深津絵里&中村七之助出演×デヴィッド・ルヴォー演出『ETERNAL CHIKAMATSU』が上演 - 2015年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ETERNAL CHIKAMATSU』深津絵里(左)と中村七之助

▲ 深津絵里(左)と中村七之助

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デヴィッド・ルヴォーが演出を手掛ける舞台『ETERNAL CHIKAMATSU』が、16年2・3月に上演される。

本作は、遊女小春、治兵衛、その妻おさんの三角関係を描いた近松門左衛門の代表作『心中天網島』をベースとしたもの。妻子持ちで現在失業中ながら風俗店に通い詰めるダメ男・ジロウは、そこで働く売春婦・ハルに惚れ込み、命掛けの恋に落ちる。周囲の静止も振り切って恋に溺れるジロウだったが、突如として態度を変えたハルに捨てられ、自暴自棄に陥ってしまう。その真意を隠したまま街をさまよっていたハルは、かつての遊女の涙で溺れたという蜆川(曽根崎川)のあった場所で、意外な人物と遭遇し、古い恋の物語に惹き込まれていく……。

今回、ルヴォーのオリジナル・アイデアに基づき、谷賢一が戯曲を執筆。そして、主演には初共演となる深津絵里&中村七之助を迎える。さらに共演には、伊藤歩、音尾琢真(TEAM NACS)、中嶋しゅう、中島歩など多彩なメンバーが顔をそろえる。

■デヴィッド・ルヴォー
現代の日本で、イプセンやチェーホフといった19世紀ヨーロッパの作品を上演するとは、どういうことなのか。88年の初来日以来、古典と現代との関係は、私の中で最大級のテーマとして、存在し続けています。特に日本にいるとこの問題をヴィヴィッドに感じるのは、三島由紀夫に出会ったことと、歌舞伎という、歴史を背負った伝統演劇を観たことが、大きく影響している気がします。三島は、1945年、時代の一つの扉が激しい音をたてて閉まった後も、扉の向こうの過去の声を聞くことができた人。それを現代の私たちにどう伝えるかを作品にした作家で、常に、過去と分断されたことへの怒りを抱えていました。一方、私が日本で出会い、友人となった中村勘三郎さんは、歌舞伎の魅力を現代人に伝えるための情熱と、果敢に挑戦を続ける行動力にあふれた、敬愛すべき歌舞伎俳優。私たちは、一緒に歌舞伎に取り組む約束をし、近松の世界を取り上げることで、
話を進めていました。今回の作品は、そのプロジェクトの延長線上にあるものです。私が三島にいつも突きつけられてきた「過去の声を今どう聞くか」というテーマを、勘三郎さんのアイデアとエネルギーに支えられ、深津絵里さんと中村七之助さんに託すことで、より明確化する時が訪れたのだと思っています。

■深津絵里
七之助さんとご一緒できて大変光栄です。この不思議なご縁を大事にしたいです。また、お稽古から贅沢な時間となりそうで、いまからとても楽しみです。

■中村七之助
深津さんはすてきな方ですばらしい大先輩。僕は現代劇で女性の方とのお芝居も初めてなので、新人のつもりで取り組みたいです。そして、有言実行の人だった父(勘三郎)の夢が、このような形で実現し、この上なくうれしいです。きっと父も喜んでくれていると思います。

インフォメーション

『ETERNAL CHIKAMATSU』近松門左衛門「心中天網島」より

【スタッフ】作=谷賢一 演出=デヴィッド・ルヴォー
【キャスト】深津絵里/中村七之助/伊藤歩/中島歩/入野自由/矢崎広/澤村國久/山岡弘征/朝山知彦/宮菜穂子/森川由樹/中嶋しゅう/音尾琢真 ほか

■大阪公演
2016年2月29日(月)〜3月6日(日)
・会場=梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
・一般発売=12月12日(土)開始
・料金=全席指定11,500円

■東京公演
2016年3月10日(木)〜27日(日)
・会場=Bunkamuraシアターコクーン
・一般発売=12月12日(土)開始
・料金=全席指定11,500円/9,000円/コクーンシート6,000円

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