宮本亜門×小雪 京都・上賀茂神社で式年遷宮奉納劇『降臨』が開幕 - 2015年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『降臨』開幕 1

▲ 公開舞台稽古の様子

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『降臨』開幕 2

▲ 小雪

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京都最古の神社であり、世界文化遺産にも登録されている上賀茂神社(賀茂別雷神社)で、21年に一度行われる神事「式年遷宮」。奈良時代より数えて42回目となる今回、宮本亜門が演出を手掛ける“奉納劇”が初めて上演された。

本作は、古くからこの地に伝わる「山城国風土記」の中にある「賀茂別雷神誕生の神話」をもとに、宮本亜門が新たな解釈を盛り込み、語りと舞、音楽、さらに、映像とテクノロジーなどを取り入れて上演つくり上げたもの。世界文化遺産である神社境内に特設舞台と観客席を設けての劇上演も初の試みとなる。

開幕を前にした、宮本と語り手を務める小雪のコメントは、以下の通り。

■宮本亜門
いくつもの重要文化財の歴史的建造物と、古代から受け継がれてきた自然とともに織り成す奉納劇です。上賀茂神社は平安京ができる前から、京都を見守ってきた最古の神社です。その神社境内で代々語られてきた山城の風土記の舞台化は、それぞれの皆さまの思いがあるだけに大切に演じられなければと思います。また宮司がよくおっしゃる“不易流行”のように歴史を守りながらも、新たな方法で現代の、これからも人びとに単なる昔話ではないと感じていただけるよう、物語、精神の素晴らしさを伝えることを大切にしました。新たなテクノロジーと、古代から流れてきた場の気の融合を観ていただきたい。稽古は、京都、大阪含め、大学、合唱団と、多くの方と小雪さん、尾上さんはじめ素晴らしいプロの役者さん方との混合です。それも式年遷宮後の新たな未来に向けて、意味あることだと思います。もちろん、場所が、時間が、生活のリズムが違う方々と一つの作品につくり上げるには、スタッフの大変な努力があり、それは苦労でもありました。しかしこの苦労が報われ、それぞれ参加した方もご覧になっていただいた方々も一生忘れることのない感動と、体験を受け取っていただければと思います。この乱世の世だけに、何が大切なのか、聖なる空間でもう一度感じていただく。それが風土記を舞台化した理由です。舞台、照明づくり、常に参拝者に賑わう上賀茂神社で徹夜でつくり上げました。初めての野外劇、初めての奉納、初めての境内での劇、私にとってすべて初めてずくしで戸惑うことも多くありましたが、多くの方の協力で完成しました。もともと劇は、世界中どこも、神々のために生まれたと言っても過言ではありません。その意味でも、本当に原点に立ち返れた喜びを感じています。

■小雪
野外は初めての経験です。もともと舞台は初めてなんですが、亜門さんが演出している姿や取り組みを日々の稽古で見て、とても感激しています。そのこととともにこの奉納劇に参加できたことを光栄に思っています。

インフォメーション

上賀茂神社(賀茂別雷神社)第四十二回式年遷宮
奉納劇『降臨』

【スタッフ】作・演出=宮本亜門
【キャスト】語り部=小雪
尾上紫/藤間信之輔/団時朗

2015年10月23日(金)〜25日(日)
・会場=上賀茂神社(賀茂別雷神社)境内 特設野外会場

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