中村芝雀が五代目雀右衛門襲名でお練り - 2016年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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五代目中村雀右衛門襲名お練り 1

▲中村芝雀

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女形の大名跡・五代目中村雀右衛門を襲名する中村芝雀が、27日、浅草寺にて恒例の「お練り」と襲名披露興行に向けての成功祈願を行った。芸者衆や山車も連なる華やかなお練りが仲見世通りを進むと、詰め掛けた多くのファンから「五代目!」「京屋!」など、にぎやかな掛け声が飛んだ。

祈願を終えて芝雀は「一生であんなに多くの声援をいただいたのは初めてじゃないかと、なんだか恐縮して、恥ずかしいような思いです」と話したものの、「温かい声をかけてださったのが幸せでした。これを糧に雀右衛門として頑張っていきたいと思います」とうれしそうな笑顔を見せた。

晴天に恵まれたことに「父が天から見守ってくれて声援を送ってくれているんじゃないかとしみじみと思いました」と感慨深い様子で語った芝雀。浅草寺でのお練りは、父・四代目雀右衛門と自身の七代目芝雀の襲名披露をした64年以来となる。雀右衛門の名前には「雀右衛門といえば父のことでしたし、本名よりも芝雀で声をかけていただくことが多うございましたので、しばらくは、芝雀さんと呼ばれたら振り向いてしまうだろうなと思います(笑)」と笑わせたが、「早く雀右衛門になじんで、皆さまにもちゃんと胸を張って名乗れるように、芸を熟成させたい」と気を引き締めた。

そして、襲名に向けて、四代目の「なぞってなぞってなぞっていくうちに自分のものになっていく」という言葉を挙げ、「父のいろいろなものをなぞっていくうちに、皆さまに『五代目はまた違った魅力が出てよかったね』と言われるように」「これから、もっともっと勉強していかないといけない。少しでも精進して積み重ねることで新たな展開がきっと生まれてくるだろうと感じています」と意気込んだ。

襲名披露興行は、歌舞伎座『三月大歌舞伎』を皮切りに、博多座、大阪松竹座、京都南座で行われる。

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