中川晃教&成河Wキャスト主演『グランドホテル』が上演中 - 2016年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『グランドホテル』開幕 1

▲ ミュージカル『グランドホテル』公開舞台稽古

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『グランドホテル』開幕 13 上段左から、湖月わたる、藤岡正明、中段左から、佐山陽規、土居裕子、吉原光夫、戸井勝海、樹里咲穂、光枝明彦、下段左から、真野恵里菜、伊礼彼方、草刈民代、成河、中川晃教、安寿ミラ、宮原浩暢、昆夏美

▲ 上段左から、湖月わたる、藤岡正明、中段左から、佐山陽規、土居裕子、吉原光夫、戸井勝海、樹里咲穂、光枝明彦、下段左から、真野恵里菜、伊礼彼方、草刈民代、成河、中川晃教、安寿ミラ、宮原浩暢、昆夏美

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ミュージカル『グランドホテル』が、9日、赤坂ACTシアターにて開幕。その初日を前に一部シーンの公開舞台稽古と囲み会見が行われた。

原作は、アカデミー賞に輝いた映画版でも知られる、ヴィッキー・バウムによる同名小説。1920年代の大都市ベルリンにある、華やかな「グランドホテル」を舞台に、さまざまな境遇の人びとの人間ドラマがつづられる。

今回の演出を手掛けるのは、昨年『タイタニック』を手掛け好評を博したトム・サザーランド。悲劇的なエンディングのTeam GREENと、ハッピーエンドのTeam REDという、2つのチームでそれぞれ違う結末を描き出す。

稽古の後半は、GREENとREDは別々に稽古が進められ、全キャストが一堂に会するのは久しぶり。GREENでオットー役を演じる中川晃教は「REDチームは気になる存在。きっと千秋楽を迎えるまで気になり続けると思うけど、そこがこの公演のスペシャルな気持ち。トムさんが日本で何をつくりたかったのか? 稽古場から考えながらやってきたのでカンパニーみんなで頑張っていきましょう!」とエールを送ると、REDで同役を担う成河は「二つの分身として違っていけば、きっと2チームの意味が出てくる」と期待を寄せた。

フェリックス役の伊礼彼方(GREEN)は「彼(Wキャストの宮原浩暢)の歌は素晴らしいですから、危機感で本当に気が抜けない(笑)。先ほど少しREDを観て、こんな役へのアプローチの仕方があるんだという悔しい思いもしました。REDとGREENのバトルだと思っているので楽しんでください」とライバル心をむき出しに。これにミュージカル初挑戦の宮原は「僕はあまり戦ったりするのは好きじゃないので(笑)」と笑わせたが、「伊礼さんには一から教えてもらって、後半は教えてもらったことをもとに、自分なりに努力してつくってきました。最終的にはお互いに良い男爵が演じられると思うので……、負けられませんね(笑)」と気合を入れていた。

そのほか、会見でのキャストのコメントは以下の通り。

■中川晃教 オットー・クリンゲライン役(GREEN)
残り限られた命を生きたいと願うオットーのようにギラギラと生きられたら。作品はノンストップ。2時間強の作品で、舞台の端から端まで上も下もあますところなく堪能できる舞台です。集中してご覧ください。

■成河 オットー・クリンゲライン役(RED)
スピーディーでアグレッシブなミュージカルで、華やかながら影のある哲学的なメッセージが込められています。そのメッセージを背負ってホテルを出て行くような役でもあるので、その部分を観てもらえたら。

■安寿ミラ エリザヴェータ・グルシンスカヤ役(GREEN)
この年齢を重ねてきたからこそできる役だと思うので、人生に絶望した彼女が、生きる喜びと踊る喜びを取り戻す過程を精いっぱい演じたいと思います。

■草刈民代 エリザヴェータ・グルシンスカヤ役(RED)
バレリーナだったので、踊っていた時の自分を思い出して、今の年齢だからこそ出せるもを盛り込みながら、楽しみながら精いっぱい演じさせていただきます。

■宮原浩暢 フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵役(GREEN)
今まで人を本当に好きになったことのない男が、初めて真実の愛に気付くという物語をお客さまに楽しんでいただいて、自分も恋をしたいと思ってもらえるように演じたいと思います。

