藤山直美&渡辺いっけいのコンビで復活 『おもろい女』製作発表会 - 2015年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『おもろい女』会見 1 藤山直美(左)と渡辺いっけい

▲ 藤山直美(左)と渡辺いっけい

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『おもろい女』会見 2 左から田村孝裕(潤色・演出)、篠田光亮、黒川芽以、山本陽子、藤山直美、渡辺いっけい、田山涼成、正司花江、小野田正(監修)

▲ 左から田村孝裕(潤色・演出)、篠田光亮、黒川芽以、山本陽子、藤山直美、渡辺いっけい、田山涼成、正司花江、小野田正(監修)

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森光子の代表作の一つでもあった舞台『おもろい女』が、藤山直美&渡辺いっけいらの出演で9年ぶりに上演決定。その製作発表会が都内で行われた。

昭和初期に活躍した実在の天才漫才師ミス・ワカナを題材とした本作。ワカナが15歳で相方・玉松一郎と出会い、結婚、別離を経ながら、漫才で人気の頂点を極め、若くして命を落とすまでの生涯をドラマチックに描き出す。

本作は、65年に森光子と藤山寛美が「ワカナ・一郎」を演じ、テレビドラマとして誕生。78年には、森と芦屋雁之助のコンビで芸術座で舞台化され、その後、森は463回にわたり主演を務めた。そして、このたび、藤山直美が満を持してミス・ワカナ役に挑戦。玉松一郎を演じるのは渡辺いっけいだ。

会見での主なコメントは以下の通り。

■小野田正(監修)
父(作:小野田勇)が亡なくなって、17年経ってこのような芝居をやっていただけるのは本当にうれしくて、家族一同大喜びしています。役者にとってだけでなく、芸術座にホンを書くというのは、作家にとっても晴れ舞台でして、当時、父が喜んでいたのを今でも覚えています。名うての遅筆家だった父が、原稿を書き直すほどに早く書けたと話していて、それだけ気に入っていてのだと思います。
皆さんには、作品の良いところを探して、ホンを好きになって、つくっていただけたらと思います。

■田村孝裕(潤色・演出)
あらゆる意味でプレッシャーです。やはり作品が偉大過ぎるので。これからどうしようかなと思っていますが、どなたが演じられたとか、演出されたとかの歴史は、なるべく頭の中から排除して、楽しい作品につくっていけたらと思っています。(藤山とタッグを組んだ『ええから加減』よりも)今回は、漫才そのものをフューチャーするというよりは、その部分を通したお二人の生きざまに焦点を合わせたいと思っています。

■藤山直美 ミス・ワカナ役
私もプレッシャーです。森光子さんがやってこられたことと同じことをしようなんて、ド厚かましい考えは捨てまして、自分としては新しい作品として務めさせていただきます。一番大事なのは、その時代の風情を出すことですが、お芝居のテンポからすると、今日性も要りますので、そのうまいことした調和ができればいいなと思います。えらいことなってきたなと思ってますが、お芝居は一人でするものではありませんし、皆さんの集合体として一つのものが出来上がるので、そこは心強く感じております。とにかく面白い芝居になって、お客さんが喜んでくれはるのが一番ですから、そこに徹していきたいと思います。

■渡辺いっけい 玉松一郎役
漫才をやらなくてはならないのかと、最初は尻込みしました。小学校の卒業文集に「コメディアンになりたい」と書いて、今でも芸人さんをリスペクトしています。それだけに、これはできないと思っていたんですが、前回の台本を読んだところ、いわゆるバックステージものの人間ドラマなんだと分かりました。僕の演じる一郎さんが「自分に才能がないんだ」と心情を吐露する場面がとても気に入りまして、お話をお受けしました。藤山直美さんは、非常に好きな女優さんなので、よく声を掛けていただいたなと思っています。ありがたいです。

■黒川芽以 桜井晴美役
20代の私が読んでも、現代にも通ずる感情や情景が心にグッと来るお話でした。だからこそ、ずっと残っている作品なんだなと思いました。明るく楽しい役なので、自分も楽しみながらお芝居をやっていきたいなと思います。歴史のある作品をすごい方がとやらせていただくので、たくさん勉強していい経験をさせていただきたいと思います。

■篠田光亮 江藤和夫役
先輩方のプレッシャーの100万倍くらいのプレッシャーだと思います。今までに感じたことのない手汗です。良きものを復活させて、新しい『おもろい女』をどう見せられるのか楽しみですし、先輩方に負けないよう、弟子の僕たち(黒川・篠田)も新たな笑いをつくれたらと思っています。

■正司花江 菱本せつ役
この役が来てびっくりです。今までお芝居では、婆やとかお手伝いさんの役が多かったんですが、今回は芸能社の社長さんの役。あこがれです。『おもろい女』ですから、おもろくやりたいと思います。普通やったらパートでもお仕事ない歳ですから(笑)。こうして呼んでいただけてありがたいことです。おおきに。

■田山涼成 秋田實役
「人を外見で判断するな中身で見ろ」と、言われてまいりました。帝大出身の秋田實さんのお姿は、見れば見るほどインテリで、自分の見た目はどこにインテリが残っているのか、もう少し髪の毛を残しておけばよかったと(笑)。やっぱり外見ではなく、内面から役づくりしようと思います。

■山本陽子 山路たま役
私は、九州小倉の芸能界のボス、社長の役をやらせていただきます。過去、赤木春恵さん、山岡久乃さんがやられていて、そんな貫禄が出せるのか心配でございますが、この新しいチームでつくり上げていく中で、存在を引き出せたら。芸人の“間”というのが本当に難しいと思います。今回は舞台上で、ワカナさんと一郎さんをじっくりと拝見して、その中に自分の掴めるものがあったらいいなと、欲を出して舞台に臨みたいと思います。

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  • 『おもろい女』会見 1 藤山直美(左)と渡辺いっけい
  • 『おもろい女』会見 2 左から田村孝裕、篠田光亮、黒川芽以、山本陽子、藤山直美、渡辺いっけい、田山涼成、正司花江、小野田正
  • 『おもろい女』会見 3 田村孝裕
  • 『おもろい女』会見 4 藤山直美
  • 『おもろい女』会見 5 渡辺いっけい
  • 『おもろい女』会見 6 黒川芽以
  • 『おもろい女』会見 7 篠田光亮
  • 『おもろい女』会見 8 正司花江
  • 『おもろい女』会見 9 田山涼成
  • 『おもろい女』会見 10 山本陽子

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