中村芝雀改め五代目中村雀右衛門 襲名披露記者会見 - 2015年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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五代目中村雀右衛門 襲名会見 1

▲ 中村芝雀改め五代目中村雀右衛門

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来年3月、中村芝雀が女形の大名跡、中村雀右衛門の五代目を襲名することが決定し、都内で記者会見が行われた。雀右衛門は江戸時代に上方から起こった名跡の一つ。四代目は、昭和、平成の歌舞伎界で名女形として活躍し、人間国宝にもなった。芝雀はその次男で、1964年に父が四代目雀右衛門を、自身が七代目芝雀を襲名しており、「約50年、(父の)雀右衛門を手本としてやってまいりました」と名跡の大きさを語った。

また、四代目からの「心を大事に」という言葉を挙げ、「熱く強い気持ちの入った、お客さまに訴える力のある芸を少しでも継いでいきたい」とコメント。その上で「立役や一座の方たちに対する思いやりも見習っていくことが、父の名を襲名させていただくということの柱になる」と思いを述べた。女形としての容姿についても「身体を鍛えて、後は、多少DNAで若く見えちゃうというか(笑)……(年齢を考えると)ちょっと情けないのですが、逆にかわいらしさ、美しさを武器にできるよう頑張っていけたら」と語った。

襲名興行で披露される狂言は未定だが、芝雀は「父は“三姫”(『本朝廿四孝』の八重垣姫、『金閣寺』の雪姫、『鎌倉三代記』の時姫)を大切にし、60歳を過ぎてもやっておりました。私もそういった狂言ができれば」と意欲を見せた。また、四代目がライフワークとしていた道明寺物や、“雀右衛門の会”でつとめた舞踊、小さいころから手取り足取り教わったという『藤娘』、京屋の芸として『葛の葉』などにも触れ、「京屋の芸で埋もれているものがあれば発掘し、つとめることができればありがたい」と意気込んだ。

襲名披露興行は、2016年3月の歌舞伎座を皮切りに、6月福岡・博多座、7月大阪松竹座、12月京都・南座で行われるほか、同年中に全国各地も回る予定だ。

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  • 五代目中村雀右衛門 襲名会見 1
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