新橋演舞場・明治座「市川猿之助奮闘連続公演」製作発表会 - 2014年8月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
「市川猿之助奮闘連続公演」会見 1

拡大する

歌舞伎俳優の市川猿之助が、「市川猿之助奮闘連続公演」と銘打ち、10月に新橋演舞場、11月に明治座で2カ月連続の公演を実施。その製作発表会が、都内で行われた。

会見での主なコメントは以下の通り。

■市川猿之助
澤瀉屋に大変ゆかりのある新橋演舞場・明治座の両座におきまして、三代目猿之助の四十八撰の代表的な通し狂言を3本、そして、なかなか上演されない『夏姿女團七(なつすがたおんなだんしち)』、三代目の意思を継ぐ澤瀉屋一門による『高時(たかとき)』『俊寛(しゅんかん)』をお届けします。同じ時期に、歌舞伎座では中村屋の追善公演もあり、歌舞伎界にとって大切な公演が同時上演されます。ともにわれわれの目指すところは、一人でも多くのお客さまに歌舞伎を知っていただき、その魅力を伝えたいということ。歌舞伎界が一丸となり、その活性化の一助となるよう、奮闘公演をさせていただきます。

【演目について】
伯父の猿翁が言う『伊達の十役』『加賀見山再岩藤』『獨道中五十三驛』の「猿之助通し狂言三強」というのがありまして、私は『岩藤』をやらせていただいて、『伊達の十役』は成田屋さんや高麗屋さんがやっていらっしゃる。その中で、初演の形でやられていなかったのが、この『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』。最近では15役に減っておりますが、私のモットーは“初演に戻してやる”ということ。今回は18役で、そして、初演当時の南北が目指したように、53場で『五十三驛』をやります。『夏姿女團七』は、上演が珍しく(四世中村)富十郎さん以来あまりやられていないという演目でしたので。『四天王楓江戸粧(してんのうもみじのえどぐま)』は、国立劇場で一度やったきりで、再演は“絶対不可能”と言われていた演目。不可能と言われればやりたいので、これを選びました。挑戦のヒントになったのは『金幣猿島郡』。不動の地位を築く人気狂言で、将門と忠文清姫の物語があるのですが、今回は忠文清姫編を抽出した形でやります。『四天王楓江戸粧』も同じく将門の物語ですが、今回は土蜘蛛の精に焦点を当て再構成したものになります。

「市川猿之助奮闘連続公演」会見 2

拡大する

【“初演に戻す”ということ】
通し狂言がつくられた時代と現代とでは、だいぶ時間軸が違います。当時は非常にスピーディーだったとしても、今から見たらそれでも遅く感じる。ということは大変な時間軸のズレがあるということで、そこを洗い直す必要がある。つまりは、三代目猿之助の精神を学ぶということ。三代目のやったことをまねるのではなく、彼が何をしようとしていたのかを、現代人のわれわれが考える。そのヒントとして初心に立ち返り、初演に戻そうということです。

【先代の特色を引き継ぐのか? 違うものになるのか?】
一番の特徴は私は女方の出身ですので、『四天王楓江戸粧』の小女郎狐の精の役など、伯父のやらなかった女方の役にも重きを置きます。そして、今回は三代目猿之助を支えたスタッフと、「スーパー歌舞伎II(セカンド)」で加わった四代目猿之助のスタッフの、新旧混合メンバーでやらせていただきます。二代目市川亀治郎でしたら、作品に手を入れることはできませんでしたが、私はもう猿之助です。自由に手を入れさせていただきます。三代目猿之助の精神を、四代目猿之助の肉体を使ったらどういうことになるのか。多分に四代目の色が入ることになるかと思います。

新橋演舞場、明治座各公演のチケットの発売に先駆けて、両公演チケットのセット販売を実施中。詳細は公式サイトを参照。

 

インフォメーション

市川猿之助奮闘連続公演
『十月花形歌舞伎』

【演目】昼の部:『俊寛(しゅんかん)』『金幣猿島郡(きんのざいさるしまだいり)』/夜の部:『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』

2014年10月3日(金)〜27日(月)
・会場=新橋演舞場
・一般前売=8月30日(土)開始
・料金=全席指定一等席14,000円/二等A席7,000円/二等B席5,000円/三階A席5,000円/三階B席3,000円/桟敷席15,000円


市川猿之助奮闘連続公演
『明治座 十一月花形歌舞伎』

【演目】昼の部:『高時(たかとき)』『夏姿女團七(なつすがたおんなだんしち)』/夜の部『四天王楓江戸粧(してんのうもみじのえどぐま)』

2014年11月1日(土)〜25日(火)
・会場=明治座
・一般前売=9月7日(土)開始
・料金=全席指定一等席(1階席、2階席正面)14,000円/二等席(2階席左右)6,500円/三等A席(3階席正面)5,000円/三等B席(3階席左右)3,000円

セット券
・販売期間=8月24日(日)〜29日(金)
・料金=一等席1セット(新橋演舞場1枚14,000円+明治座1枚14,000円)28,000円 *特製チケットホルダー付

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/6385