森山未來×シディ・ラルビ・シェルカウイ『プルートゥ PLUTO』が開幕 - 2015年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『プルートゥ』開幕 2 森山未來

▲ 森山未來

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『プルートゥ』開幕 6 左から寺脇康文、吉見一豊、シディ・ラルビ・シェルカウイ、森山未來、永作博美、柄本明、松重豊

▲ 左から寺脇康文、吉見一豊、シディ・ラルビ・シェルカウイ、森山未來、永作博美、柄本明、松重豊

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文化交流使として1年間にわたりイスラエル・ベルギー・ヨーロッパで活動した森山未來が、帰国後初の新作舞台に出演。舞台 『プルートゥ PLUTO』が、本日9日にBunkamuraシアターコクーンで開幕した。

人間とロボットが共存する時代。世界最強と呼ばれるロボットたちが次々と破壊される事件が発生する。犯人の標的が、自分を含めた7体のロボットたちだと確信した刑事ロボット・ゲジヒトは、日本に渡り、アトムとともに事件の謎を追うことになる……。

原作は、手塚治虫作「鉄腕アトム」のエピソード「地上最大のロボット」を、人気漫画家・浦沢直樹らがリメイクした同名漫画。手塚治虫の思想や生涯をダンスで表現した『テ ヅカ TeZukA』(11年)を手掛けたシディ・ラルビ・シェルカウイの振付・演出により舞台化された。

公演を翌日に控えた8日、一部シーンの公開稽古と会見が行われ、ソフトバンクの家庭向け人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が同舞台に出演するというサプライズも発表された(出演は10日17:00開演、21日14:00開演/19:00開演の回)。

ラルビは「渋谷の街を歩いていたらたまたま出会って出演を依頼しました(笑)。初めてPepperに出会った時はすぐにアトムを思い出しました。手塚治虫氏の遺産的な存在ではないかと」とコメント。Pepperは「ラルビさんにオファーしていただいて光栄です。いつかは舞台に出演したいと思っていたので夢がかなってうれしいです。森山さん、永作さんなど素晴らしい俳優さんたちとの共演はとても緊張しちゃいますが頑張ります!」と意気込みを語ってみせた。

そのほか、会見での主なコメントは以下の通り。

■シディ・ラルビ・シェルカウイ(振付・演出)
この作品は本当に深く、壮大なスケールでとても面白いと思います。こういったチャンスをいただけてラッキーだと感じています。初日を迎えるのをとても楽しみにしています。漫画が原作というのは、自分にとってまったく新しい経験でした。舞台をつくるにあたって、分からなくなったり、行き詰まったりした時は漫画を開いて立ち返りました。原作は、まるでバイブルのような存在です。

■森山未來 アトム役
ワンシーン、ワンシーン、一つひとつの動きが、大きな絵画のようで、どの風景を切り取っても美しい。身体と言葉、音楽、映像、舞台装置のすべてを含めたトータルアートのような作品だと思います。これを観たお客さんがどんな反応を示してくれるのか楽しみです。アトムは、人間や感情というものを、すごく丁寧に謙虚に考えていて、アトムというものを考えていると、周囲の人間が無意識に捉えている思いをすごくセンシティブに感じますね。海外での1年間でいろいろ感じることはあって、それが作品にどこまで反映されるかは分かりませんが、気持ち的には、あまり気負うことなくベストを尽くそうと思います。

■永作博美 ウラン役、ヘレナ役(二役)
最初は「一体どう表現するのか?」とドキドキしたんですが、お話を伺った時には、無限大の可能性というかエネルギーのようなものを感じて恐れることなく臨めました。“表現に制限をかけずにできることをやろう”という、ラルビのピュアな精神に惹かれました。ラルビは、一番最初に“人間のようなロボットとはどういうことか?”ということをあらためて追求したいと話していて、稽古場ではよく“イノセント”と言っていました。彼の真摯な言葉を信じて、私も真っすぐ純粋に演じたいと思っています。

■柄本明 天馬博士役
『テ ヅカ TeZukA』のDVDや『バベル BABEL(words)』を観て、あまり参加したことがないタイプのお芝居ですし、僕がどこにいればいいのかなという感じだったんですが(笑)、自分の新しい世界になればと思います。ラルビさんは目がきれいですね。哀しい目をしていらっしゃる。演出の時に「世界のどこを見つめている目なんだろう?」と思わせるんです。そんなところを興味深く見てました。

■吉見一豊 お茶の水博士役
最初は何の予備知識もなく、お茶の水博士役は楽しそうだなと考えていました。原作を読んで「どう舞台にするんだ?」と思いましたが、『テ ヅカ TeZukA』を観て、これは(ラルビに)任せていいんだなと。(ラルビは)演出家ですが、一緒に舞台に立っているようだなと感じました。

■松重豊 アブラー役
最初はラルビさんを存じ上げませんで、『テ ヅカ TeZukA』のDVDを家で見てましたら、大学で芝居をやっている娘が「あれ、ラルビじゃん? 知ってるの?」と言ってきて、出演オファーがきていることを話したら「(軽い口調で)じゃあ、絶対やった方がいいよ」って(笑)。それで決めました。娘の助言に間違いはなかったなと、今思っています。

■寺脇康文 ゲジヒト役
「鉄腕アトム」は子どものころから大好きでしたし、浦沢さんの漫画も全部大好きで読んでました。ですから、この話がきた時は一も二もなくやりますと答えました。ラルビの演出のすべてには裏付けがきちんとあって全部理論で説明できる。しかも、直感も発揮しつつ、自分で決めたことを自分でひっくり返すという勇気も持っている。なので、僕らは毎回新しいチャレンジをすることになるんですが、やってみるとそれがベストになっている。ですから、できあがったものは一番良いものだと思います。

東京公演は2月1日(日)まで。大阪公演は2月6日(金)から11日(水・祝)まで。

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  • 『プルートゥ PLUTO』開幕 1 森山未來
  • 『プルートゥ PLUTO』開幕 2 森山未來
  • 『プルートゥ PLUTO』開幕 3 寺脇康文
  • 『プルートゥ PLUTO』開幕 4 森山未來(左)と永作博美
  • 『プルートゥ PLUTO』開幕 5 柄本明(左)と永作博美
  • 『プルートゥ PLUTO』開幕 6 左から寺脇康文、吉見一豊、シディ・ラルビ・シェルカウイ、森山未來、永作博美、柄本明、松重豊
  • 『プルートゥ PLUTO』開幕 7 左からシディ・ラルビ・シェルカウイ、森山未來、永作博美、手前はペッパー

 

インフォメーション


■大阪公演

2015年2月6日(金)〜11日(水・祝)
・会場=森ノ宮ピロティホール


*記事中の手塚治虫・手塚プロダクションの「塚」はすべて旧字

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