中村獅童&片桐仁ら出演 辻仁成脚本・演出『海峡の光』の稽古場レポートが到着 - 2014年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
『海峡の光』稽古場 1

拡大する

『海峡の光』稽古場 2

拡大する

撮影=阿部章仁

このほかの写真も見る

辻仁成脚本・演出、中村獅童主演の舞台『海峡の光』の稽古が、11日にスタートし、その稽古場レポートが到着した。

同公演は、辻が、芥川賞を受賞した自身の代表作を舞台化するもの。少年時代のいじめられっ子が刑務所の看守に、いじめっ子が受刑者となり、函館刑務所で再会するという物語を通して、人の心に潜む闇や、人生の暗部が描かれる。

受刑者・花井役を演じる獅童のほか、キャストには、看守・斉藤役の片桐仁をはじめ、村川絵梨、青木玄徳、曽世海司など、個性豊かな面々が集結。さらに、音楽には「LUNA SEA」「X JAPAN」のギタリストとして活躍するSUGIZOを迎える。

当日は、キャスト・スタッフが一同に会しての顔合わせから始まった。キャスト全員が紹介され、それぞれにあいさつを終えると、最後に辻が「1カ月の稽古ですが、皆さまよろしくお願いします。さっ、早速やりますか!」と、稽古をスタートさせた。

まずは辻が、キャスト全員と舞台スタッフに向けて、舞台装置の模型を見せつつ、自身の演出プランを説明。台本を順に追って、それぞれの役柄についても説明していく。

辻は「今回は、大きなセットを使ったりしないけれども、お客さんの頭が波頭に見えたり、客席がグランドに見えたりするような、光や映像、音を使って、最大限劇場を全部使ってやりたい。舞台上はシンプルだが、照明や役者の力で別の空間になる。独房と船上、現実と幻想が一瞬にして切り替わったり、刑務所という限られた、壁に囲まれた世界の中で、どれだけ観客の想像をかき立てることができるか。役者のみんなのリアクションとせりふ、言語の力で観客を引き込んでほしい。芝居力って言うのかな(笑)」と、キャストたちへの期待を言葉にした。

また、3年前の当日3月11日に、東日本大震災が起こった14:46には、辻の提案で黙祷するという一場面もあった。

その後、「今日はまだ動かなくていい。でも動きたい人は動いて」という辻の言葉から読み合わせへと入っていく。しかし、キャストたちは、次々と自分なりにつくってきた役を体で表現し、初日から気合いを見せていた。

そして辻は、小説執筆時に自身が調査した、刑務所にかんする知識も役者たちに伝えていく。函館刑務所は、空港の近く、また競輪場の隣にあり、飛行機の影や聞こえてくる競輪場の歓声の様子がどのようなものかを語り、また実際の刑務官や受刑者の口調を、辻自ら演じて見せたりたりしていた。

ホン読み後も立ち稽古が続き、終始和やかなムードで初日の稽古を終えた。

公演は、4月11日(金)より、よみうり大手町ホールにて開幕。終演後には、キャストによるアフタートークショーの実施も決定した。詳細は公式サイトを参照。

この記事の写真

  • 『海峡の光』稽古場 1
  • 『海峡の光』稽古場 2
  • 『海峡の光』稽古場 3
  • 『海峡の光』稽古場 4
  • 『海峡の光』稽古場 5
  • 『海峡の光』稽古場 6

インフォメーション

読売新聞社創刊140周年記念
『海峡の光』

【スタッフ】脚本・演出=辻仁成 音楽=SUGIZO
【キャスト】中村獅童/片桐仁/村川絵梨/青木玄徳/曽世海司/佐藤洋介/玉城裕規/前内孝文/俊藤光利/横山一敏/勝矢 ほか

2014年4月11日(金)〜29日(火・祝)
・会場=よみうり大手町ホール
・チケット発売中
・料金=全席指定7,800円

関連サイト

関連アイテム

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/6005