須賀健太“2.5次元の頂の景色を” ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』が上演中 - 2015年11月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ハイキュー!!』開幕 1

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『ハイキュー!!』開幕 3 手前は須賀健太(左)と木村達成

▲ 手前は須賀健太(左)と木村達成

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集英社「週刊少年ジャンプ」で連載中の古舘春一の人気漫画を舞台化。ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』が、14日に、AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕した。

原作は、単行本累計発行部数が1800万部を突破するほか、セカンドシーズンを放送中のテレビアニメ版も好評を博しているヒット作。宮城の高校を舞台に、小柄ながらも類まれなる瞬発力と跳躍力を持った主人公・日向翔陽や、“コート上の王様”と異名をとる天才セッター・影山飛雄など、個性豊かな高校生たちがバレーボールに打ち込む姿が描かれる。

初日公演を前に、公開舞台稽古と囲み会見が行われ、主役校・烏野高校から日向翔陽役・須賀健太と影山飛雄役・木村達成、青葉城西高校(青城)から及川徹役・遊馬晃祐と岩泉一役・平田雄也、そして、演出のウォーリー木下が登壇した。

読み切り掲載のころから原作を読み続けている大ファンだという須賀。「オーディションを受けた時は、絶対に受かってやると思っていたんですけど、いざ受かると、自分のファン心理がプレッシャーになっていた」と語ったが、「稽古していく中で、少しずつ自信に変わったので、すごく良い経験をさせてもらっています。21年間生きてきて一番動いて、汗をかいてます」と、充実した様子だ。

“ハイパープロジェクション演劇”と冠した本作は、役者たちの芝居と、最新映像テクノロジーを融合させた、バレーボールの表現が大きな特徴。演出を手掛けたのは、映像ギミックを駆使した演出を得意とするウォーリー木下だ。木下が「デジタルな最新技術とアナログな人間の汗は、本来、あまり相性が良くないものですが、今回はそれが融合して今までにない舞台になった」と自信をのぞかせると、須賀は「最先端の技術は、僕たちにとっては頼もしい味方であり、一番のライバル。一緒に作品をつくるからこそ、負けたくないという気持ちで、各セクションのスタッフさんたちと向き合ってきました」と語った。

多くの若手俳優たちが集まった今回の稽古場の様子を、須賀や木下は「まるで部活のよう」と表現。木下は「(ボールを)つなげることやチームワーク、コロコロ変わる自分のポジションと、その役割の判断とか、バレーボールと演劇はとても親和性が高い」と、作品を分析した。そして「チームで別々に作戦会議をしていて、青城は、戯曲上では試合に負けると決まってても、負ける気がない(笑)。もしかしたら、勝つかもしれないという気持ちでやっているのは、本当に見ていて面白い。そういう若さも含めて熱い稽古場でしたね」と、稽古を振り返った。

「中学のころは、幽霊バレー部員で、逆にピンチを呼ぶピンチサーバーだった(笑)」と告白した須賀のほか、役者の多くはバレーボール未経験だったというが、稽古に入る前には、実際にバレーボールの練習期間があったという。経験者の遊馬は「皆さんすごく吸収力が早くて、もう1カ月くらいやったら本当に試合ができちゃうんじゃないかってくらい。バレーの先生もすごく褒めてたし、僕も焦りました」と、メンバーの身体能力を絶賛した。

しかし、木村は「練習試合で、烏野が青城に勝てたのは、最終日に1回だけ。いいところまで行くんですけど、そこで、経験者が大人げないプレーをする(笑)」と暴露。そこで、須賀が「達成は、ものすごく負けず嫌い。チームのみんなに、メールで『俺は負けて本当に悔しいから、次は絶対勝ちましょう!』って(笑)」と、影山らしいエピソードを明かすと、木村も「(須賀も)役と同じで、普通の攻撃よりクイックの方がうまくいった」と紹介。須賀は「最初はノーマルなスパイクの練習がうまくできなかったんですけど、試しにやってみたクイックが、1発で決まって。その気持ちよさが一番の役づくりになった」と、役者とキャラクターとシンクロぶりを感じさせた。

