中谷美紀主演『猟銃』が再演 - 2015年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『猟銃』再演 中谷美紀(左)とフランソワ・ジラール

▲ 中谷美紀(左)とフランソワ・ジラール

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『猟銃』11年 1

▲ 11年公演より

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中谷美紀が初舞台に挑戦した『猟銃』が、16年4月に再演される。

井上靖の短編小説を原作とした本作。ある一人の男の13年間にわたる不倫の恋を、男の妻、愛人、愛人の娘という、3人の女性からの手紙を通し描き出したラブストーリーだ。

11年に、日本とカナダのクリエーターが集結し、カナダ・モントリオールや東京などで上演され、中谷は、劇中の3人の女性をすべて演じる一人三役に挑戦。第19回読売演劇大賞 優秀女優賞、第46回紀伊國屋演劇賞 個人賞に選ばれるなど、好評を博した。

このたび、『ロスト・イン・ヨンカーズ』(13年)、『メアリー・ステュアート』(15年)での舞台経験を積み、5年の歳月を経た中谷が、再び本作に取り組む。演出を、アカデミー賞受賞作「レッド・バイオリン」やシルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』、MET『パルシファル』など、幅広く活躍するカナダの演出家フランソワ・ジラールが手掛けるほか、クリエイティブスタッフには、『ZED』のクリエイターたちが再結集する。

■中谷美紀
2011年の時は初舞台でしたので、その時できる限りの力で精いっぱい演じさせていただいたつもりだったのですが、13年に出演した『ロスト・イン・ヨンカーズ』、そして、15年の『メアリー・ステュアート』を経て、さまざまな役者さん方とご一緒させていただき、多くのことを学ばせていただいた今から振り返ると、11年の『猟銃』は、まだまだつたなかったなと反省することもたくさんあり、今度こそよりよき『猟銃』をご覧に入れたいと思い、再演に至りました。演出のフランソワさんは、男性性と女性性を共に持ち合わせた、情熱豊かな方です。初舞台で右も左も分からなかった私を導いてくださった、まさに父のようでもあり、また母のようでもある……、そんな温かさを持っていらっしゃいます。フランソワさんがいらっしゃらなかったら、今ごろ、私は舞台には立つこともなかったと思います。私の新たな世界の扉を開いてくださった、大切な方です。前回は、まず人前で演じるということに対し必死で、また、せりふを覚えることにも必死で、毎日が緊張の連続でしたし、自分の体力と精神力の戦いで、ゆとりがまったくありませんでした。今回、再び臨ませていただくからには、一人ひとりのキャラクターと言葉にもっと大切に向き合いたいと思っています。すべての言葉に対し、真剣に向きあい、咀嚼して、丁寧にお客さまにお伝えしたいと思っています。

■フランソワ・ジラール(演出)
2011年の『猟銃』は美紀さんの初舞台でした。初めて舞台に立つ美紀さんとご一緒するというのは、得難い経験でした。その初演は本当に素晴らしいものでしたが、それからさらに舞台での経験を重ね、どのようなスキルを身につけられたのかということに、とても興味があります。この作品では、女優にとっては信じ難いほどに難しい、同じ一つの作品で3人を演じるということをしなければなりません。一人から別の一人へと変身しなければならないのです。それは美紀さんにとっても、私にとっても挑戦でした。その変身を可能にする仕事はとても楽しかったですね。私は映画も監督しますが、映画は一度つくってしまったら、もう一度戻るということはありません。でも、演劇の好きなところは、いつでももう一度立ち返って、改善したり、変えたり、新しい視点を持ち込むチャンスがあるとことです。ですから、再演はいつでも楽しいですね。もちろん、また美紀さんと仕事をするのも。前回の初演をご覧になってない方は、今回が中谷美紀さんのマジックをご覧になるチャンスです。

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  • 『猟銃』再演 中谷美紀(左)とフランソワ・ジラール
  • 『猟銃』11年 1
  • 『猟銃』11年 2
  • 『猟銃』11年 3
  • 『猟銃』11年 4

インフォメーション

『猟銃』

【スタッフ】原作=井上靖 翻案=セルジュ・ラモット 日本語台本監修=鴨下信一 演出=フランソワ・ジラール 美術=フランソワ・セガン 衣裳=ルネ・アプリル
【キャスト】中谷美紀/ロドリーグ・プロトー

2016年4月上旬予定
・会場=PARCO劇場

5月にツアー公演を予定

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