中村勘九郎&中村七之助&尾上松也出演 渋谷・コクーン歌舞伎『三人吉三』製作発表会 - 2014年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『三人吉三』会見 6 左から尾上松也、中村七之助、中村勘九郎、串田和美

▲ 左から尾上松也、中村七之助、中村勘九郎、串田和美

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6月6日(金)から上演される、渋谷・コクーン歌舞伎 第十四弾『三人吉三』の製作発表会が、都内の稽古場で行われた。

僧侶崩れの和尚吉三、振袖姿のお嬢吉三、浪人のお坊吉三。同じ“吉三”の名を持ち、義兄弟の血盃を交した3人の盗賊が、数奇な運命に翻弄されながらも、がむしゃらに生きる姿を描いた本作。94年からスタートし、今年で20周年を迎えたコクーン歌舞伎では、01年と07年に上演された演目だ。今回は、中村勘九郎、中村七之助、尾上松也ら若手を中心とした顔合わせで送る。

会見での主なコメントは以下の通り。

■串田和美(演出・美術)
コクーン歌舞伎で、3度目の『三人吉三』になります。僕の中の何かに対して「これをやっていいのだろうか?」「これは許されるのだろうか?」と、ずっと悩みながら手探りでやってきた20年でした。勘三郎さんも、稽古の大詰めには、怒鳴ったり、大騒ぎしたことがありました。今思えば、彼も自分の中にある何かと戦って、緊張していたんだなと思います。僕は、今回が第2期の、“新しいコクーン歌舞伎”の始まりと考えています。演出とか表現だけではない、コクーン歌舞伎という“試みの在り方”をもっと探していきたい。また今回は、ピーター・ブルックのもとで活躍した、笈田ヨシさんが参加しています。彼らをはじめ、現代劇の俳優たちも歌舞伎に出ることで、歌舞伎という題材がシェイクスピアやいろいろな古典劇のように、全然違うアプローチで、どこかの国でやってくれるようになったら面白いなと思ってます。楽しみにしてください。

■中村勘九郎
『三人吉三』は、とても思い出深い作品で、1回目に父たちが大げんかした話も覚えていますし、2回目でギターを使った時の「江戸時代にギターがあったら、歌舞伎役者はきっと使うだろう」という父の言葉も覚えています。また、今回は歌舞伎の下座音楽を一切使わないという……。(串田に)きましたね、ついに(笑)。こうやって「ついにきたな」と言えることに、自分自身驚いているし、挑戦を続けていかなければならないのだな感じています。歌舞伎の稽古では、これだけじっくりと本読みをすることがないので、その段階から、いろいろな試みができて楽しいですね。前回、前々回と、(中村勘三郎、中村福助、中村橋之助の)3人が本当にカッコ良かったので、あの空気感は絶対に出さなければならない。必死でやります。

■中村七之助
コクーン歌舞伎に初めて出たのが『三人吉三』で、その時は何もできなくて、共演者に「卑怯だよ」って、言われるくらい、監督(串田)がマンツーマンで指導してくれました。ただ歌舞伎の動作をするだけではない、役者としての一歩を踏み出したのが『三人吉三』でした。カーテンコールで、吉三3人のカッコ良さに鳥肌が立って、今はその一人をやれることのうれしさしかないのですが、これから共演者の皆さま、お客さまに「こいつはカッコ良いな!」と思ってもらえるような、『三人吉三』にしたいと思います。

■尾上松也
コクーン歌舞伎は初参加になりますが、『三人吉三』にはすごく思い入れがありました。前回を客席で観て、こんなにも歌舞伎の可能性が広がるんだと感動しました。何より同世代の二人が参加しているのが、非常にうらやましかったんです。それだけに今回、出演の話を聞いた時は身震いしました。プライベートで仲が良い3人なので、この関係性が、良い形で役に生かせると予感しています。前と比べるのではない、この座組でしかできない『三人吉三』を、全員で探していきたいと思います。

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  • 『三人吉三』会見 6 左から尾上松也、中村七之助、中村勘九郎、串田和美
  • 『三人吉三』会見 2 串田和美
  • 『三人吉三』会見 3 中村勘九郎
  • 『三人吉三』会見 4 中村七之助
  • 『三人吉三』会見 5 尾上松也
  • 『三人吉三』会見 1 左から尾上松也、中村七之助、中村勘九郎、串田和美

インフォメーション

Bunkamura25周年記念
渋谷・コクーン歌舞伎 第十四弾
『三人吉三』

【スタッフ】作=河竹黙阿弥 演出・美術=串田和美
【キャスト】中村勘九郎/中村七之助/尾上松也/坂東新悟/中村鶴松/真那胡敬二/大森博史/笈田ヨシ/笹野高史/片岡亀蔵 ほか

2014年6月6日(金)〜28日(土)
・会場=Bunkamura シアターコクーン
・チケット発売中
・料金=全席指定1等平場席13,000円/1等椅子席13,000円/2等席9,000円/3等席5,000円

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