■伊礼彼方 フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵役(RED)
1928年は、彼は爵位を剥奪される手前くらいなんですが、それでも生活レベルを下げられないという男。そんな中でやっと出会えた一筋の光がどんな結末を迎えるのかREDとGREENで違いますのでぜひ観てください。

■昆夏美 フレムシェン役(GREEN)
ハリウッド女優を目指す役どころですが、なぜ今の生活を抜け出したいのか? 彼女の根底に何があるのか深く突き詰めてお芝居をしていきたいと思います。一つの作品がこんなにも違う結末になるのは本当に面白い試みだと思います。二つとも観ていただきたいと思います。

■真野恵里菜 フレムシェン役(RED)
私はミュージカル初挑戦ですが、私らしいフレムシェンを演じられたら。Wキャストで役者が変わるとこんなにも作品が変わるのかと面白く感じていますのでぜひREDもGREENも楽しんでください。

■戸井勝海 ヘルマン・プライジング役(GREEN)
誠実に家族が大好きで生きてきた男が、それらを守るためにたった一つのウソをついたことで坂道を転がり落ちていく姿を、優しく悲しく演じていけたら。本当に結末だけでなく、途中の演出も全部違うので、自分はGREENですが一日も早くREDを観てみたいと思います。

■吉原光夫 ヘルマン・プライジング役(RED)
覚醒して腐食して破綻していくという役で、器の小さい男だったら分かる役だと思うので、やりやすいかなと感じています(一同笑)。作品としてはREDの方が、1ナノ分くらいは面白いかな(笑)。

■樹里咲穂 ラファエラ役(GREEN)
ラファエラは“愛”の一言に尽きるのではないかと。グルシンスカヤを心から愛しているけれど、女性ゆえに越えられないものがあり、そこに葛藤する姿を皆さまに共感してもらえたらと思います。

■土居裕子 ラファエラ役(RED)
いろいろな愛の形がある中で、女性に恋をするという役を演じることができる幸せを感じています。草刈さんを愛し尽くそうと思います。愛や幸せの形がそれぞれに違い、どういう方向に向くかが見どころだと思います。

■光枝明彦 オッテンシュラッグ医師役(GREEN)
私が演じるのは、第一次世界大戦を体験した軍医で、狂言回しのような役どころでもあります。演出家トムからの受け売りですが「人には、先に何が起こるのか分かる人間と、知らずに極楽鳥のように地獄の上を舞い遊ぶような人間の二種類がいる」と。誰が分かっていて、極楽鳥か? その辺をご覧になるのも一興かと思います。

■佐山陽規 オッテンシュラッグ医師役(RED)
私は、孤独な役というか、ちょっと皆さんと距離を置いている役で、その距離感をどう演じるか、測っていくのが難しいところです。今日、GREENの場面をちらっと観ましたが、本当に違うので、REDを3回観たらGREENを1回で(笑)、両方楽しんでください。

■藤岡正明 エリック役
ホテルで働きながら我が子の誕生を待っているという役で、僕個人としても、昨年12月に第2子となる息子が生まれまして、タイムリーな役をいただいたなと。リアリティーのある父親を演じたいと思います。僕と湖月(わたる)さんだけがシングルキャストで、GREENとREDのどちらとも稽古をしていて、こんなに違うのかと覚えるのが大変でしたが、まったく違った感想・印象を持っていただける作品だと思います。

■湖月わたる スペシャルダンサー
今回は、Death、“死”という役をいただきました。作品のテーマである愛と死の象徴的な存在としていられたら。稽古場から感動とワクワクとでどうなるんだろうと感じていました。1928年のグランドホテルにお越しいただけるのをお待ちしております。

公演は24日(日)まで。その後、愛知、大阪でのツアー公演が行われる。

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  • 『グランドホテル』開幕 12 1列目左から真野恵里菜、伊礼彼方、草刈民代、成河、中川晃教、安寿ミラ、宮原浩暢、昆夏美、2列目左から佐山陽規、土居裕子、吉原光夫、戸井勝海、樹里咲穂、光枝明彦、3列目左から湖月わたる、藤岡正明

インフォメーション


■愛知公演
2016年4月27日(水)・28日(木)
・会場=愛知県芸術劇場 大ホール

■大阪公演
2016年5月5日(木・祝)〜8日(日)
・会場=梅田芸術劇場 メインホール

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