堀部圭亮&若村麻由美&麻実れい出演 ハロルド・ピンター作、デヴィッド・ルヴォー演出『昔の日々』が開幕 - 2014年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『昔の日々』開幕 1 左から麻実れい、若村麻由美、堀部圭亮

▲ 左から麻実れい、若村麻由美、堀部圭亮

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『昔の日々』会見 2 左からデヴィッド・ルヴォー(演出)、麻実れい、若村麻由美、堀部圭亮

▲ 囲み会見より。左からデヴィッド・ルヴォー、麻実れい、若村麻由美、堀部圭亮

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ハロルド・ピンターの代表作をデヴィッド・ルヴォーによる演出で送る舞台『昔の日々−Old Times−』が、5日、日生劇場で開幕した。

ある夫婦のもとに妻の女友達が現れ、“昔の日々”を語り合う。しかし、彼女たちの記憶は少しずつかみ合わず、さらに夫の記憶とも交錯して−−。

生前、ピンター自らが、ルヴォーによる演出を熱望していたという本作。今回は、88年のルヴォー初来日時の演出作『危険な関係』で主演を務めた麻実れい、『テレーズ・ラカン』(98年)と『令嬢ジュリー』(99年)でタッグを組んだ若村麻由美、そして、ルヴォー作品には初参加となる堀部圭亮の3人が挑む。

初日を前に行なわれた囲み会見での、ルヴォーとキャストの主なコメントは以下の通り。

■デヴィッド・ルヴォー
まずはじめに、この作品は現代版の“能”のようだと感じていたので、東京のこの劇場でインスタレーション的にそれを表現できればと考えていました。難解だといわれるピンター作品をご覧になるコツはリラックスすること。もしご覧になった後、謎を感じたのだとしても、難しく表現しているのではくて、作品に描かれているのが謎そのものだからなのです。難しく考えずに(笑)。心にではなく本能に直接語りかける舞台です。また、この作品は日本で演劇を演出してこなかったらできなかった作品だと思いますし、新たに日本で演劇にかかわれて個人的には幸せです。これまでの作品よりも一歩進んで世に送り出せます。

■堀部圭亮
ルヴォーさんのお稽古はうわさどおり大変厳しいものでした。自分の体験や友人から聞いた話など、自分自身の感じやすいものを形にしていく、自分の持っているものを全部出さないといけないということをルヴォーさんから教わりました。持っているものをさらけ出していくという“戦いの日々”を乗り越え、なんとか今日にたどり着けたというか。脚本を読んだだけでは分からなかったことが、稽古が始まってすべてを通した時に道の先がパーっと広がって見えて、すごくドキドキしたんですよね。それを観客の皆さんにも伝えられるようなお芝居をしたいと思います。

■若村麻由美
久しぶりにルヴォーさんとご一緒して、より深く、豊かに、こんなにビッグになっていて驚きました(笑)。彼の演出は底なし沼でしたけれど、あらためて『昔の日々』という作品はすごいと思いました。私たち出演者3人は、ルヴォーとともにピンター作品に挑む“勇者”なんです。自分には限界はないんだと信じてここまで稽古をやってきたので、ご覧になる皆さんにも自分はどこまでもついていけるんだと思ってもらえたら、この作品は想像以上の壮大な旅に連れ出してくれると思います。

■麻実れい
20年ぶりのデヴィッドの演出でしたが、その演劇に対する姿勢は何も変わっていませんでした。正直に言うと、最初のころは出演者3人とも足元が見えていない感じがありましたが、デヴィッドの支えのおかげで今に至ります。本番が始まれば彼から私たちにすべてゆだねられます。お客さまにはゆったりとリラックスして受け止めてほしいですね。ピンター作品をルヴォー演出で。この機会を逃しては絶対にもったいないと思います。多くの人にこの舞台を体感していただければ。

公演は15日(日)まで。その後、6月19日(木)から22日(日)まで、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて大阪公演が行われる。

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