シディ・ラルビ・シェルカゥイのドキュメンタリーがWOWOWで放送 ナレーター・森山未來のコメントが到着 - 2016年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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WOWOW シェルカゥイ番組 1

▲ シディ・ラルビ・シェルカゥイ

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WOWOWでは、演出・振付家シディ・ラルビ・シェルカゥイの最新公演『フラクタス5』に稽古から密着した、ノンフィクションW「シェルカウイ 踊りで世界を救う、41日の闘い」を放送する。

パリ・オペラ座バレエ団やベネディクト・カンバーバッチ主演『ハムレット』、映画「アンナ・カレーニナ」の振付を手掛け、新たな芸術表現の道を切り開いてきたシェルカゥイ。日本では『テ ヅカ TeZukA』『プルートゥ PLUTO』、そして、今年10月公演の『Sutra』でも話題を集めている。

同番組のナレーションを務めるのは、『テ ヅカ』『プルートゥ』でタッグを組んだ森山未來。「ラルビの作品が日本にやって来るたびに、何かしらコメントを残したり宣伝をしたりしているので、ラルビの宣伝日本担当みたいになっているなと(笑)。ラルビが嫌じゃなければいいのだけれど」と笑ったが、ナレーション収録を終えて「“踊りで世界を救う”という今回のタイトルですが、個人的な感想としては、この作品はラルビのパーソナルな色がかなり強いと感じました。ラルビが踊りで世界を救うというより、ラルビの中の世界の均衡を自分自身が踊ることによって保つ、そういった印象です。しかし、そういったパーソナルな作品であったとしても、それが何かしら人の心を動かすということはない話ではありませんよね」と感想を述べた。

ともに創作に取り組んだ森山は、シェルカゥイのことを「作品の素材を身体でつくるにあたって、いかに効率よく組み上げていくのか。稽古の現場をいかに淀むことなくフロウさせていくか。思いついた発見やアイディアを頭の中で柔らかく繋ぎ合わせていく、その思考の柔軟性。学ぶべきところはたくさんありますね」とコメント。そして、シェルカゥイとの現場を「つくり手と舞台に立つ人間との間にある距離感のイメージが変わりました。最終的な判断はもちろんラルビにあるけれど、そこまでの制作過程としてはあくまで相互が“提案する”という関係性で行われる。お互いのクリエイティビティーを重ね合わせて作品が生まれていく。いまだに日本の創作現場ではなかなか見られない光景ではないでしょうか」と振り返った。

番組では、2015年にシェルカゥイの母国ベルギー、アントワープで行なわれた稽古初日から、公演初日に至るまでを密着。さらに、彼の母親へのインタビューや、幼少期を過ごした故郷での取材を通じ、彼が抱える葛藤のルーツに迫っていく。

番組内では、異なる文化のぶつかり合いが重要な要素として描かれている。森山は「そもそも“ボーダー”という考え方で人は世界をどんどん不自由にしているのではないでしょうか。みんなが公平であり不平等であるということを当然のものとして考えていけば、ものづくりだけではなく、すべてのものとの関わりに“境界線”を引く必要はないと僕は考えます。シンプルな一つの“言語”ですべてては語られるべきではないでしょうか。僕はそういう風に生きていきたいです」と語った。

放送は、WOWOWプライムにて30日(土)13:00より。

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