたいと思ったんです。私がやっているのは舞台芸術ですが、イサムのやっている美術は、ずっと形としてそこに残るもの。その“残る”ということにジェラシーを感じることもありますが、そのものをつくる人の気持ちが知りたくなったんです。“人の心を変えたい”というのは演劇に近い。今回のこの舞台を通じて、イサムが名声やお金を目的にするのではなく、表現し続けたパッションを知っていただけたらと思います。
窪塚君はとてもピュアな人。今回、僕は彼と一緒にどこまでもジャンプしたいと思っています(笑)。彼はとてもピュアで、彼ほどいろいろなことをスポンジみたいに吸収して誠実に対応する俳優は珍しい。また彼は目の中に炎を持っています。イサムは非常にクリエーティブで好き嫌いが非常にハッキリしていた。そんな彼に窪塚君のピュアさや純粋さは、とても合っていると思う。

■窪塚洋介
僕は高校生の時にファッション誌でイサム・ノグチという名前を見て、存在を知りました。34歳になってこういう縁でかかわることがあるんだなと思います。いろいろとイサムと親交のあった関係者の方や作品に触れて、今、イサムに近づいている状態。今回の舞台で、観客の皆さんとイサムの橋渡しになりたいと思っています。イサム・ノグチをなぞるのではなく、彼が見ようとした景色、見ていた景色を、僕が見ることが一番必要なこと。イサムに会ったことがある人がたくさん残っている中で演じるのはとてもプレッシャーがあります。今まで自分が考えたことや感じたことをぶつけていかないとできない役なので、毎日脂汗をかきながら頑張っています。

■美波
イサムと淑子さんは、お互いにすごいコンプレックスを持っていて。私の想像を超えた人生を歩んできた2人が惹かれ合った時、心にズドンとくるものがありました。大変な過去があったぶん、淑子さんがイサムと一緒になったのが必然だったのだと、稽古をしていると日々感じています。最初は淑子さんの映像を見て、鏡の前で動きをまね似したりしていたけど、今は、イサムといた必然性や大切な部分を表現しないとダメだと思い、日々稽古しています。

■ジュリー・ドレフュス
レオニーという役を与えてくれた亜門さんに感謝しています。毎日のように新しく良い意味で変わっていって……幼いイサムが成長するように私たちの考え方も変わっていく、そんな楽しい稽古です。今は、亜門さんがいろいろなアイデアを持って、いろいろと実験している段階。実際2人の中に何があるかは分からないから、残っているレオニーの手紙やイサムの母にかんするインタビュー、脚本家や亜門さんのアイデアなど、いろいろミックスしています。とても面白いです。

■小島聖
これまでイサム・ノグチの作品は、私の身近にありましたが、イサム自身のことはあまり知らずに生きてきたので、この作品を通してイサムを身近に感じていけたらと思います。今回の舞台では、3つのストーリーが交差します。この間、初めて通し稽古をした時、私の役はずっと舞台上にいるのですが、それぞれの役のエネルギーをすべて受け止めてこの役は存在するのだと感じました。

インフォメーション

■神奈川公演

2013年8月15日(木)〜18日(日)
・会場=KAAT 神奈川芸術劇場 ホール



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