宮本亜門演出×柳楽優弥主演『金閣寺』 初日開幕直前のキャストコメントが到着 - 2014年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『金閣寺』初日キャストコメント

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宮本亜門演出の舞台『金閣寺』が、5日、赤坂ACTシアターで開幕。その初日公演を翌日に控えた4日に、囲み会見が行なわれた。

三島由紀夫の名作小説を舞台化し、11年に初演された本作。再演となる今回、主演を務めるのは柳楽優弥。生来の吃音から疎外感に悩まされ育った主人公・溝口を演じる。

そのほか、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木役に水橋研二、溝口とは寺の同朋で明るさの裏で自死を選ぶ鶴川役に水田航生、溝口の初恋の相手・有為子役と、その有為子に存在を重ねるお花の師匠役に市川由衣がそれぞれ挑む。

会見でのコメントは以下の通り。

■宮本亜門
『金閣寺』は、震災を経験した今の人たちにとっても「社会と自分」「時代と自分」など、時代の変換期の中で自分がどうあるべきかを考えるきっかけになる作品だと思います。新キャストの皆さんも怒とうの稽古をしました。今回は、特に溝口の内面の葛藤を露骨に表現していますし、それぞれの役が生で存在しているエネルギーが凝縮されています。今の時代だからこそ、エンターテインメント性も含めて、人間同士の語らいや人間のあり方など、劇場で感じていただきたいと思います。

■柳楽優弥
溝口役は難しいですが、亜門さんにも叱咤されながら、溝口に近づけたと思います。最初は吃音を意識していたけど、稽古を通して溝口の内面の感情を大事にしなきゃいけないと強く思うようになりました。取材の時に、ライターさんから「亜門さんは優しいから大丈夫」と言われていましたが、実際はすごく厳しかったです(笑)。京都のお寺に修行に行った時、同じ日に入山した方が、鶴川みたいな感じの方で、その方と接した時の気持ちを、水田さん演じる鶴川に重ねられるようになったので、この人と出会えて良かったと思いました。坊主頭にするのは2回目で、周りの人には「芝生みたい」と言われましたが、すごく楽で気に入ってます。個人的にはこのままでいたいですけど、「ほかの役ができなくなるでしょ」と言われてしまいました(笑)。皆さんに支えられて代表作にする気持ちで挑みたいと思います。

■水橋研二
柏木は「こんなに物事をハッキリ喋る人は現代にはいないんじゃないか?」と思うようなキャラクターで、最初は分からないことがいっぱいでしたが、台本を何度も読んで、亜門さんとも相談して、今は、柏木の言動・行動が面白くて仕方がないです。とうとう本番を迎えますが、まだまだできることがあると思っています。幕が開けても日々一歩ずつ成長できるように頑張ります。

■水田航生
鶴川は、溝口の光でいなきゃいけないと思っていましたが、無理に光であろうと考えずに、鶴川は鶴川として生きることで溝口を引き立てることができると思うので、鶴川として溝口と対峙しようと思うようになりました。今でも、いい悩みを持ち続け、お客さんの前では鶴川として生きたいと思います。一度だけでなく何度も来ていただいて、いろいろなものを感じてもらえればと思います。

■市川由衣
短い女性のシーンの中で、それぞれの生きざま、生き方、弱さを見せるために、稽古中にたくさん悩んだんですけど、亜門さんが実際にすべての役をやってみせてくれるので、それをヒントに溝口の心に残る女性を自分の中でつくってきました。本番が開けてもいろいろと変わっていくだろうし、自分の中でも発見がたくさんあると思います。14年版『金閣寺』、劇場で体感していただく舞台だと思いますので、早く皆さんに観てほしいです。

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