豊島区テラヤマプロジェクト第2弾『無頼漢』製作発表会 - 2013年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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豊島区テラヤマプロジェクト『無頼漢』製作発表会 1 下段左から高野之夫(豊島区長)、流山児祥(演出)、中津留章仁(脚本)、上妻宏光(音楽)、上段左から塩野谷正幸、山本亨、五島三四郎、田川可奈美、三ツ矢雄二

▲ 下段左から高野之夫(豊島区長)、流山児祥(演出)、中津留章仁(脚本)、上妻宏光(音楽)、上段左から塩野谷正幸、山本亨、五島三四郎、田川可奈美、三ツ矢雄二

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11・12月に豊島公会堂で上演されるテラヤマ☆歌舞伎『無頼漢−ならずもの−』の製作発表会が、23日に行われた。

本作は、豊島区と、としま未来文化財団、流山児★事務所が手を組んで、寺山修司の作品を3年にわたり連続上演する企画「テラヤマプロジェクト」の第2弾。河竹黙阿弥の歌舞伎を、寺山修司が篠田正浩監督と組み映画化した「無頼漢」の原作シナリオをもとに、中津留章仁が新たな視点で書き下ろす青春群像劇だ。

昨年の第1弾公演『地球☆空洞説』と同じく、公演は会場の目の前にある中池袋公園から始まる。演出を手掛ける流山児祥は「寺山さんがやりたかったのは、街のど真ん中で、劇場に安住しない演劇だったのではと考えました。今回は、さらに公園で立ち回りもやろうかと考えてます」と明かした。

また、60年の歴史を持つ豊島公会堂を「池袋の人たちみんなが集まれる場所で、人間のぬくもりが残る場所」と話し、「この公演ができることを豊島区に感謝し、このような試みが日本中で起これば、劇場が冷たい場所になりつつある状況を少しは壊せると思います」と力強く語った。

■高野之夫(豊島区長)
池袋は、ほかの街と違ってなんでも受け入れられる街だと思っています。安全安心はもちろん、若い人も高齢者も、なんでも飲み込めるような。よく池袋の街はごちゃごちゃしていると言われますが、私はそれでもいいと、文化というものはそういうところから生まれるのではと思っています。流山児さんには、池袋の地の利を生かした、池袋でないとできないような、ものをぜひやっていただきたい。

■流山児祥(演出)
天保十三年の水野忠邦による改革で、いろいろなものが抑圧される時代を背景に、ならずものたちが反乱を起こすという物語です。でも難しい芝居ではなく、シンプルな歌舞伎の勧善懲悪を引き継いで、黙阿弥の言葉も、寺山さんの言葉も、中津留くんの言葉も、織り込んだ芝居になると思います。そして随所に、歌と踊り、殺陣があって、演劇の醍醐味を全部詰め込んだ作品に仕上げるつもりです。
僕たちは、いろいろな場所でいろいろな年齢層の人たちと演劇をやってきました。劇団員やオーディション・キャスト、シニア・ワークショップ参加者など46人もの役者が登場しますが、僕は46人のドラマをつくりたい。集団の演劇が大好きな人間ですから、そういう芝居をつくり上げたいと思っています。

■中津留章仁(脚本)
寺山修司さんの原作のもととなったのは、河竹黙阿弥の『天衣紛上野初花』で、江戸末期、天保の時代の騒動を描きます。水野忠邦が幕政をしていた時代で、幕府の体制側と、長屋に住む反体制側の人たちとの対立などを中心に脚色させていただきました。時代劇ですが、なるべく今の時代の人たちにもリンクできるような脚色ができないかと考えまして、いろいろと私なりに工夫を凝らしています。どうぞ楽しみにしてください。

■上妻宏光(音楽)
舞台音楽はあまり経験がないのですが、なんとか頑張って制作しました。三味線弾きがこういうものをつくるのだなと、楽しんでいただければ。またこの歴史ある場所で、自分の音楽が鳴るというのが楽しみです。

■山本亨
激しく熱いものにできれば。演劇は、堅苦しいものではなくて、お客さんと一緒につくるものだと思ってますので、気軽にみんなが楽しめる、“終わりのない祭り”をやってみたいと思います。

■塩野谷正幸
皆さんの持つ、水野忠邦という人のイメージはほとんど一つかと思いますが、今回の舞台では、もう一つの一面を出せれればと思いますし、ちょっと自信もありますのでよろしくお願いします。

■五島三四郎
舞台上で人間ドラマを表現できればと思います。まだ2年目のペーペーですので、胸を借りて頑張りたいです。

■田川可奈美
池袋は、すごくいろいろな人たちが行き交っていて、それが混沌としたエネルギーになっていると感じました。この劇場にもそれが感じられます。今度の芝居で私もそのエネルギーをつくりだして、観客の皆さんを巻き込んで、何かすごい楽しいお祭を体験できるような舞台にできたらと思っています。

■三ツ矢雄二
この歴史のある、人の匂いの染み付いた劇場で、新しい歌舞伎を演じるということに非常にワクワクしております。私は、主人公の母親役で女役。作品のいいアクセントになって、笑いを取って、ほっこりするシーンがつくれたら。小さなお子さんからお年寄りまで幅広い年齢の方、そして、男性・女性・グレーゾーンの方まで、幅広い性別の方にも楽しめる舞台だと思います。

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