「フェスティバル/トーキョー15」記者会見 - 2015年8月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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「フェスティバル/トーキョー15」会見 左から安野太郎、渡邊未帆、アンジェリカ・リデル、宮城聰、多田淳之介、山岸清之進

▲ 左から安野太郎、渡邊未帆、アンジェリカ・リデル、宮城聰、多田淳之介、山岸清之進

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7月28日に、「フェスティバル/トーキョー15」の記者会見が行われた。今年で8回目となる、同国際舞台芸術フェスティバル。今年は“融解する境界”をテーマに、国内外の全12作品を上演する。また、今秋東京近郊で上演される13作品が連携プログラムとして参加するほか、シンポジウムなども開催予定だ。

会見には、参加アーティストのうち、山岸清之進(プロジェクトFUKUSHIMA!代表/ディレクター)、宮城聰(演出家、SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)、安野太郎(作曲家)、渡邊美帆(音楽ドラマトゥルク)、多田淳之介(演出家、東京デスロック主宰、富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督)、アンジェリカ・リデル(作家、演出家、俳優)が登壇し、それぞれの思いを語った。

登壇者の主なコメントは以下の通り。

■山岸清之進(プロジェクトFUKUSHIMA!代表/ディレクター)
プロジェクトFUKUSHIMA!としては活動4年目になります。野外フェスの形で始まり、3年目から盆踊りになりました。毎年8月15日に福島で盆踊りをやることを活動の中心にしていて、今ではあちこち呼ばれるようになり、池袋では昨年に続き2度目となる「フェスティバルFUKUSHIMA!@池袋西口公園」をやります。“盆バンド”が生演奏をしたり、スタッフも一緒に参加したりと多様な人たちが集まる企画なので、“盆”からかなり過ぎた10月末の公演ですが(笑)、お楽しみに。

■宮城聰(演出家、SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)
(2011年に初演し、2014年に2カ月ロングランで再演した)『真夏の夜の夢』を上演します。人間は強烈な出来事があると、“これまで体験したことがないことだ!”と思いがちですが、実は似たような経験をすでにしている場合もあり、人が過去から学ぶために、芸術があるのではないかと僕は思うんです。そんな、“本歌取り”と“ないまぜ”でできているのが、この作品です。演劇のヒーリング効果を感じさせてくれる作品だと思います。

■安野太郎(作曲家)
ゾンビオペラ『死の舞踏』のコンセプトと作曲を手掛けます。ゾンビオペラというのは、僕がつくったある機械(ロボット)による自動演奏によるオペラのことです。ロボットが演奏する音楽が、人間を映し出す鏡になるとの思いから、芸術や表現の王道である『死の舞踏』に忠実に取り組みたいと思います。

■渡邊美帆(音楽ドラマトゥルク)
ゾンビオペラ『死の舞踏』のドラマトゥルクを務めます。その時代や場所、状況の問題点を映し出すのがオペラだと私は思うのですが、このゾンビオペラではさらに、テクノロジーと人間の関係性や境界線も映し出せたらと思います。

■多田淳之介(演出家、東京デスロック主宰、富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督)
2008年より韓国で活動をスタートし、(今回脚本を手掛ける)第12言語演劇スタジオのソン・ギウンさんとはたびたび共作を行っています。今回は日韓の劇場による共同制作という形で、新作『颱風奇譚』を上演します。シェイクスピアの『テンペスト』をモチーフに、1920年代のある島の話として描くのですが、いかに“私たちの話”にできるかがポイントだと思っています。

■アンジェリカ・リデル(作家、演出家、俳優)
今回上演する『地上に広がる大空(ウェンディ・シンドローム)」には、(「ピーターパン」の)ネバーランドと、(多数の若者が犠牲になった銃乱射事件が起きた)ノルウェーのウトヤ島、それと上海といった、3つの島が出てきます。また、青春の喪失、見捨てられた恐怖、母性への憎悪という3つのポイントがあります。私が上海を最初に訪れて驚いたのは、道でいろいろな人が踊っていたことなのですが、その印象などもこの作品では描かれています。

会期は10月31日(土)〜12月6日(日)。東京芸術劇場、あうるすぽっと、にしすがも創造舎、アサヒ・アートスクエア、彩の国さいたま芸術劇場、池袋西口公園、豊島区 旧第十中学校ほか。各プログラムの詳細・チケット購入方法などは公式サイトを参照。

インフォメーション

【「フェスティバル/トーキョー15」主催プログラム】

『フェスティバルFUKUSHIMA!@池袋西口公園』
【スタッフ】総合ディレクション=プロジェクトFUKUSHIMA!+山岸清之進
2015年10月31日(土)・11月1日(日)
・会場=池袋西口公園

SPAC - 静岡県舞台芸術センター
『真夏の夜の夢』

【スタッフ】演出=宮城聰 作=W.シェイクスピア(小田島雄志訳『夏の夜の夢』より) 潤色=野田秀樹 音楽=棚川寛子
2015年10月31日(土)〜11月3日(火・祝)
・会場=にしすがも創造舎

ゾンビオペラ『死の舞踏』
【スタッフ】コンセプト・作曲=安野太郎 ドラマトゥルク=渡邊未帆 美術=危口統之
2015年11月12日(木)〜15日(日)
・会場=にしすがも創造舎

地点×空間現代
『ミステリヤ・ブッフ』

【スタッフ】作=ヴラジーミル・マヤコフスキー 演出=三浦基 音楽=空間現代
2015年11月20日(金)〜28日(土)
・会場=にしすがも創造舎

『ブルーシート』
【スタッフ】作・演出=飴屋法水
2015年11月14日(土)・15日(日)、12月4日(金)〜12月6日(日)予定
・会場=豊島区 旧第十中学校

『God Bless Baseball』
【スタッフ】作・演出=岡田利規
2015年11月19日(木)〜29日(日)
・会場=あうるすぽっと

富士見市民文化会館 キラリふじみ
『颱風(たいふう)奇譚 태풍기담』

【スタッフ】作=ソン・ギウン 演出=多田淳之介
2015年11月26日(木)〜29日(日)
・会場=東京芸術劇場 シアターイースト

『地上に広がる大空(ウェンディ・シンドローム)』
【スタッフ】作・演出・美術・衣裳=アンジェリカ・リデル(アトラ・ビリス・テアトロ)
2015年11月21日(土)〜23日(月・祝)
・会場=東京芸術劇場 プレイハウス

パリ市立劇場『犀(サイ)』
【スタッフ】作=ウジェーヌ・イヨネスコ 演出=エマニュエル・ドゥマルシー=モタ
2015年11月21日(土)〜23日(月・祝)
・会場=彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

ギンタースドルファー/クラーセン『LOGOBI 06』
2015年11月26日(木)〜29日(日)
・会場=アサヒ・アートスクエア

ゲーテ・インスティトゥート韓国×NOLGONG
『Being Faust – Enter Mephisto』

【スタッフ】構成=ピーター・リー
2015年11月19日(木)〜22日(日)
・会場=東京芸術劇場 シアターイースト

アジアシリーズ vol.2 ミャンマー特集
『ラウンドアバウト・イン・ヤンゴン』

【スタッフ】構成・出演=ティーモーナイン 演出・出演=ニャンリンテッ 音楽・出演=ターソー
2015年11月13日(金)〜15日(日)
・会場=アサヒ・アートスクエア

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