宝塚歌劇団宙組トップスター・凰稀かなめ退団会見 - 2015年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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凰稀かなめ 退団会見 1

▲ 凰稀かなめ

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凰稀かなめ 退団会見 2

▲ 会見より

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2月15日、宝塚歌劇宙組公演『白夜の誓い−グスタフIII世、誇り高き王の戦い−』『PHOENIX 宝塚!!−蘇る愛−』が千秋楽を迎え、男役トップスターの凰稀かなめ、演技派スターの緒月遠麻を含む4名が退団した。

2000年宝塚歌劇団入団の凰稀は、繊細かつ誠実な芝居づくり、劇画から抜け出たような美しい舞台姿で人気を博し、星組・柚希礼音、宙組・大空祐飛のもと二番手として活躍。12年にトップ就任後は、人気SF小説を舞台化した『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』などで新たなファン層の心を捕らえる一方、『風と共に去りぬ』レット・バトラー役、『ベルサイユのばら』オスカル役といった劇団を代表する大役でも評価を受け、伝統の継承に大きな役割を果たした。また同時退団した一人、緒月遠麻は、多くの難役で舞台の屋台骨を担ってきた演技派男役。“愛された役者”とも言うべきスターで、こちらも惜しまれつつの退団となった。

当日上演された凰稀のサヨナラショーは、当たり役の呼び声高い『ロミオとジュリエット』ティボルト役のソロや、相手役・実咲凜音とのデュエットなどで代表作を振り返る一方、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』から「銀河の覇者」、『シトラスの風II』から「明日へのエナジー」と、群舞も印象に残るつくり。宙組を背負う立場としての矜持をたびたび口にしていた凰稀だが、最後のステージも、今の宙組のパワーを最大限に見せるものとなっていた。

退団のあいさつで緒月は、「男役・緒月遠麻として生きられたこと、一生忘れません」とした上で、宝塚歌劇団の一員だったことの誇りと、これからの宝塚歌劇を愛することを簡潔ながら思いを込めた口調で述べた。

続く凰稀は、通常よく着られる黒紋付と緑の袴姿ではなく、“男役の正装”とも言うべき黒の燕尾服姿で登場し、「私を怒らせ、泣かせ、笑わせてくれた“役”たち、そして温かく優しく厳しく見守ってくださった皆さま。心から愛しています」とコメント。「この舞台で共に戦った、愛する宙組の仲間たち。みんなが、これからもずっと皆さまに愛される組であるよう祈っています」と告げ、「宙組6代目(トップスター)凰稀かなめ、本日をもって宝塚を卒業致します。皆さま、本当にありがとうございました」と締めくくった。

終演後の記者会見で凰稀は、「明日からは、7代目(宙組トップスター)・朝夏(まなと)が引っ張っていきますので、これからの宙組もどうぞよろしくお願いいたします」とコメントし、「残したいものは伝えてきているので、それを受け継いだ子たちが(その中身を)全部明かしてくれると思います」と、跡を継ぐ後輩、そして新生宙組への愛情を示した。今後の予定は未定。ファン約8000人に見送られ、約15年を過ごした夢の世界を後にした。

新トップは朝夏まなとが務め、トップ娘役続投の実咲凜音とコンビを組む。お披露目となる赤坂ACTシアター公演『TOP HAT』は、4月5日(日)開幕。

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