そんな彼らに、木下が「オリンピックのデモンストレーションで試合をやってほしい(笑)」とコメントすると、須賀は「五輪、待ってます!」と、気合の入った一言で会場を笑わせた。

そのほか、会見での主なコメントは以下の通り。

■ウォーリー木下(演出)
今回は「ハイキュー!!」という、ジャンプで1、2を争う人気漫画が原作です。ドラマが熱い青春モノという良さを持った原作を、実際の人間がやるということを念頭に置いてつくりました。結果、すごく“演劇”になったなと思っています。役者たちが生でぶつかり合っていて、本当のバレーボールの試合を見ているような、原作を読んでいるような、手に汗握るライブになるんじゃないかなと思っています。

■須賀健太 日向翔陽役
今日、ようやく僕らはスタートラインに立ったと思っています。これから全ステージ全身全霊を懸けて、向き合っていきたいと思っています。漫画を新しい形で、魅力を損ねることなく、一つの演劇として作品にできるように頑張ります! この作品に携われて何よりうれしいし、日向翔陽という自分が大好きなキャラクターを演じさせていただけることは本当に誇りです。僕たちが生でやることの意味を感じる舞台で、1公演1公演まったく同じものができない、演劇性の高い作品です。この漫画には“頂の景色”という、キーワードがあるんですが、“2.5次元の頂の景色”を見れるんじゃないかなと思っています。また、演劇ファンの方にも、2.5次元の架け橋になるような作品になればいいなと、全身全霊でぶつかっていきたいです。

■木村達成 影山飛雄役
原作を読んで影山飛雄という役が本当に大好きになって、オーディションを受けた時から、この役を誰にもやらせたくないという気持ちになりました。今は、本当に舞台で生きてやろうという気持ちです。彼らと一緒に頑張って、頂の景色を見に行きたいと思います。原作や日向翔陽、及川徹というキャラクターと向き合うことで分かることがあったりするので、役づくりをこれからもっと深めていけたらなと思います。

■遊馬晃祐 及川徹役
初舞台ですごく緊張していますが、強豪校のキャプテンという役どころなので、舞台上では堂々と立っていられるように頑張ります。自分は高校の時に、3年間バレー部に入っていたので、その経験を生かして、自分のサーブやジャンプ力を観てほしいと思います。

■平田雄也 岩泉一役
岩泉一は、すごく男らしくてカッコよくて、“漢(おとこ)の鑑”みたいなキャラクター。心から尊敬して、この役に入ることができています。カンパニー全体としても、青葉城西としても、熱い気持ちや思いをお客さんにすべて伝えられるように頑張ります。

東京公演は、23日(月・祝)まで。その後、大阪、宮城でのツアー公演を経て、12月10日(木)〜13日(日)まで同劇場にて東京凱旋公演が開催される。なお、大千秋楽13日(日)は、全国の映画館でライブビューイングが実施される。

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  • 『ハイキュー!!』開幕 1
  • 『ハイキュー!!』開幕 2 木村達成(左)と須賀健太
  • 『ハイキュー!!』開幕 3 手前は須賀健太(左)と木村達成
  • 『ハイキュー!!』開幕 4
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  • 『ハイキュー!!』開幕 6 木村達成(左)と遊馬晃祐
  • 『ハイキュー!!』開幕 7 須賀健太(左)と橋本祥平
  • 『ハイキュー!!』開幕 8 猪野広樹(左)と冨森ジャスティン
  • 『ハイキュー!!』開幕 9
  • 『ハイキュー!!』開幕 10

インフォメーション


■大阪公演
2015年11月27日(金)〜29日(日)
・会場=シアターBRAVA!

■宮城公演
2015年12月5日(土)・6日(日)
・会場=多賀城市民会館 大ホール

■東京凱旋公演
2015年12月10日(木)〜13日(日)
・会場=AiiA 2.5 Theater Tokyo

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