坂田藤十郎が博多座で『曽根崎心中』お初役1400回を達成 - 2015年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『曽根崎心中』坂田藤十郎 お初1400回 1

▲ 特別カーテンコールより

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博多座で上演中の「六月博多座大歌舞伎」の昼の部『曽根崎心中』にて、坂田藤十郎がお初役通算1400回を達成。記録を達成した25日の公演では、歌舞伎では珍しい特別カーテンコールが行われた。

終演後、記録達成を知らせる場内アナウンスが流れ、再び緞帳が上がると、満員の観客席からは一斉に拍手が起こり「山城屋!」の声が飛び交った。

舞台上には、白装束のお初の衣裳のまま、正座で観客に向かい2度深々と頭を下げる藤十郎。静かに立ち上がり感慨深く天を仰ぐように両手を広げ喜びをかみしめていた。その後、共演の中村梅玉と博多座代表取締役・芦塚社長より花束贈呈が行われ、最後に観客に向かい声には出さず「ありがとうございました」と感謝を述べた。

坂田藤十郎 コメント
本日『曽根崎心中』のお初を演じて、初演以来1400回を達成させていただきました。まことに感慨深く、昭和28年8月、21歳の時、東京の新橋演舞場で、父・二代目鴈治郎の徳兵衛と復活初演した舞台が、まるで昨日のことのようによみがえってきたような、そんな感じがいたしました。回数もさることながら、初演から数えて62年という長きにわたり、19歳のお初という女性を演じ続けてきましたことにも深い感慨がございます。この間、さまざまな思い出があります。特に忘れられないのは、平成7年1月、大阪の中座での1000回達成の日で、あの阪神大震災の前日でした。そういう大変な時でもお客さまが観に来てくださったことは大変ありがたく、感謝の気持ちは私の胸に深く刻まれております。自分の人生で『曽根崎心中』という作品に出合えた私は幸せです。お初という女性に出合えたことも運命だと思っています。お初が私の歌舞伎人生を変えてくれました。1400回演じていても、私は、毎回毎回、お初を新しく生きています。それは初演以来、変わりません。『曽根崎心中』を上演している時はいつもお客さまがより近くに感じられます。お客さまに支えられて演じ続けて来られました。感謝の気持ちで、明日の千秋楽もお初を生きたいと思っています。

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