中村獅童、上田竜也、前田敦子出演 岩松了作・演出『青い瞳』製作発表会 - 2015年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『青い瞳』会見 1 左から岩松了、伊藤蘭、中村獅童、前田敦子、勝村政信

▲ 左から岩松了、伊藤蘭、中村獅童、前田敦子、勝村政信

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『青い瞳』会見 3 中村獅童

▲ 中村獅童

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中村獅童主演×岩松了作・演出で11月に上演される舞台『青い瞳』の製作発表会が、都内で行われた。

物語の舞台は、ある戦争終結後の地域社会。神経のすり減るような戦場での経験を抱えながら、青年ツトムが故郷へ帰還した。戦場と故郷での日々のギャップにとまどい、自らの価値を見失いふさぎ込むツトムの前に、かつて子どものころに自分を心の迷いから救ってくれた“タカシマさん”が現れて……。

帰還兵の青年が、家族への思いと戦争の残酷さのはざまで揺れる日々を繊細なタッチで描きながら、戦争の意味を静かに激しく問いかける本作。キャストには、08年の岩松の舞台『羊と兵隊』でタッグを組んだ獅童をはじめ、主人公ツトムの妹の恋人・サムを演じる上田竜也、妹・ミチルを演じる前田敦子のほか、勝村政信、伊藤蘭など、実力派たちがそろえる。

会見での主なコメントは以下の通り。

■岩松了
ずっと前から帰還兵の話をやりたいと思っていました。戦争は、みんなが悪いことと思っていながら、なぜ終わることがないのだろうと、自分の中でずっと問題としてあったんです。その中で帰還兵というは、戦争の大きな問題を被ってしまう後遺症で、非常に大きなドラマになり得ると考えていました。家庭があり、行き場のない若者たちがいて、それを取り巻く世界があるという状況を、一つの作品として舞台に乗せたいと考えています。

■中村獅童
尊敬していて大好きな岩松さんの作品なので非常にうれしいです。しかも、お母さんが伊藤蘭さんで、妹は前田(敦子)さんでしょ? 本当にうれしいですよ(笑)。今からとてもワクワクしています。(岩松作品の印象は)一番最初に観た時は、途中でちょっと意味の分からないところがあって、役者の人たちは、意味が分かってやっているのかな?(笑)って思ったんですが、どこか、その世界観に引き込まれることがあって。だから、『羊と兵隊』の時は、そんな岩松ワールドに飛び込んで、いろいろなことを吸収したいという思いが強かったんです。説明は難しいですが……、岩松さんの書いたせりふを言えるということがうれしいという気持ちにさせてくれる作家さんなんだなと思います。

■上田竜也
2年ぶりにシアターコクーンに立てることはうれしく、感謝しています。素晴らしいキャストの皆さんがそろっているのでいろいろなことを吸収しつつ、勉強して役柄を追求したいと思います。岩松さんの何気ないせりふが大好きなんですよね。さり気なく言ったせりふが「あ、なるほど」って刺さったり。今回も楽しいせりふが飛び交うだろうなと楽しみですね。

■前田敦子
昨年、シアターコクーンで舞台デビューをさせてもらって、こうして再び立たせてもらえるとは思っていなかったので、とてもうれしいです。岩松さんの作品は、世界観に引き込まれるというか、観ていて「うらやましい」と思う世界だったので、こうしてお仕事を一緒にさせてもらえるのはうれしいです。岩松さんの作品は、岩松さん自身も出演されていて、その岩松さんを観るのが私はとても好きなんです。今回、同じ舞台に立てるのはすごくうれしいですね。

■勝村政信
初めて観た岩松さんの舞台では照明が消えるアクシデントがあったり、20年前に顔見知りでなかった時に突然オファーの電話いただいたり、岩松さんは僕にとって、いつも“突然の人”。しかも印象的な素晴らしい芝居を残していく。今回も素晴らしい方たちとどんなことになるか楽しみです。岩松さんのせりふは、会話が進んでいるようで進んでいなかったり、非常にややこしいです。でも、普段の僕らの会話も、お互いに相手のことを考えながら言葉を選んだり、ややこしいものです。岩松さんの作品は、そんな市井の人間の、飾らない、正直で嫌な部分が非常にうまく書かれていて、読んでも演じても疲れるし非常に厄介です。そして、観終わった時は爽快ではないのですが、素晴らしいものを観たなと感じられる。岩松さんは演出も厄介なので大変ですけど、それが素晴らしい作品につながっていくのだと思うとやっぱり偉大なんだなと思います。あとは、個人的に岩松さんの芝居を見るのが楽しみ。岩松さん、演出家ですがとても芝居がうまくて勉強になることが本当に多いので、稽古場で芝居をじっくり観させていただこうと思っています。

■伊藤蘭
岩松さんの舞台で一緒させていただくのは3回目ですが、岩松さんのお書きになった言葉をそのまま素直に語っていれば間違いなく面白いことになるだろうというのは確信しています。岩松さんは稽古中に想定外のことを要求されたりするので、ちょっとそれが怖いような、また楽しみの一つです。分かりやすい物語を求める方には、岩松さんの作品は難解だと言われることも多いですけど、私にはそれがすごく面白いんです。単純明快な喜怒哀楽の感情あるとしたら、その感情の隙間をこぼれる、繊細な心の動き描かれているのが楽しくて味わい深いと思います。

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  • 『青い瞳』会見 1 左から岩松了、伊藤蘭、中村獅童、前田敦子、勝村政信
  • 『青い瞳』会見 2 岩松了
  • 『青い瞳』会見 3 中村獅童
  • 『青い瞳』会見 4 前田敦子
  • 『青い瞳』会見 5 勝村政信
  • 『青い瞳』会見 6 伊藤蘭

インフォメーション

『青い瞳』

【スタッフ】作・演出=岩松了
【キャスト】中村獅童/上田竜也/前田敦子/竪山隼太/金井勇太/瑛蓮/田代絵麻/藤木修/篠原悠伸/藤原季節/木原勝利/エミ・エレオノーラ/岩松了/勝村政信/伊藤蘭

2015年11月1日(日)〜26日(木)
・会場=Bunkamuraシアターコクーン
・一般前売=9月12日(土)開始
・料金=全席指定S席10,000円/A席8,000円/コクーンシート5,000円

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