中村勘九郎×堤幸彦『真田十勇士』が映画化&再演 映画版キャストには松坂桃李&大島優子が決定 - 2015年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
『真田十勇士』左から松坂桃李、中村勘九郎、大島優子

▲ 左から松坂桃李、中村勘九郎、大島優子

拡大する

中村勘九郎主演×堤幸彦演出のタッグで14年に上演された舞台『真田十勇士』が、堤自らの監督により映画化。さらに、9月の映画公開と同時期に、舞台も再演されることが決定した。

真田幸村と彼のもとに集った10人の家臣「真田十勇士」の活躍を描いた本作。勘九郎は、おとぼけなキャラクターながらも、頭の切れる策士で、幸村を“真の武将”に仕立て上げる十勇士の中心的存在・猿飛佐助を演じた。

映画版でも同役で主演を務める勘九郎に加え、霧隠才蔵役には、松坂桃李が舞台版から続投。そして、佐助と才蔵の幼なじみで、女忍びとして二人を翻弄する火垂には大島優子を迎える。脚本は、舞台版と同じくマキノノゾミが執筆する。

再演も勘九郎が主演を担当。才蔵と火垂のキャストは後日発表される。公演は、9月に新国立劇場 中劇場にて、10月に神奈川芸術劇場、兵庫県立芸術文化センターにて開催予定となっている。

そして、映画、舞台に続き小説版も出版。映画、演劇、小説のメディアミックス展開が予定されている。

■堤幸彦
まれに見る大スケールの時代劇「真田十勇士」は、昨年(14年)、私が演出した同名舞台の映画化です。舞台公演の折には、お客さんが大熱狂、盛り上がりに盛り上がりました。「ぜひまた会おう」と再会を誓い合った十勇士たちが、決意も新たに再演に向かって走り出したところに、映画化の企画が加わりまして、舞台と映画をほぼ同時に行うというものすごいイベントになることでしょう。現在撮影中ですが、とにかくセットがすごい。監督の私すらセットの端から端まで全部見渡すことができないほどで、城の柱や梁を山から切り出してつくった本格派。天井裏もつくってあって、そこを忍者が縦横無尽に走り回ります。ロケも広大な敷地を借りて行います。主役は、ご存知、中村勘九郎さん。猿飛佐助をやらせたら、この人しかいないんじゃないかというほどのすごい身体能力で、舞台、そして映画で縦横無尽に暴れ回ります。そして、松坂桃李君。いまや、イケメンの代表格みたいになっている彼が、謎を秘めた忍者・霧隠才蔵を演じます。女忍者・火垂に大島優子さん。実は彼女はアクションが得意で、今回、彼女の持てる力を全部出し切って闘ってくれるはずです。また、すばらしい音楽やハリウッドに負けないCGをご用意している上、テーマソングも大物が決定しております。まさに盆暮れ正月がいっぺんに来たような、そんな娯楽大作にいたしますので、どうぞご期待ください。

■中村勘九郎
舞台初演時は、こんなビッグ・プロジェクトになるとはつゆとも想像しておりませんでしたが、近年まれに見る壮大な映画になりそうで、これは心してやらなければならないと身が引き締まる思いです。舞台版も映画版も、とりあえず“バカ”という基本線は変わりません。ただ、映画の現場に入って、まず堤監督とお話した時、佐助は頭の回転がものすごく早く、常に何か考えていて、最終的には彼が状況を操っていくほどの策士。そういう面を表現するために、独特の間をつくってほしいと指示をいただいたので、そこに注意しながらやっています。申年で“猿”がつく役をできるのは縁起が良さそうですし、大阪城落城400年の年(15年)に、ゆかりの人物を演じることができるとは役者冥利に尽きますね。また、仕掛けの派手な最高のエンターテインメント作品であり、壮大な歴史ロマンであり、さらには、ラストの大どんでん返しに至るまでに、マキノノゾミさんが巧妙に隠した伏線を楽しめるミステリー要素もあって、とにかくいろいろな要素が詰まった映画になりそうです。

■松坂桃李
こんなにスケールの大きい時代劇も近年ないと思いますし、注目度の高い作品になるだろうとワクワクしています。舞台では「お待たせしました、あなたの霧隠才蔵です」なんて、ぶっ飛んだキメぜりふのインパクトの強い役でした。映画版ではこのせりふ自体はないけれど、真田十勇士の中で、とびきりクールでカッコいい“水もしたたるいい男”霧隠才蔵として、最後まで駆け抜けたいです。申年に猿飛佐助の映画とは、最高の年になりそうです。舞台の時に、お客さまがたくさん笑って、幸せな気持ちで帰ってくださった空気が、今回の映画でもしっかり受け継がれていると思います。劇場に来たお客さまと同じことを、映画を見たお客さまにも感じていただけるように、最高のエンターテインメント時代劇をつくっていきたいです。

■大島優子
時代劇に出演するのは初めてなのですが、お姫様役ではなくて“くの一”という忍者の役柄だったことが、自分にはぴったりだなと思いました。台本を読んで“ウソはつき通せばホントになる”というテーマを面白く感じましたし、なによりも、猿飛佐助役の中村勘九郎さんが、どんなふうに物語を引っ掻き回すんだろうということに興味津々です。普段は、眼の力強さや姿勢、人に対しての距離の取り方などで、“くの一”らしく演じながら、思いを寄せる相手と接する時には、普通の女の子らしさも出したいと思っています。

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/7785