野田秀樹作・演出『エッグ』パリ公演が開幕 - 2015年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『エッグ』パリ公演 1 妻夫木聡(手前)と深津絵里

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『エッグ』パリ公演 2

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『エッグ』パリ公演 3

▲ カーテンコールの様子

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野田秀樹作・演出の舞台『エッグ』が、フランス・パリの国立シャイヨー劇場にて、現地時間3日に開幕した。

昨年、『THE BEE English Version』を同劇場で上演した野田。今回は、野田作品の中でも大規模公演の一つである本作が、同劇場の今シーズンの正式プログラムとして招聘され、メーンハウスで上演されることとなった。

フランス語字幕での日本語上演となったが、日本と同様に舞台の展開に合わせて笑い声が起こるなど、フランスの観客は熱い反応を見せた。終演後、劇場は大きな拍手に包まれ、パリ公演初日は無事終了しました。

初日を終えた妻夫木聡、深津絵里、仲村トオル、野田のコメントは以下の通り。

■妻夫木聡
フランス公演は言葉の壁があり、作品の深い部分や野田さんが伝えたかった思いがどのくらい、パリの観客に伝わっているのか分かりませんが、笑い声や反応から、パリの観客との距離感がすごく近く感じられたことが感動的でした。フランスの皆さんにも迎え入れてもらえたと思ってもいいのかなと感じることができる良い初日でした。東京、パリ、大阪、北九州、どこで演じるのも同じモチベーションで挑んでいますが、今回、パリで得たものは、さらなる深化をもたらしてくれるはずなので、心の深部を表現していきたいです。フランスの文化は、手が加えられることで進化してきた文化だと思っています。この『エッグ』という作品がフランス文化に触れることにより、更なる深化を遂げ、どのように調理されていくのかを楽しみに、残りの公演も演じたいと思います。

■深津絵里
お客さまの反応が変化していく感じが日本と同じだったことに驚いたのと同時に、とてもうれしかったです。舞台は本当に生なんだなぁと、お客さまと今その瞬間を一緒につくっているんだと、あらためて強く感じました。残りの公演をみんなで楽しみたいと思います。

■仲村トオル
初日のパリの観客の反応ということよりも、東京と同じようにいつも通り演じるつもりでしたが、自分自身が力んでしまい、力が入ってしまっていたと思います。今回は、一人ではなく強力な仲間が一緒に頑張ってくれるので、とても心強いです。明日からの公演は、この強力なチームで、力まずにいつも通り頑張りたいと思います。国籍や言語の違う人同士が理解し合うということは奇跡に近いことだと思っていますが、パリ公演を通して、演劇というものは言葉で話しても分からないことでも、芝居を見せることで相互理解ができる、共通言語のようなものになり得ることを感じています。

■野田秀樹
パリの反応はとても良かったと思います。ちょっとやそっと褒められてもなかなか信じられない私ですが、自分の経験からしても今日の初日は、良かったと言っても許されると思える素晴らしい初日でした。パリ公演が始まる前は不安で、題材の難解さが伝わるのかなど、お芝居が終わってもまだまだ不安でいっぱいでした。シャイヨー劇場の芸術監督ディディエ・デシャン氏が、2度あることは3度あるということわざを用い、『エッグ』に続き、パリでの3度目となる公演のチャンスを楽しみにしています。と言ってくれたので、その言葉にとても救われました。これだけ層の厚い、本当に素晴らしい役者さんたちがそろって、海外で公演することはかつてないのではないかと思いますし、本当に、このメンバーで素晴らしい初日を迎えることができ、光栄です。

パリ公演は8日まで計6回の公演を行い、その後、大阪(3月26日〜4月8日)、福岡(4月16日〜19日)でも上演される。

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