井上芳雄&野々すみ花&大和田美帆が登壇 ミュージカル『シェルブールの雨傘』製作発表会 - 2014年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『シェルブールの雨傘』会見 5 左から謝珠栄、野々すみ花、井上芳雄、大和田美帆

▲ 左から謝珠栄、野々すみ花、井上芳雄、大和田美帆

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『シェルブールの雨傘』会見 6

▲ 井上芳雄(左)と野々すみ花がメインテーマを歌唱した

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カンヌ国際映画祭グランプリなど数々の賞を受賞した、ジャック・ドゥミ監督、ミシェル・ルグラン音楽の名作フランス映画をミュージカル化した『シェルブールの雨傘』。5年ぶりに再演される同作の製作発表会が都内で行われ、キャストの井上芳雄、野々すみ花、大和田美帆、演出・振付の謝珠栄が登壇した。

約150名のオーディエンスを招待して行なわれた今回の会見。参加者からは「ギイやジュヌヴィエーヴのような“大きな決断”をしたのはどんな時?」という質問が。井上は「大学の講義に小池修一郎先生がいらした時に、赤いパンツをはいて一番前に座ってアピールをしました(笑)。授業が終わった後に『ミュージカルをやりたいの?』って、『エリザベート』のオーディションのお話をくれたんです」と、大和田は「大学時代にバイトで、スパゲッティー屋の面接に落ちて、中華料理屋さんでバイトしてたんですが、オーディションで小池修一郎さんとお話した時に、そのお店が小池さんの大好きなお店だって分かって。スパゲッティー屋さんの面接、落ちてよかったなって(笑)。『ガラスの仮面』の北島マヤをやった時も、蜷川さんに『おかもちが似合いそうだから受かった』と言われました(笑)」と、それぞれにエピソードを披露した。

そして、井上と野々はメインテーマを歌唱。その後の囲み会見では、二人はそれぞれに「(野々は)宝塚にいた妹と同じ組だったので、妹の友達とあんなラブソングを歌うなんてと、兄としては複雑(笑)。でも、(野々は)歌い出すと(役に)クッと入るので稽古が楽しみ」(井上)、「私も先輩のお兄さんという感覚(笑)。でも、すごく“連れて行って”くださるので、身を委ねていきたいと思います」(野々)とコメントした。

また、先日入籍を発表した大和田は「何もかもが新鮮で、いろいろ視野が広がっている感覚があるので、全部役に生かしてやろうという気持ちです」と意欲を見せた。

そのほか、会見での主なコメントは以下の通り。

■謝珠栄(演出・振付)
子どものころに映画を最初に見た時、記憶に残ったのは美しい音楽と美しいカトリーヌ・ドヌーヴ、そして色鮮やかな配色。ラストシーンは、子ども心ながらに「切ないなあ」という気持ちがあったのが覚えてます。フランスとアルジェリアの戦争が一番過酷だったころを背景にした作品で、前回はギイの戦争シーンも入れたのですが、今回は、戦争を感じさせない映画の美しさはなぜなのかなと考えました。ドゥミ監督は戦争よりも、もっと強い人間讃歌みたいなものを撮りたかったんじゃないかなと考えたんです。映画では女性のたくましさや現実的なところを感じられますが、ジュヌヴィエーヴの決断も理解できるんです。そんな裏側の部分も作品に出せたらなと思います。(キャストに向かって)名演技をよろしくお願いします(笑)。

■井上芳雄 ギイ役
5年前に出させてもらって、有名な作品だとは知ってましたが、こんなにも人の心に届くものなのかと驚きました。せりふがない歌だけのミュージカルなので、初演の時はいろいろな歌い方を試みたり、ものすごく格闘しました。最終的には音楽に身を委ねて、抗わずに流れに乗れたんじゃないかなと。それだけの力がある音楽でオンリーワンのミュージカルだと思います。一番難しかったのは最後のシーン。正直、5年前は表現するのはすごく難しかった気がします。今回は、5年経ったからこそ分かることがあると思うので、僕の5年間を最後のシーンで見せたいと思います。結果、「お前の5年は何だったんだ?」って言われる可能性もあるんですけど(笑)。

■野々すみ花 ジュヌヴィエーヴ役
(アクセサリーが衣裳に引っ掛かってしまうアクシデントに共演者たちが対応した場面を受けて)私は再演から参加させていただくのですが、すでにこうして助けていただきながら(笑)、ありがたい環境で始まるのがすごく楽しみで仕方ありません。10代の時に初めて映画を見たのですが、人生ってこんなにうまくいかないものなんだと、ぼんやりと悲しくなった思い出があります。16歳の役から始まりますので、ミシェル・ブランの曲と、謝先生とすてきなキャストの皆さんに身を委ねて、若さを持って演じたいと思います。

■大和田美帆 マドレーヌ役
中学生のころにこの映画を初めて見ましたが、当時は何度も寝てしまって。中学生の私には「何でだよ!?」って思うことばかりでなかなか理解できませんでした。25歳の時にもう一度見てみたら、ものすごく感動して涙したことを覚えています。そのすてきな作品に今回参加できることをすごく楽しみにしています。私の役は、お二人のような燃え上がる恋ではなくて、静かに密かに見守り続ける役なので、そちらにも注目していただいて、いろいろな人生、いろいろな愛し方があるなと、この作品で感じていただけたらなと思います。

この記事の写真

  • 『シェルブールの雨傘』会見 1 井上芳雄
  • 『シェルブールの雨傘』会見 2 野々すみ花
  • 『シェルブールの雨傘』会見 3 大和田美帆
  • 『シェルブールの雨傘』会見 4 謝珠栄
  • 『シェルブールの雨傘』会見 5 左から謝珠栄、野々すみ花、井上芳雄、大和田美帆
  • 『シェルブールの雨傘』会見 6
  • 『シェルブールの雨傘』会見 7

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