池内博之主演×宮田慶子演出 新国立劇場2014/2015シーズン『三文オペラ』製作発表会 - 2014年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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新国立劇場『三文オペラ』会見 1 左からあめくみちこ、石井一孝、池内博之、ソニン、山路和弘、島田歌穂、大塚千弘

▲ 左からあめくみちこ、石井一孝、池内博之、ソニン、山路和弘、島田歌穂、大塚千弘

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新国立劇場『三文オペラ』会見 2 池内博之

▲ 池内博之

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新国立劇場『三文オペラ』会見 11 左から宮田慶子、谷川道子、あめくみちこ、石井一孝、池内博之、ソニン、山路和弘、島田歌穂、大塚千弘、島健

▲ 左から宮田慶子、谷川道子、あめくみちこ、石井一孝、池内博之、ソニン、山路和弘、島田歌穂、大塚千弘、島健

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新国立劇場の2014/2015シーズン幕開けを飾る舞台『三文オペラ』の製作発表会が行われた。

本作は、1728年にロンドンでヒットしたジョン・ゲイ作『乞食オペラ(ベガーズ・オペラ)』をベースとし、ベルトルト・ブレヒト作、クルト・ヴァイル作曲により1928年に初演された傑作音楽劇。今回は、ブレヒト研究の第一人者である谷川道子による新翻訳と、同劇場の演劇部門芸術監督・宮田慶子による演出で、猥雑で乱暴、けれども愛さずにはいられない魅力にあふれた登場人物たちの悲喜こもごもを描き出す。

■宮田慶子(演出)
個人的にとってもやりたかった作品だったので、念願かなって非常にうれしく思います。谷川先生とつくったホンを読んでみると、ドラマや構造がしっかりしていて、『三文オペラ』本来の魅力とはここだったんだなと、目からウロコが落ちるようです。混沌とした世の中で、みんなが幸せな生活を求め、いかに力強く乗り切っていくかを描いたエネルギーに満ちた芝居です。こういうエネルギッシュな芝居を、今の時代に観てもらい、お客さまも元気を分かち合っていただけたらなと思います。

■谷川道子(翻訳)
稽古の段階で、すでにものすごくパワフル。『三文オペラ』はこんなに楽しい芝居なんだとあらためて実感してます。40人近くの登場人物がいる時点でパワーの塊みたいなもので、このエネルギーが現代に通底すればと思っています。「人間って何だ?」という問い掛けが根本にある芝居で、泥棒、乞食、娼婦のみんな欲張りな連中。でも幸せを求める欲望も含めて人間なのであって、彼ら一人ひとりに存在理由があって生きている。そういう意味では、民衆劇でありながら個人劇である。そういうところが浮かび上がるといいなと思っています。

■島健(音楽監督)
『三文オペラ』の音楽は非常に有名ですが、最初に聴いた時は、裏切られるようなメロディーラインで、複雑な転調やキーも難しく「なんか変な音楽」というのが第一印象でした。しかし、その不思議さが作品の猥雑な世界を表現しているのだと気付きました。音楽が芝居に寄り添っていて、音楽が芝居をしていると言ってもいいくらい。やはり傑作なんだと思います。今回は、クルト・ヴァイルのオリジナル・スコアを忠実に再現するというコンセプトですが、忠実に再現しつつも新しさが感じられるものになるように僕自身楽しみにしています。

■池内博之 メッキース役
音楽や歌は好きですが、音楽劇は初めてで、とにかく音楽が難しくて……(笑)。皆さんにバックアップしていただきながら、なんとか乗り越えていこうかなと思っています。登場人物みんなが主役のような、エネルギッシュな作品ですし、今までにない『三文オペラ』をお届けできたらな。昨日、アレキサンダー・マックイーンというデザイナーに会った時に、メッキースをやると話したら喜んでくださって、このステッキをくださいました。稽古場でも使わせていただこうかなと思います。本当は劇中でも使いたいですが、柄が象牙じゃないので(笑)。

■ソニン ポリー・ピーチャム役
(NY留学から帰国して)1年半ぶりの日本での舞台で、こういう製作発表会が久しぶりなので新人のような気分です(笑)。『三文オペラ』は今まで何度か拝見したことがあり、難しいところがいっぱいあって、演じきれるかなという不安がありましたが、深くかかわってみると、翻訳・演出・キャストのみんなの効果で、すごく印象が変わっていて、楽しい『三文〜』になるのではと思います。若い役なので新人の気持ちでエネルギッシュに頑張っていきたいと思います。

■山路和弘 ジョナサン・ピーチャム役
この作品の女性の強さは魅力ですが、やっぱり男が強くないと、女性の強さやかわいさは出てこない。そのエネルギッシュな雰囲気は、戦後すぐのヤミ市のような空気と近いんじゃないかと。僕の役はヤミ市を仕切るオヤジみたいなイメージでやればいいのかなと考えています。何しろ歌が難しくせりふも長いので、覚えられる気がいまだにしてなくて(笑)、不安ですが。何とか頑張りたいと思います。

■島田歌穂 酒場のジェニー役
『三文オペラ』のもとになった『ベガーズ・オペラ』に出演した時はルーシー役でしたが、月日が経ってとうの立った女性になりました(笑)。『三文オペラ』はあこがれの作品でしたし、その中で物語のキーになるジェニーを演じられるチャンスをいただけたことに心から感謝しています。とにかくエネルギッシュに、自分の持っている色香と強さを必死に引っ張り出して(笑)、頑張っていきたいと思います。

■あめくみちこ シーリア・ピーチャム役
私は芝居の中で歌った経験がなくて、稽古は毎日、冷や汗、脇汗をかいてまして(笑)。友人に「これだけ素晴らしい方々の歌を毎日タダで聴けるなんて」と言われてからは、確かにそうかなんて思って毎日臨んでます(笑)。シーリアと私では、酒好きでお金に執着している点がすごく共通してますので、そこを大事に本番まで頑張っていきたいと思います(笑)。

■石井一孝 タイガー・ブラウン役
『三文オペラ』は何回か観たことがあるし、『三文〜』を題材にしたミュージカルでもタイガー役でした。でも、混沌としているというか、ちょっと分かりづらい作品という印象がありました。今回は「こういう作品で、こういう論旨だったんだ!」と全然印象が違っていて、非常に面白い作品になると思います。泥棒と乞食と娼婦の中で、僕だけが警視総監という唯一の社会的地位を持っている人。しかし、大泥棒メッキースとは大親友なので、池内くんと話し合いながら対比をうまく出せたらと思います。

■大塚千弘 ルーシー・ブラウン役
『三文オペラ』は大好きな作品なので、かかわることができて幸せに思っています。チラシの撮影の時から、宮田さんからは、とにかく「目力があって、肉食で、女豹のように!」と注文を受けています(笑)。素晴らしい皆さんに胸をお借りして、貪欲にしたたかに肉食的に、強くルーシーとして強く舞台上で生きられたらなと思っています。

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  • 新国立劇場『三文オペラ』会見 1 左からあめくみちこ、石井一孝、池内博之、ソニン、山路和弘、島田歌穂、大塚千弘
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  • 新国立劇場『三文オペラ』会見 10 島健
  • 新国立劇場『三文オペラ』会見 1 左から宮田慶子、谷川道子、あめくみちこ、石井一孝、池内博之、ソニン、山路和弘、島田歌穂、大塚千弘、島健

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