市川猿之助がスーパー歌舞伎II『ワンピース』で熊本地震被災地へお見舞いの口上 - 2016年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ワンピース』博多座開幕 1 市川猿之助

▲ 市川猿之助

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『ワンピース』被災地お見舞い口上 2

▲ 募金の様子

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市川猿之助が、16日、博多座で上演中のスーパー歌舞伎II『ワンピース』にて、熊本地震の被災地に向けお見舞いの口上を行った。

猿之助は「このような時に芝居を上演して良いものかどうか、非常に悩むところでございましたが、このような時こそ演るべきだ、そして何よりもお客さまが1人でもいるならば、俳優は絶対に舞台を演(や)らなければいけない、これが俳優の使命である」と語り、「ここで皆さまに大いに楽しんでいただき、客席と舞台が一体になることが大いなる祈りだと私は信じております」とメッセージを送った。

また、公演の二幕終了後には猿之助を含む出演者が客席やロビーに登場し、観客に募金の呼びかけを行った。

猿之助の口上(一部略)は以下の通り。

■市川猿之助
このたびは熊本の大地震、心よりお見舞いを申し上げますとともに、本日はその交通の不便な中、かくも賑々しくご来場たまわりましたこと、出演者一同、関係者一同いかばかりかありがたく、厚く厚く御礼を申し上げるしだいでございます。このような時に芝居を上演して良いものかどうか、非常に悩むところでございました。また、今回の出演俳優の中には、熊本出身、大分出身、家族が熊本にいる、大分にいると言う人もありました。そして何よりも『ワンピース』の原作者である尾田先生の出身地が熊本でございます。そんな中、皆で話し合いまして、今日はぜひとも演るべきだ、このような時こそ演るべきだ、そして何よりもお客さまが1人でもいるならば、俳優は絶対に舞台を演らなければいけない、これが俳優の使命であると存じております。こうして来ていただいたお客様のご期待に応えるべく、いつもと変わりなく通常通り上演をする運びと相成りましてございます。大好評を得まして、特にこの週末の公演は完売でございます。しかしながら、ご覧いただくと空席がいくつもございます。この席は空席ではなく、来られなかった方の熱い熱い思いが詰まった席でございます。Twitterで避難所から投稿がございました。今日劇場へ行くつもりでございましたが、避難所から出られずに席を空けることをお許しください。その代わり劇場にいる皆さん、私の分まで楽しんでくださいという投稿でございました。“祈り”とは何も手を合わせて祈るだけではございません。ここで大いに楽しんでいただき、大いに拍手をしていただき、 客席と舞台が一体になることが大いなる祈りだと私は信じております。お客さまの中にはこういう時期に楽しんでいいのかと疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、どうかそういう疑問はこの上演時間中は忘れていただきまして、大いに大いに楽しんでいただきたいと思います。われわれもいつも一所懸命でございますが、いつにも増して一所懸命、この思いが皆さまが、また被災地の皆さまに届くよう演らせていただきます。 この『ワンピース』の主題歌“TETOTE”は、ゆずの北川悠仁さんが書いてくださいました。 歌の中に「どんなに深い暗闇だとしても、明けない夜など絶対ありはしない……、手と手をつないで、星に願うよ」という文句がございます。この“TETOTE”は『ワンピース』の歌であるのと同時に、奇しくもこの今の状況の歌でございます。 どうか皆さま、これを口ずさんでいただきまして、大いに盛り上がっていただきたいと存じます。

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