市村正親&平田満&益岡徹の顔合わせで16年ぶりに再演 ヤスミナ・レザ作『ART』製作発表会 - 2015年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
『ART』会見 1 左から益岡徹、市村正親、平田満

▲ 左から益岡徹、市村正親、平田満

拡大する

このほかの写真も見る

市村正親&平田満&益岡徹が出演する舞台『ART』の製作発表会が、10日、都内で行われた。

フランスの劇作家ヤスミナ・レザが、94年に発表した本作。15年来の親友関係にあった男3人が、高価な“真っ白い絵”をめぐり、大げんかを繰り広げる様子を描いたシニカルなコメディーだ。初演はモリエール賞最優秀作品賞を受賞し、さらにローレンス・オリヴィエ賞最優秀コメディー賞(97年)、トニー賞プレイ部門最優秀作品賞(98年)を獲得するなど、高い評価を得るレザの代表作だ。

99年の日本初演キャストである市村&平田&益岡の顔合わせにより16年ぶりに再演される今回の公演。パトリス・ケルブラ(演出)、エドゥアール・ローグ(美術)ら初演版と同じスタッフを迎える。

会見での主なコメントは以下の通り。

■市村正親
『ART』という台本があったからこそ、この3人が出会えて、16年ぶりにこうしてそろっているという気がします。台本を読み返すと、当時の益岡さん、平田さんのせりふの言い方がはっきり耳に残っていますね。こうして3人で会ってみると、それぞれに良い人生を生きてきたんだなと感じます。マークを演じる時に生まれる感情は、16年前とは絶対に違うものになると思うので、そういう人生みたいなものを表現できたらいいなと思います。せりふ劇なので、また苦労するかと思いますが、苦労のしがいがある作品です。ミュージカルとは違う、心理的なやりとりができることが楽しみです。昨年、胃がんの手術をしましたが健康的にも問題ありません。お腹もへこんでタンスに入っていたものがすべて着られて経済的です(笑)。芝居の神様が「まだ逝かせないよ」と言ってくれていると思うので、今この時をしっかり生きて、1本1本の作品を愛していきたいなと思います。

■平田満
16年ぶりに同じキャストでの再演というのは、演劇ならではの面白さ、楽しさが味わえるんじゃないでしょうか。16年経って進歩したところも、(額の生え際を見せながら)後退したところもあるかと思いますが(笑)、それも含めて、いろいろな時間の経過を考えたりすると、初演をご覧になった方も楽しめると思います。僕らもどんな『ART』になるのか楽しみです。

■益岡徹
初演の時に、二人と「もうちょっと歳を取ってからもう1回やってみたいな」と言っていたのを思い出します。そして、市村さんにはお子さんが生まれて、お母さんが亡くなられたり、僕自身も両親が亡くなったりと、時間の蓄積を実感しています。“事なかれ主義”とは対局にあるような、3人の容赦のないやりとりが、今の時代にどう受け止められるのか楽しみ。また、かけがえのない時間をつくっていけると確信しています。平田さんの、あの別次元のせりふ量の芝居をまた観られるのがすごく楽しみ(笑)。かわいそうなんですけど、助けようがないんですよね、平田さんは勇気があるなあ(笑)。

この記事の写真

  • 『ART』会見 1 左から益岡徹、市村正親、平田満
  • 『ART』会見 2 市村正親
  • 『ART』会見 3 平田満
  • 『ART』会見 4 益岡徹
  • 『ART』会見 5 左から益岡徹、市村正親、平田満

インフォメーション

『ART(アート)』

【スタッフ】作=ヤスミナ・レザ 演出=パトリス・ケルブラ 美術=エドゥアール・ローグ
【スタッフ】市村正親/平田満/益岡徹

2015年4月28日(火)〜5月10日(日)予定
・会場=サンシャイン劇場
・一般前売=2月24日(火)開始
・料金=全席指定S席9,200円/A席5,000円

愛知(穂の国とよはし芸術劇場 PLAT、名古屋市民会館)、京都(南座)、福岡(福岡市民会館)、新潟(りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館)でのツアー公演あり

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/7037