“残留思念”で事件を解決する野村萬斎×宮迫博之の新コンビが誕生 古沢良太脚本の新作映画「スキャナー」が公開 - 2015年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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映画「スキャナー」宮迫博之(左)と野村萬斎

▲ 宮迫博之(左)と野村萬斎

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野村萬斎が主演を務める映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」が、16年のゴールデンウィークに公開される。

現代劇初挑戦となる萬斎が本作で演じるのは、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読み取ることができる特殊能力を持つ男・仙石和彦。かつて、その能力を使い「マイティーズ」というコンビで日本中を湧かせたこともあったが、その代償に精神をすり減らし、コンビも解散、以来、マンションの管理人として人目を避けた生活を送っているというキャラクターだ。ストーリーは、一人の女子高生が解散したマイティーズに、行方不明となったある女性を探してほしいと依頼を持ちかけるところから始まる。

萬斎は「“物に人間の思いが宿る”というのは日本的な感性ですてき。僕らも先祖伝来の衣裳や面には人の思いが宿っていると感じているので、このお話にも共感できますね」と語っている。

一方、仙石とタッグを組むのは、マイティーズ解散後もピン芸人を続けるものの鳴かず飛ばず、という元相方のマイティ丸山。風変わりな仙石の行動に振り回されながらも行動をともにし、仙石にとっても唯一、本音でぶつかることができる存在である彼を、お笑い芸人の宮迫博之が演じる。

宮迫も「“幽霊=残留思念説”っていうのを小学校からずっと唱えているんです。なので、非常にこの話には興味を持ちました。舞台だってそうです。1000人の前で漫才やって、誰一人笑わない。あの時の思念は絶対残ってます(笑)」と持論を明かした。

狂言師と漫才師という異色コンビの誕生となったが、二人とも「宮迫さんとのコンビですが僕も漫才師になったような不思議な気分です(笑)。狂言もせりふ術ですが、話芸を培われた宮迫さんと一緒にやると非常にテンポ感が出ます。お互いが楽しんでいて、それを人が見て楽しい。そんなコンビネーションになっていると思います」(萬斎)、「萬斎さんとお仕事させてもらうのは初めてなんですけど、とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と何の違和感もなくリズムよくできたんです」(宮迫)と、早くもコンビネーションは仕上がっている様子だ。

彼らの役を生み出したのは、多くのヒット作を送り出している人気脚本家・古沢良太。今回、「相棒」「ゴンゾウ」など、さまざまな人気キャラクター・名コンビの生みの親であり、映画「探偵はBARにいる」シリーズでタッグを組んだ須藤泰司プロデューサーとともに新コンビをつくりあげた。

古沢は「萬斎さんは、普通じゃない“変人”をある説得力を持って演じられる人。何かしらの特殊な能力を持った人間でいこうと決めていました」と明かし、「オリジナルで脚本を書かせてもらえるのは脚本家としてすごく幸せなこと。『相棒』『ゴンゾウ』『探偵はBARにいる』と事件ものの面白さを学びました。それらの仕事を通じて学んだものの、自分なりの最新型がこの作品です。現時点での集大成でもあると思います」と自信をのぞかせている。

監督は「平成ガメラ3部作」「デスノート」などの金子修介。「萬斎さんと宮迫さんの掛け合いは、昔からコンビをやってるんじゃないかと思えるでしょう」「脚本は今までにない独創的なストーリー展開。主人公は残留思念が読めるのですが、人の気持ちまでは読めないのが、面白いと思います。さらに、古沢さんのせりふのやりとりの上手さを生かし、骨太で皆が面白がれる新しいタイプのエンターテインメント映画ができるなと思っています」と手応えを感じているようだ。

なお、現在本作ではエキストラを募集している。詳細は公式サイトを参照。

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