寺山修司×蜷川幸雄×松任谷正隆×亀梨和也『青い種子は太陽のなかにある』製作発表会 - 2015年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
『青い種子は太陽のなかにある』会見 1 左から六平直政、高畑充希、蜷川幸雄、松任谷正隆

▲ 左から六平直政、高畑充希、蜷川幸雄、松任谷正隆

拡大する

『青い種子は太陽のなかにある』会見 2 高畑充希

▲ 高畑充希

拡大する

このほかの写真も見る

KAT-TUNの亀梨和也が蜷川幸雄演出作品に初挑戦。今夏、Bunkamuraオーチャードホールにて上演される音楽劇『青い種子は太陽のなかにある』の製作発表会が行われた。

寺山修司が生誕80年、蜷川幸雄が80歳を迎えるというメモリアルイヤーの今年。63年に寺山が20代で執筆し、13年に発見された幻の戯曲を蜷川の演出で送る。60年代の高度成長に踊る日本のスラム街を舞台に、個性的な住人たちの狂騒と若者たちの悲恋を通じ安保反対闘争の直後らしい体制批判を象徴的に描き出す。

音楽を手掛けるのは松任谷正隆。そして、蜷川がオーチャードホールでの初演出に挑む。

蜷川幸雄
嫌な劇場ですね(会場笑)。客席が縦に長いんです。この空間をどう埋めて奥まで届けるか、ものすごく困難で大事な仕事だと思っています。苦闘に次ぐ苦闘でオーバーチュアからどうしようかといいながらやっていますが、亀梨君や若い人たちに頑張ってもらいたいと思います。六平は頑張るとうるさいので何も希望しません(笑)。台本の印象は最低でした。寺山さんだって最初からすごいわけではなく、ものすごくいいホンではない。これからいろいろなものを付け加えて、どう面白くなるか、どう進行していくのか楽しみにしています。僕は、亀梨君は手こずりそうだと思ってます。こじれたら、そっぽ向いて絶対に言うこと聞かないだろうなと。困難な山を選びました(笑)。60年代アングラの空気を伝えられる演劇人はそういないし、今伝えられる一番良い人物は僕じゃないかと思ってます。寺山さんと同世代だしいろいろなことが肉感的に分かっているんです。でも、ジジイがのさばってるって思われるのは嫌だから力をふりしぼって必死にやります。

松任谷正隆
一番最初に秋元康さんから「蜷川さんが会いたがっている」という電話を受けた時は、これは役者として呼ばれたのかと(笑)。曲は全部つくっていますが、全部変えるくらいの気持ちで臨みます。台本を読んだ時には、よい意味でも悪い意味でも“ドブの臭い”がしました。それを出さないとダメだなと思いました。この時代をリアルに生きてきましたが、僕は作品世界とは違う世界を歩いてきたので、今までにないアプローチができるかなと思います。

亀梨和也
とにかく初めてのことだらけでこれからどうなるのか。今まで自分がやってきたことをしっかりと提示しながら、この世界に染まって時間を過ごせたら。大阪公演が終わった後、自分自身と向き合った時に、違った顔を見られることを期待して、座長として引っ張っていくことができたらと思います。ぜひ楽しみにしていてください。時代背景は経験したことのないものですが、僕が読んでもすごくリアルに感じられるし、あの時代の生々しさが残る言葉遣いをしっかりものにしたいと思います。ジャニーさんに連れられて蜷川さんにお会いしたのが18歳くらいのころ。それから10年近く時間が経って、ジャニーさんの舞台以外では初めての作品が、蜷川さんの作品ということに非常に感激してますし、このタイミングでこの作品ということをありがたく受け止めています。

高畑充希
ものすごく楽しみでなりません。今日、この劇場に立ってみて、思ったより大きいなと。2カ月後にここに立っている自分が、まだどんなふうなのか全然想像がつきません。初めてだらけですが、いっぱい恥をかいて、六平さんに負けない(笑)、若者のパワーで頑張りたいと思います。台本は、難しいのかなって思って身構えていたんですけど、思ったよりもサラサラというか、気づいたら読み終わっているような、想像していたものと違って楽しく読ませていただきました。ミュージカル『ピーターパン』をやっていたころから、蜷川さんが使ってくれないかなって思っていました。やっと野望の入り口に立ったという感じかな(笑)。
(蜷川から「僕、『ピーターパン』嫌いなんだよ」と一言)そうなんですか? 6年やったのに(笑)。今年の夏もやってるので観てください。でも卒業して、こうしてここに来られてうれしいです。

六平直政
蜷川さんの演劇をやることは戦争だと思ってるんです。なので落ちこぼれるヤツも、ボロクソに怒られるヤツも、ほめられるヤツもいる。そして、お客さんの目にさらされて、ダメな批評家のペンとも戦うんです。その初めての戦いに出る若い二人を、私が何とか支えようかと思ったら、亀ちゃんは「演技プランは僕が全部教えますから」と(笑)。若い人の感性ほど鋭いものはないですから、皆さま楽しみにしていてください。俺の芝居は、満杯の席でしか見せませんから。ここはコクーンの3倍ですけど、万が一この顔ぞろえで空席が出るような油断があってはいけない。毎日、楽日まで満員の中で芝居ができるように、(大声で)よろしくお願いいたします!!

同じ記事の写真

  • 『青い種子は太陽のなかにある』会見 1 左から六平直政、高畑充希、蜷川幸雄、松任谷正隆
  • 『青い種子は太陽のなかにある』会見 2 高畑充希
  • 『青い種子は太陽のなかにある』会見 3 六平直政
  • 『青い種子は太陽のなかにある』会見 4 蜷川幸雄
  • 『青い種子は太陽のなかにある』会見 5 松任谷正隆

インフォメーション

音楽劇『青い種子は太陽のなかにある』

【スタッフ】作=寺山修司 演出=蜷川幸雄 音楽=松任谷正隆
【キャスト】亀梨和也/高畑充希/マルシア/大石継太/渡辺真起子/鳥山昌克/つまみ枝豆/山谷初男/戸川昌子/六平直政 ほか

■東京公演
2015年8月10日(月)〜30日(日)
・会場=Bunkamuraオーチャードホール

大阪公演
2015年9月4日(金)〜13日(日)
・会場=オリックス劇場

各公演とも
・一般前売=6月13日(土)開始
・料金=全席指定S席12,500円/A席8,000円/B席(東京のみ)6,000円

過去の関連記事

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/7315