中谷美紀&神野三鈴出演『メアリー・ステュアート』が上演決定 - 2015年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『サイケデリック・ペイン』神野三鈴(左)と中谷美紀

▲ 神野三鈴(左)と中谷美紀

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中谷美紀&神野三鈴の出演により、ダーチャ・マライーニ作『メアリー・ステュアート』がPARCO劇場にて上演される。

宗教戦争とルネサンス文芸の黄金時代である16世紀に生きたスコットランド女王メアリー・ステュアートと、イングランド女王エリザベス1世という、二人の女王を描いた本作。フリードリッヒ・シラーの同名作品の翻案として、イタリア人作家のマライーニが、女性の視点から、二人を主人公に描いた戯曲だ。

登場人物はメアリー・ステュアートとその乳母、エリザベスとその侍女の4人だが、舞台に立つのは二人の女優。メアリーを演じる女優はエリザベスの侍女を、そして、エリザベスを演じる女優はメアリーの乳母を互いに演じることで、彼女たちの哀しみや怒り、苦しみや喜びを浮き彫りにする。

90年に宮本亜門の演出、麻実れい&白石加代子出演で日本初演。その後、上演を重ね、05年にはPARCO劇場で南果歩&原田美枝子により上演されている。今回、中谷は、生後6日目でスコットランドの王位を継承し、国や宗教に翻弄されながらも“女”として果敢に生きたメアリー・ステュアートを、神野は、政治にまつわる男女間の諍いを嫌い、“国家”と結婚をした“ヴァージン・クイーン”エリザベス1世を演じる。

■中谷美紀 メアリー・ステュアート役
今回はステージの上にはたった二人だけですから、掛け合いの妙をお客さまに楽しんでいただくためには、寸分の隙も許されません。大変な作品と出会ってしまったというのが今の正直な気持ちです。女王というポジションは、われわれ市井の人間とは異なった特殊なもの。とはいえ、女性が人の上に立つということでいえば、会社を営んだり、あるいは部署を司ったりということで、彼女と同じ立場にいる女性も多いと思います。そしてその中で、自分の意志だけではなにも決められない、という経験のある方も少なくないのでは。そのもどかしさは、メアリーと現代の女性たちが共通して感じる部分だと思っています。メアリーは、人の上に立つ者であるにもかかわらず、感情に流されやすく愚かな部分もあって、そこが魅力的でもある人物です。エリザベスのように冷静で、自制心をもって国を治める人間と異なり、彼女はその場の感情に流されている。その二人の対比を楽しんでいただきたいですし、対照的でありながら、ともに気高い女王たちの物語を全身全霊で演じたいと思っています。

■神野三鈴 エリザベス1世役
「中谷さんと一緒に二人芝居を」という話をいただき、しかもそれが『メアリー・ステュアート』と、演劇史に残るような作品を、大好きな女優さんとご一緒できるなんて奇跡のようです。二人だけで、純粋に作品に取り組む環境をつくっていただき、演劇を志したころの夢がかないました。私たちはみんな、何かの役割を演じて生きている。その中で常に選択をし続けなければいけないという部分があると思います。また、その選択に対する覚悟も求められる。この作品では、その一つひとつにもがき苦しむ人間の姿を描きたいですし、彼女たちが女性ゆえに豊かになれたこと、踏みにじられたことの両方が浮かび上がると思います。また、エリザベスの人生を演じることで、彼女が抱くものを昇華させてあげられたら、それが、私たちすべての女性の中にある何かを昇華させることにつながったらうれしい。そして、女性ならではの苦しみや幸福、葛藤を一緒に感じていただければ。舞台という生身の人間が立つ場で、中谷さんと私が魂でぶつかり合う姿を見届けていただけたら幸せです。

インフォメーション

PARCO Production
『メアリー・ステュアート』
フリードリッヒ・シラー作「メアリー・ステュアート」の自由な翻案

【スタッフ】作=ダーチャ・マライーニ 訳=望月紀子 演出=マックス・ウェブスター
【キャスト】中谷美紀/神野三鈴
リュート演奏=久野幹史/笠原雅仁

■東京公演
2015年6月13日(土)〜7月5日(日)
・会場=PARCO劇場

■大阪公演
2015年7月11日(土)・12日(日)
・会場=梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

■広島公演
2015年7月15日(水)
・会場=アステールプラザ 大ホール

■愛知公演
2015年7月18日(土)・19日(日)
・会場=ウインクあいち

■新潟公演
2015年7月24日(金)
・会場=りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館

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