寺山修司×蜷川幸雄×松任谷正隆 亀梨和也主演『青い種子は太陽のなかにある』が開幕 - 2015年8月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『青い種子は太陽のなかにある』開幕 1 左から六平直政、蜷川幸雄、高畑充希、松任谷正隆

▲ 左から六平直政、蜷川幸雄、高畑充希、松任谷正隆

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『青い種子は太陽のなかにある』開幕 2 高畑充希

▲ 高畑充希

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KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める音楽劇『青い種子は太陽のなかにある』が、Bunkamuraオーチャードホールにて開幕。その初日を前に一部シーンの公開舞台稽古と囲み会見が行われた。

寺山修司が生誕80年、蜷川幸雄が80歳を迎えるというメモリアルイヤーの今年。63年に寺山が28歳で執筆し、13年に発見された幻の戯曲を、蜷川の演出と松任谷正隆の音楽で送る。

63年の夏、浮浪者や夜の女たちが集うスラムに近代建築のアパートが建設され始める。ある日、その建築現場で朝鮮人の作業員が転落死するのだが、現場監督や市役所の人間たちはその死体をアパートの土台のコンクリートに埋めてしまう……。60年代の高度成長に踊る日本のスラム街を舞台に、個性的な住人たちの狂騒と若者たちの悲恋を描く。

蜷川は「お客さんの観たことのない、出演者がやったことのない新しい音楽劇をつくってきました。明日からの公演を期待してください」と自信をのぞかせると、松任谷は「“テラヤマワールド”と“ニナガワワールド”があって、そこに僕や主演二人の“ワールド”と、あまり相容れない“ワールド”が重なってどうなるかなと思ったら、思いもよらぬ形にまとまったなと。とっても満足してます」と仕上がりに手応えを感じている様子を見せた。

蜷川作品に初挑戦となった亀梨。蜷川は「亀梨君は信じるとよく聞いてくれる。信じない人にはそっぽを向くと思うのでそこに気をつけました。とてもまじめだね。あと、ウエストが5cm痩せたらね(笑)。とっても屈折した感じのあるいい演技をしてます」と笑わせながらも太鼓判を押した。

蜷川の演技指導について問われると、亀梨は「普段のステージとは違うものなので、上を見ちゃ駄目だと。もちろん強い指導をいただくことはありました。(蜷川の厳しい指導について)いろいろと聞く話は、抜粋するとそういうことかもしれませんが、その前後をしっかり経験させてもらうと愛情を感じるし、本当に良いものをつくろうという気持ちで言ってくださるので真摯に受け止めました」と稽古を振り返った。

昨年の『冬眠する熊に添い寝してごらん』で蜷川作品の主演を務めた、KAT-TUN・上田竜也について話が及ぶと、亀梨は「彼からは特に話を聞いてないです」と明かした。蜷川が「彼は、なかなかよくできたし問題なかった」と話すと、亀梨は「“彼は”? “彼も”じゃなくて(笑)。明日の本番まであと1日ありますから。ウエストも絞りますよ(笑)」と笑顔を見せながら気を引き締めていた。

同じく蜷川作品に初出演の高畑充希については「芝居がうまいですよ。歌もうまいし。でも、優等生になり過ぎないように時にはイジワルも言ってみたりと、楽しくやりました」と語ると、高畑は「最初は怖かったんです。そのうち、ちょっとずつほめてくれるようなると、逆に、大丈夫かな?って不安に(笑)。でも楽しかったですし、本番も楽しんで走り抜けたいです」と意欲を見せた。

最後に、亀梨は「いろいろな要素を自分の中に通してどう表現できるのか、しっかり稽古してきました。毎公演、死ぬ気でやらないと成立しない作品なので、いい汗をかきたいと思います」と意気込みを見せ、六平直政は「松任谷さんいわく“寺山さんは集団をいじくる魔術師”と。蜷川さんは演劇の魔術師だし、松任谷さんは音楽の魔術師だと分かった。お客さんには、寺山さん、蜷川さん、松任谷さんの3つの才能、そして若き二人の才能に驚きひっくり返って帰っていただけたら。私は、皆さんにおんぶにだっこですが(笑)。とにかく集団が主役。二人のラブストーリーもありますが“集団のすごさ”をぜひご覧いただきたい」とアピールして会見を締めくくった。

東京公演は30日(日)まで。その後、9月4日(金)から13日(日)までオリックス劇場にて大阪公演が行われる。

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