倉持裕脚本による新たな“いのうえ歌舞伎” 古田新太主演、劇団☆新感線『乱鶯』が上演中 - 2016年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『乱鶯』開幕 1 古田新太

▲ 古田新太

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『乱鶯』開幕 6 左から大東駿介、古田新太、稲森いずみ

▲ 左から大東駿介、古田新太、稲森いずみ

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劇団☆新感線の2016年春興行 いのうえ歌舞伎《黒》BLACK『乱鶯(みだれうぐいす)』が5日に開幕。その初日公演に先立って囲み会見と公開舞台稽古が行われ、古田新太、稲森いずみ、大東駿介が登壇した。

時は江戸時代。古田演じる主人公“鶯の十三郎”は「人は殺めず、困る者からは決して盗らない」という主義を通す盗賊頭だ。盗賊壊滅の事件から、居酒屋の板前として暮らす十三郎の前に、ある日、火縄の砂吉という盗賊を追う若者・勝之助が現れる。彼が命の恩人の息子であることを知った十三郎は、勝之助のために立ち上がろうとする……。

神話や史実をモチーフとし、ケレン味を効かせた時代劇シリーズとして好評を博す「いのうえ歌舞伎」シリーズ。今回は、脚本に劇団ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕を迎え、これまでのシリーズとはひと味違うテイストに仕上がっている。

古田は「いつも新感線がやっているような、侍の対決や戦国時代じゃなくて、江戸の市井の人たちの姿を描いています」と紹介。居酒屋の女将を演じる稲森は「町人の役は初めてなので新鮮です。江戸っ子なのでチャキチャキした感じを意識してやりました」と役づくりについて語った。

稽古場の様子を問われると大東は「稽古時間のほとんどを僕が使うという……」と告白。古田が「8割が大東君(の稽古)だったね」と明かすと、大東は「それを古田さんに付き合ってもらうという形で……(笑)、ご迷惑をおかけしてしまいました」と恐縮していた。

そんな大東への指導ポイントを問われ「変な顔をするシーン。新橋演舞場なのに顔芸で笑わせようとしてます(笑)」と笑いを誘った古田。大東のことを「惜しいですよ(笑)。もう少しで面白くなる」と評価すると、これに大東は「初日は明日ですから(笑)」と笑いながらも初日に向けて意欲を見せた。

“《黒》BLACK”と冠した本作だが、古田は「居酒屋の人たちは賑やかですし、愉快な人たちがいっぱい出てくるんです。チャキチャキの江戸っ子なので歯切れもいいですし、ずーっと眉間にしわを寄せているような芝居じゃない。後半はちょっと血生臭くなりますけど、それまでは意外と間抜けしか出てこない(笑)」と魅力を語った。

見どころについては、古田は「正義を守るために戦う大東君と、彼の力になろうとする元泥棒の年寄りの頑張りが面白いかな。この二人がズタボロにされるのを楽しんでいただければ(笑)。カッコいいところと間抜けなところがみんなあるので、それがメリハリになれば」とアピール。大東は「冒頭の新太さんの大立ち回りは圧巻。通し稽古が楽しみですね」と目を輝かせた。

最後に古田は「大変大掛かりで、遊園地のアトラクションみたいな芝居になっていますので、ぜひ体感していただきたい。演舞場ごと『乱鴬』になってますので、劇場へ遊びに足をお運びください」とメッセージを送り会見を締めくくった。

東京公演は4月1日(金)まで。その後、大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・北九州芸術劇場 大ホールでのツアー公演が行われる。

なお、現在発売中の本誌「シアターガイド」4月号では、古田×稲森×大東の鼎談、いのうえ×倉持の対談を掲載している。公演と併せてぜひこちらもチェックしていただきたい。

この記事の写真

  • 『乱鶯』開幕 1 古田新太
  • 『乱鶯』開幕 2 稲森いずみ(左)と古田新太
  • 『乱鶯』開幕 3 古田新太(左)と大東駿介
  • 『乱鶯』開幕 4 橋本じゅん(左)と古田新太
  • 『乱鶯』開幕 5 清水くるみ(左)と大東駿介
  • 『乱鶯』開幕 6 左から大東駿介、古田新太、稲森いずみ

インフォメーション


■大阪公演
2016年4月13日(水)〜30日(土)
・会場=梅田芸術劇場 メインホール

■福岡公演
2016年5月8日(日)〜16日(月)
・会場=北九州芸術劇場 大ホール

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