三島由紀夫×宮本亜門×柳楽優弥『金閣寺』会見キャストコメントが到着 - 2014年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『金閣寺』会見 左から宮本亜門、水橋研二、柳楽優弥、水田航生、市川由衣

▲ 左から宮本亜門、水橋研二、柳楽優弥、水田航生、市川由衣

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今春上演される宮本亜門演出の舞台『金閣寺』の稽古が、25日に都内の稽古場でスタートし、キャスト・スタッフがそろっての顔合わせと会見が行なわれた。

三島由紀夫の名作小説を舞台化し、11年に初演された本作。再演となる今回の主演を務めるのは、柳楽優弥。生来の吃音から疎外感に悩まされ育った主人公・溝口を演じる。

そのほか、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木役に水橋研二、溝口とは寺の同朋で明るさの裏で自死を選ぶ鶴川役に水田航生、溝口の初恋の相手・有為子役と、その有為子に存在を重ねるお花の師匠役に市川由衣がそれぞれ挑む。

会見でのコメントは以下の通り。

■柳楽優弥
「僕の内界と外界との間の扉にカギがあり、うまく開いたためしがない。それどころか、そのカギは、さび付いてしまっているのだ」という一節に表れる、溝口の心の変化を精いっぱい演じていきたいと思います。初舞台は『海辺のカフカ』で蜷川幸雄さんの演出だったので、演出家の方は皆、怖いという印象だったのですが、取材時にライターさんたちから亜門さんは優しいと聞いて、優しい演出家の方もいるんだと思いました(笑)。亜門さんを信じて稽古に励んでいきます。寺の坊主の役なので、役づくりのために、京都の宝泉寺に修行に行きました。座禅をしたり、太極拳をしたり、すごく緊張しました。今は、一番声のことを意識しています。映画で声が小さいと言われるので(苦笑)。ですので、全力で挑もうと思います! 髪型は、今以上にスッキリします! 坊主にします!

■宮本亜門
今回は、単なる再演ではなく、新しい役者さんもたくさん加わっていますし、自分にしかできない『金閣寺』を一緒につくり上げていきたいと思います。初演時に比べると、それぞれ役の実年齢に近い方がそろっています。『金閣寺』は、テーマがとても深く、時期や自分の置かれている立場によって、見方が変わりますので、自分自身を見つめ直す機会となりうる作品だと思います。3年前とは情勢が変わっていまし、“自分という人間は何ぞや”“日本とは何ぞや”ということを、いま一度、感じ取っていただければ。柳楽さんは、非常に面白い役者さんです。溝口を演じるには、溝口に共鳴できるかどうかが重要なんですが、柳楽さんは溝口が好きなんだと聞きました。『海辺のカフカ』も観て思いましたが、柳楽さんにはそこに“存在”できる力がある。舞台では、その“存在”できる力が大切なんだと思います。

インフォメーション

『金閣寺 −The Temple of the Golden Pavilion−』

【スタッフ】原作=三島由紀夫 原作翻案=セルジュ・ラモット 脚本=伊藤ちひろ/宮本亜門 演出=宮本亜門
【キャスト】柳楽優弥/水橋研ニ/水田航生/市川由衣/高橋長英/大西多摩恵/花王おさむ/山川冬樹/磯部勉/大駱駝艦(村松卓矢、湯山大一郎、若羽幸平、橋本まつり、小林優太、宮本正也)/岡田あがさ/天正彩

2014年4月5日(土)〜19日(土)
・会場=赤坂ACTシアター
・一般前売=3月1日(土)開始
・料金=全席指定S席8,500円/A席6,000円/U-25チケット4,500円

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