プロデュース企画「KERA・MAP」が7年ぶりに再始動 太宰治の絶筆小説「グッド・バイ」を舞台化 - 2014年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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KERA・MAP『グッドバイ』1 左からケラリーノ・サンドロヴィッチ(脚本・演出)、仲村トオル、小池栄子

▲ 左からケラリーノ・サンドロヴィッチ(脚本・演出)、仲村トオル、小池栄子

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KERA・MAP『グッドバイ』2 上段左から、水野美紀、夏帆、門脇麦、町田マリー、緒川たまき、下段左から、萩原聖人、池谷のぶえ、野間口徹、山崎一

▲ 上段左から、水野美紀、夏帆、門脇麦、町田マリー、緒川たまき、下段左から、萩原聖人、池谷のぶえ、野間口徹、山崎一

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KERA・MAPロゴ

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ケラリーノ・サンドロヴィッチによるプロデュース企画「KERA・MAP」が、7年ぶりに再始動。太宰治の絶筆小説「グッド・バイ」を舞台化する。

「グッド・バイ」は、太宰が新聞連載のために13回分まで執筆した小説。作者自身が玉川上水での入水自殺を遂げ、絶筆となってしまった作品だ。主人公は、妻子を田舎に残し、単身東京に暮らす男・田島周二。雑誌編集者として働く一方、闇商売でもうけ、10人もの愛人を抱える彼が、心機一転、田舎の妻子を呼び寄せて、愛人たちと別れようと試みるのだが……。

「人間失格」や「斜陽」のような退廃的な作風とは一風異なり、軽やかでシニカル、ユーモラスな会話や描写でつづられている本作。KERAがどのように舞台化するのか注目だ。

キャストには、田島役の仲村トオルや彼の妻を偽る美女・キヌ子役の小池栄子をはじめ、水野美紀、夏帆、門脇麦、町田マリー、緒川たまき、萩原聖人、池谷のぶえ、野間口徹、山崎一といった実力派たちが集結する。

■ケラリーノ・サンドロヴィッチ
7年ぶりに自身のプロデュース・ユニットの活動を再開する。「第2期KERA・MAP」の始動である。似た名前のユニットがあるらしいが、きっと偶然に違いない。08年までの第1期においても、さまざまな規模、さまざまなフィールドで、さまざまな種類の演劇を不定期に上演してきたこのMAPだが、今後もこの姿勢は変わらない。やりたい時にやりたい種類の舞台をやりたい規模で上演したい。応援よろしくお願いします。さて、第2期第1弾として、太宰治未完の絶筆「グッド・バイ」を、ナカグロ抜きの『グッドバイ』として舞台化する。“未完”といっても、ほとんど物語の導入しか書かれていない小説だ。太宰にさほど興味のない私だが、どうしてあんなペシミストが、最期にこんな軽くユーモラスな作品に取り組んだのかが、ずっと興味深かった。導入部の後は私が書く。“ヘナチョコな色男・田島と怪力傲慢な美女キヌ子。そしてたくさんの田島の愛人”。軽妙酒脱な喜劇には格好のお膳立てと思われ、今回私はこれを、スクリューボールコメディーとして成立させようと試みる。どうかご期待いただきたい。

■仲村トオル
夏はドラマ(テレビ東京「怪奇恋愛作戦」)の撮影、そして、今は舞台(『夕空はれて〜よくかきくうきゃく』)の本番中。今年の大半はKERAさんの演出を受けていました。つまり夏以降は、俺、ほぼナイロン(100℃)?のような……。来年の『グッドバイ』はまだかなり遠い話のような気がしますが、KERAさんに「これでさよなら」と言われないように、千秋楽の幕が降りる前にお客さんからは「グッドバイと言わないで!」と言われるように頑張ります。

インフォメーション

KERA・MAP #006
『グッドバイ』

【スタッフ】原作=太宰治 脚本・演出=ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【キャスト】仲村トオル/小池栄子/水野美紀/夏帆/門脇麦/町田マリー/緒川たまき/萩原聖人/池谷のぶえ/野間口徹/山崎一

2015年9月
・会場=世田谷パブリックシアター

10月にツアー公演を予定

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