デヴィッド・ルヴォーが描く近松の世界 深津絵里&中村七之助主演『ETERNAL CHIKAMATSU』が開幕 - 2016年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ETERNAL CHIKAMATSU』開幕 1 深津絵里(左)と中村七之助

▲ 深津絵里(左)と中村七之助

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デヴィッド・ルヴォー演出×深津絵里&中村七之助主演で送る舞台『ETERNAL CHIKAMATSU』。本日の東京公演初日に先立って公開舞台稽古が行われた。

遊女小春、治兵衛、その妻おさんの三角関係を描いた近松門左衛門の代表作『心中天網島』をベースとした本作。今回は、ルヴォーが温め続けてきたアイデアに基づき谷賢一が戯曲を執筆。ルヴォーの手により近松の世界が新たに舞台に立ち上がる。

深津は、やむにやまれぬ事情から売春婦になった女性・ハルを演じている。激しい恋に落ちるも、まっとうすることができずにいたハル。彼女が、かつて遊女の涙であふれたという蜆川(曽根崎川)のあった場所を歩いていると、そこで妻子ある紙屋治兵衛との道ならぬ恋に苦しむ遊女・小春(七之助)と出会い……。

舞台は、中嶋しゅう演じるとある“ジジイ”の導きにより、『心中天網島』の世界を旅するハルの視点で展開。命懸けで恋をまっとうしようとする小春の姿を、過去と現代、虚構と現実を飛び越え、そして、交錯させながら描き出すことで、“生きること”“愛すること”とは何かを浮かび上がらせる。

初日を前にした、深津、七之助、ルヴォーのコメントは以下の通り。

■深津絵里
いよいよ初日です。まだ実感がわいてないのが本音ですが少しでもお客さまに楽しんでいただけるように全力を尽くすのみです。どの時代でも上演されている近松の古典的なお話に、あえてイギリス人のルヴォーさんが演出に挑むことが、この作品のすべてなのではないかと思います。そこが一番の見どころだと思います。

■中村七之助
とてもいい緊張で初日を迎えられることがうれしいです。稽古で自分がやってきたこと、キャスト・スタッフ、皆で同じ方向を向いて突き進んできたことを信じてやるだけです。近松も初演は僕たちと同じパワーでやっていたのかなと思います。この“チカマツ”もいつか古典になるかもしれません(笑)。ぜひともその初演を見逃さず観に来ていただきたいです。

■デヴィッド・ルヴォー(演出)
稽古で積み上げてきたことが形になり、とても興奮しているし、楽しみにしています。この舞台は、息ぴったりのお二人(深津・七之助)によって2つの世界が見事に合致しました。難しかったと思いますが、とても素晴らしいものができました。当初、絵里さんには現代、七之助さんには過去を演じてもらおうと思っていましたが、結果的には、お二人とも未来を演じてくださいました。お客さまに観ていただけるのが楽しみです。

公演は27日(日)まで。

なお、現在発売中の本誌「シアターガイド」4月号では本作を特集している。深津&七之助の対談、ルヴォー、谷のインタビュー、稽古場レポから作品に迫っている。公演と併せてぜひチェックしていただきたい。

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