中村吉右衛門主演の時代劇「鬼平犯科帳」がフィナーレへ - 2015年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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「鬼平犯科帳」山吹屋お勝(2005.2.8)

▲ 「山吹屋お勝」(2005.2.8)より

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「鬼平犯科帳」墨斗の孫八(1995.8.16)

▲ 「墨斗の孫八」(1995.8.16)より

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「鬼平犯科帳」浅草 御厩河岸(2015.12.18)

▲ 「浅草・御厩河岸」(2015.12.18)より

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歌舞伎俳優・中村吉右衛門の主演で好評を博してきたフジテレビのドラマシリーズ「鬼平犯科帳」が、残り2作品をもってフィナーレを迎えることとなった。

池波正太郎の同名人気小説をドラマ化した本作。江戸時代後期、盗賊・凶賊たちから“鬼の平蔵”と恐れられた、火付盗賊改方長官・長谷川平蔵の活躍を描いてきた。89年7月に吉右衛門主演でスタートし、01年5月まで連続ドラマとして全137本、05年2月放送から「山吹屋お勝」から今年1月放送の「密告」まで単発のスペシャルドラマとして11本と、これまでに、計148本を放送してきた。

長きにわたり、時代劇ファンのみならず、数多くの視聴者に親しまれた本シリーズだが、18日(金)放送の「浅草・御厩河岸」と、16年末から17年初頭に放送予定のスペシャル(前後編)をもってフィナーレを飾ることが明らかになった。

「原作にないものはやってくれるな」という原作者・池波正太郎の遺言を守り制作されてきた本シリーズ。映像化可能と思われる作品をすべて使用した後は、複数の原作を組み合わせたり、過去に1時間ドラマとして放送した内容にアレンジを加え、2時間の特番にするなどの工夫を重ねてきたが、この作業に限界が見えてきたという。

また、シリーズ150本目という節目を迎えることと、シリーズを理想的な形で終了し有終の美を飾りたいという思いもあったことから、今回の決定に至ったとのことだ。

■中村吉右衛門
この度、27年にわたり制作されてまいりました「鬼平犯科帳」が、来年の撮影、放送をもってフィナーレを迎えさせていただくことを、ここにご報告申し上げます。平成の年号とともに産声をあげました当ドラマシリーズでございますが、ここまで長きにわたり、たくさんの作品をお送りできましたのも、ひとえに多くの皆さまから厚いご声援を賜ったからこそでございます。心より厚く御礼申し上げます。
思えば、物語の長谷川平蔵の年齢と同じ45歳で原作者の池波正太郎先生から作品をお預かりして四半世紀、大変魅力的な“鬼の長谷川平蔵”という役に、真摯に、そして一所懸命に向き合ってまいりました。私が常に意識しておりましたのは、原作で描かれる平蔵自身の行動力、生き生きと切れのある立ち回り、市中を駆け巡る軽やかさ、そして静かな中に見せる人情味でございます。それこそが“鬼平犯科帳の真髄”との考えだからこそでございます。鬼平をはつらつと演じられるうちにフィナーレを迎えるのが最善と思い、来年の撮影で記念の150作となるのを期に決断致した次第です。
これまでを振り返りますと、本当にさまざまな場面が思い出されますが、江戸家猫八師匠や高橋悦史さん、真田健一郎さん、蟹江敬三さんなど、27年の間に鬼籍に入った大切なキャストやスタッフもおり、あらためて月日の流れを感じます。長きにわたり鬼平犯科帳を演じてこられたのも、視聴者の皆さまのご声援、キャストやスタッフの皆様のご協力、フジテレビ並びに松竹の関係者の皆さまのご尽力があってこそでございます。あらためて感謝申し上げるとともに深く御礼申し上げます。
来る12月18日の放送を含めて残り2作。有終の美を迎えられるよう、これからも精進して参ります。ありがとうございました。

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