中村勘九郎&七之助 祖父と父の追善で2カ月連続公演 - 2014年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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2カ月連続追善興行会見 中村七之助(左)と中村勘九郎

▲ 中村七之助(左)と中村勘九郎

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十七世中村勘三郎二十七回忌ならびに十八世中村勘三郎三回忌の追善公演として、10月に歌舞伎座で『十月大歌舞伎』、11月に新橋演舞場で『十一月新派特別公演』が上演される。その合同製作発表会が都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が登壇した。

もともとは、十八世中村勘三郎が十七世中村勘三郎の追善として企画していたという本公演。勘九郎は「(父が亡くなって)本当なら無くなってしまう話ですけれども、やらせていただけることを本当に感謝しております。良い芝居をしてお客さまに楽しんでいただけるものをつくらなくてはいけないなと、毎日自分を鼓舞しております」とあいさつ。七之助も「父が生前よく“兄弟仲良くしろよ、二人ならおれの倍できるんだから”と口を酸っぱくして言っておりました。このような2カ月連続の興行は、一人では絶対できなかった。父が言っていたのは、こういうことなんだなとあらためて思いました」と思い出を交えて語った。
なお、『十一月新派特別公演』では追善のあいさつがあり、中村屋に所縁の深いゲストが回替わりで出演するとのことだ。

主なコメントは以下の通り。

■中村勘九郎
この2年、常に(自分の中に)父がいました。役をいただいた時から父だったらどうするか、せりふの一言ひとこと、間、空気、すべて意識してやっています。また、今年はコクーン歌舞伎、NY公演、納涼歌舞伎と、父が残してくれた宝物を大事にやらせてもらった1年でした。父は新派のことも気にしていて、“何かやれないかな?”と言っていました。それが実現できてうれしいです。『鶴八鶴次郎』(『十一月新派公演』)は、父が「やれ」と言い、私自身やりたかった演目の一つ。まさか七之助が相手役になるとは思いませんでしたが(笑)。(やりたかったというのは)芸事の厳しさが描かれているのもそうですが、初めて見た時は、話の切なさにぼろぼろ泣いたんですよね。柄本明さんに、佐平役でご出演いただけるのも楽しみにしております。

■中村七之助
こうして2カ月連続の追善公演ができるのも、祖父が皆さまに愛された役者だったということ、そして、それを父が受け継いだということなのだと思います。父が祖父のことを「当たり役がいっぱいあるから狂言立てに困らなくて、追善をやるのにこんなに楽な役者はいない」と言っておりました。父もそうなんですよね。演目が多くて選ぶことに悩むくらいでした。こうして良い狂言立てが並んだということは、二人が偉大な役者だったのだとあらためて思います。初めての新派で、こんな大役をやらせていただくということで、伯母(波乃久里子)には、いろいろと聞いてやっていきたいなと思っています。私は、女方を“女方という生き物”だと思ってやっていて、本当の女になるというスタンスではないので、今回の新派は声の出し方から違ってくるのではと思います。新たな一歩を踏み出せるんじゃないかなと、思っております。

インフォメーション

『十月大歌舞伎』
十七世中村勘三郎二十七回忌 十八世中村勘三郎三回忌 追善

【演目】昼の部:『新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)野崎村』『近江のお兼(おうみのおかね)』『三社祭(さんじゃまつり)』『伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)』油屋店先/同 奥庭 夜の部:『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 寺子屋』『道行初音旅(みちゆきはつねのたび) 吉野山』『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)』

2014年10月1日(水)〜25日(土)
・会場=歌舞伎座
・一般前売=9月12日(金)開始
・料金=1等席18,000円/2等席14,000円/3階A席6,000円/3階B席4,000円/1階桟敷席20,000円


『十一月新派特別公演』
十七世中村勘三郎二十七回忌 十八世中村勘三郎三回忌 追善

【演目】『鶴八鶴次郎』『京舞』

2014年11月1日(土)〜25日(火)
・会場=新橋演舞場
・一般発売=9月25日(木)開始
・料金=1等席13,000円/2等席8,500円/3階A席4,500円/3階B席2,600円/桟敷席14,000円

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