多ジャンルのキャストが集結 SHOW-ismシリーズ第7弾『ピトレスク』製作発表会 - 2014年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ピトレスク』会見 1 後列左から小林香(演出)、JKim、舘形比呂一、彩輝なお、風花舞、前列左から岡本知高、クミコ、中川晃教、保坂知寿

▲ 後列左から小林香(作・演出)、JKim、舘形比呂一、彩輝なお、風花舞、前列左から岡本知高、クミコ、中川晃教、保坂知寿

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『ピトレスク』会見 12

▲ 当日は、一部シーンの稽古の様子も公開された

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ミュージカル俳優たちが共演する「SHOW-ism」シリーズの最新第7弾公演『ピトレスク』の製作発表会が、3月の公演に先立って都内の稽古場にて行なわれた。

物語の舞台は、1942年のドイツ占領下のパリ。ドイツ軍に閉鎖されてしまったキャバレーで働いていた人びとは、とある地下キャバレーに集まっていた。ある日、閉鎖されたキャバレーが、名前も精神もナチス流にリニューアルされて再開するという知らせが入り、メンバーたちはそのステージに出演することになる。出演時間は7分間。客席はドイツ関係者ばかりだが、彼らはそこで歌うことで、とんでもないレジスタンスを企てていた……。

毎回さまざまな趣向で送る同シリーズ。今回は、彩輝なお、JKim、風花舞、保坂知寿らミュージカルで活躍する面々に加え、シンガーのクミコ、ダンサーの舘形比呂一、男性ソプラノ歌手の岡本知高も登場。ミュージカル、シャンソン、キャバレーソング、オペラ、ダンスなどの要素を散りばめたバラエティー豊かなステージを送る。

■小林香(作・演出)
今回は、日比谷というたくさんの人に声が届くメジャーな場所で、マイノリティーを扱う作品をつくろうと考えました。最近、約束を守ろうとする意思、命の重さや尊厳とか、いろいろなものが軽くなってきているような気がしていまして、それが他人に不自由を強いる、ということにつながるのではないのかと。それに対して、声を上げる人たちの物語をつくろうと思いました。一般の市民たちが、他者への理解を得ることで、自分でも思いもよらなかった勇気ある行動に出るという物語になっています。キャストには、いろいろなバックボーンを持った方々に集まっていただきました。本編のように、稽古場でも、キャストがお互いを知るところから始まり、協力しあって作品をつくっているところです。この個性豊かな人たちが一体どういった作品を、キャバレーをつくり上げるのか楽しみにしていただけたらと思います。

■クミコ
マルゴーという名前が自分につく日が来るとは思ってもいませんでした(笑)。『レ・ミゼラブル』の初演の時に、稽古から逃げまくるという経歴を持つ女でして、今回は、きちんと決着をつけたいという心持ちでこのお話を受けました。今の時代には渋いネタで、ただ口当たりのいい作品ではないですが、後味には必ず勇気の残る作品になっています。

■中川晃教
この作品のオープニング・ナンバーと、物語の終盤でレジスタンスを起こすために上演する作品で使われる曲の2曲をつくっています。小林さんのビジョンを的確に音楽で表現し、共演者の皆さんのカラーがピタッとはまって、唯一無二の音楽が生まれるようにと考えています。劇場に足を運ぶことで初めて得られる感動が、たくさん詰まった作品だと確信しています。この作品は、今までに見たことにないものをつくろうとしているんだと、お客さまに伝わるような作品にしたいと思います。

■岡本知高
オペラの舞台で活動していますが、今回はお芝居やせりふ、さらにダンスにも初挑戦で、120kgの巨体で、ドタバタと跳ね飛んでいます(笑)。こういう初挑戦をさせていただけるということは、神様と皆さんとのめぐり合いがくださった“ギフト”のように感じております。大変なんですけど、とっても楽しいんです。今回、オペラ歌手という殻は脱ぎます。キャストの一人として初めてミュージカルに参加させていただきます。一つ夢がかなうことがとてもうれしいです。

■彩輝なお
この時代のお芝居や物語には何度かかかわったことがありましたが、今回あらためて、抑圧される世の中について勉強しました。小林さんのホンは、抱えてきたものを乗り越えた時に、感じるものがそれぞれに違う、とても奥深い作品として描かれていると思います。フィクションではありますが、お客さまにじんわりといろいろなメッセージをお届けできたらなと思います。

■Jkim
私は小林香さんとは何回かSHOW-ismの舞台でご一緒していますが、いつも思うのは、すごく良い曲を選んで、すごく良い歌詞を書いてくださるということ。それを、表現できるようになるまでには、時間が掛かりますが、とてもすてきな共演者とスタッフの皆さんが優しく支えてくださいます。今回も、大好きな皆さんとご一緒するためにも、最後まで一生懸命頑張っていきたいと思います。

■風花舞
一つひとつのシーンをゆっくりつくっている段階ですが、役として場面に出ていても、皆さんが素晴らしくて、思わず役から自分に引き戻されてしまって、感動してしまうことがあります。観てくださったお客さまにも、絶対に何かのメッセージが残ると思います。観てよかったと思えるような作品をつくれるように、皆さんとともに頑張っていきたいと思います。

■舘形比呂一
今回は、異業種交流会のようで、稽古をやっていても「そうくるか」「こうきたか」ということがいっぱいあるんです。それがうまい形で化学反応を起こして、予想だにしない舞台ができたらいいなと、期待を持って参加しています。今回のテーマは確かに重いかもしれませんが、そういう重い空気感の中でやるからこそ、エンターテインメントのキラキラしたものとか、エッセンス、感動みたいなものがお客さんに伝わったらいいなと思います。

■保坂知寿
私はSHOW-ismは2本目で、1作目は稽古場が自由過ぎる人たちばかりで、サファリパークみたいな稽古場でしたが(笑)、今回はまた違う、動物たちが集まってきたみたいな(笑)。異種格闘技というか、いろいろな方たちが集まっているんですが、そこがこの作品とリンクしています。今までとは違うことをやっている作品だと思うので、自分たちもこの作品がどういうふうにできあがっていくのか楽しみです。それをお客さまがどう見て、どんな反応が起きるのかも楽しみです。

この記事の写真

  • 『ピトレスク』会見 1 後列左から小林香(演出)、J Kim、舘形比呂一、彩輝なお、風花舞、前列左から岡本知高、クミコ、中川晃教、保坂知寿
  • 『ピトレスク』会見 2 クミコ
  • 『ピトレスク』会見 3 中川晃教
  • 『ピトレスク』会見 3 岡本知高
  • 『ピトレスク』会見 5 彩輝なお
  • 『ピトレスク』会見 6 J Kim
  • 『ピトレスク』会見 7 風花舞
  • 『ピトレスク』会見 8 舘形比呂一
  • 『ピトレスク』会見 9 保坂知寿
  • 『ピトレスク』会見 10
  • 『ピトレスク』会見 11
  • 『ピトレスク』会見 12

インフォメーション

SHOW-ism VII
『ピトレスク』

【スタッフ】作・演出=小林香
【キャスト】クミコ/岡本知高/彩輝なお/J Kim/風花舞/舘形比呂一/保坂知寿 ほか

2014年3月27日(木)〜4月3日(木)
・会場=シアタークリエ
・チケット発売中
・料金=全席指定9,500円

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