いしいしんじの小説をウォーリー木下、渡部豪太、トクマルシューゴらが舞台化 つながる音楽劇『麦ふみクーツェ』製作発表会 - 2014年11月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『麦ふみクーツェ』会見 1 左からウォーリー木下、渡部豪太、皆本麻帆、トクマルシューゴ

▲ 左からウォーリー木下、渡部豪太、皆本麻帆、トクマルシューゴ

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『麦ふみクーツェ』会見 2

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独創的な作風で人気の小説家いしいしんじの同名小説を、渡部豪太の主演で舞台化。つながる音楽劇『麦ふみクーツェ〜everything is symphony!!〜』の製作発表会が、都内で行われた。

原作は、03年に坪田譲治文学賞を受賞したいしいの代表作。とある港町で、町民たちの吹奏楽団を軸に巻き起こる事件の数々や、指揮者の少年“ねこ”(渡部)の成長譚がつづられる。

作・演出を手掛けるのは、パフォーマンスと映像を融合させた演出に定評があり、関西を中心に活動するウォーリー木下。そして、音楽監督をギターや玩具など無数の楽器を駆使する音楽家・トクマルシューゴが担当。リズムを刻むように日々を重ねていくさまを、登場人物たちが日用品やセットの一部を楽器にして、演奏しながら演じるという。また、クーツェ役(映像出演)としてタップダンサーの熊谷和徳の参加も発表された。

会見では、“音楽を通じてみんなとつながる楽しさ”を体感してもらうために、登壇者たちがサプライズ演奏を披露した。ウォーリー木下のあいさつ中に、突然コップを棒で叩き始めた渡部に合わせ、共演の皆本麻帆はバケツ、トクマルはドラムと次々に演奏を開始。さらに、記者席の後ろからは、さまざまな楽器や、楽器に見立てた日用品を持った楽団メンバーが集合し、セッションを行った。

会見での主なコメントは以下の通り。

■ウォーリー木下(脚本・演出)
原作を10年前に友達に薦められて読んだ時に、すぐに読めて、終わるのが惜しいと感じるくらい素晴しい作品でした。その当時、海外でノンバーバルのパフォーマンスを始めていたころで“あらゆるものは打楽器である”という考えがシンクロし、当時から、ぼんやりと、舞台にしたいという思いがありました。今回、シアターBRAVA!さんに「不思議なことをしたい」と言われて、演劇でも音楽ライブでも映像でもなく新しい、大人も子供も楽しめる“つながる音楽劇”をつくりたいと思っています。

■渡部豪太
ウォーリー木下さんの脚本を読んだ時、まさに“おもちゃ箱をひっくり返した”ような世界観で、子どもの時のドキドキした気持ちを思い出しました。そのドキドキ感をお客さまにも感じてほしいです。公演のチラシに「音の発するものを持参すること」と書いてあります。僕の場合は“のど”が楽器になると思います。というのも、今回、猫の鳴き声がうまいという、“ねこ”という青年役を演じるからです。ウォーリー木下さんからは、素晴しく鳴いてほしいと言われているので、これから猫の研究をしていきたいと思います(笑)。

■皆本麻帆
今回は出演できて本当にうれしいです。いしいさんの作品がすごく好きで、お話をもらった時はビックリしました。出演が決まるまで、毎日小説を枕元に置いて寝ていました。演じさせていただく“みどり色”は魅力的な女の子なので、一生懸命、真っすぐみどり色にぶつかっていきたいと思います。ピアノが得意な役でもあるので、これから練習を頑張ります! いろいろな楽しみ方がある作品なので、演劇を日ごろ観る人も観ない人も、たくさんの人と一緒に楽しいことができたらと思っていますので、ぜひ観にきてほしいです。

■トクマルシューゴ(音楽監督)
小説は、すごく小さなエピソードがいっぱいあって、それがどんどんつながって大きな結晶になるという作品だと思いました。それは、一つ一つの小さな楽器を鳴らして大きな合奏となる音楽につながるところがあると感じます。自分はたくさんの楽器を演奏してきたので、今回もたくさんのいろいろな楽器を舞台上でお客さまに観ていただける作品にしたいと思います。この作品のために新たな楽器をつくりたいとも考えています。そして全編生演奏をしたいと思っているので、過酷ではありますがとても楽しみです。参加型の舞台が苦手な人たちも何かしらの手段で参加していただけるようにしたいと思っています。というのも、自分もそういうのは気後れするタイプなんです(笑)。そんな僕がつくるので、僕に合わせてつくれば苦手な人たちも参加しやすい作品になると思います。

インフォメーション

シアターBRAVA!10周年記念シリーズ
つながる音楽劇『麦ふみクーツェ〜everything is symphony!!〜』

【キャスト】原作=いしいしんじ「麦ふみクーツェ」(新潮文庫) 脚本・演出=ウォーリー木下 音楽監督=トクマルシューゴ
【スタッフ】渡部豪太/皆本麻帆/朴王路美/植本潤/木戸邑弥/小松利昌/田中利花/松尾貴史/尾藤イサオ ほか

■東京公演
2015年4月10日(金)〜19日(日)
・会場=世田谷パブリックシアター

■大阪公演
2015年4月23日(木)〜26日(日)
・会場=シアターBRAVA!

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