中山優馬主演『それいゆ』製作発表会 - 2016年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『それいゆ』会見 1 左から金井勇太、佐戸井けん太、桜井日奈子、施鐘泰

▲ 左から金井勇太、佐戸井けん太、桜井日奈子、施鐘泰

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昭和初期、雑誌「少女の友」の挿絵作家として一世を風靡した中原淳一を主人公に、TVドラマ界のヒットメーカー・古家和尚(「LIAR GAME」「ガリレオ」など)が書き下ろしたオリジナル舞台『それいゆ』の製作発表会が行われた。

中原役を演じるのは、昨年『ドリアングレイの肖像』で舞台初主演を務め、その後立て続けに『DREAM BOYS』に出演。今年12月にはミュージカル『CROSS HEART/クロスハート』への出演も決定しているなど、舞台での活躍もめざましい中山優馬。その脇を固めるのは、金井勇太、施鐘泰(JONTE)、辰巳雄大、佐戸井けん太など、個性的な実力派たち。そして本作で女優デビューを飾る桜井日奈子にも注目だ。

戦後まもなく女性誌「それいゆ」を創刊し、夢を忘れがちな時代の中で“美しくあれ”と、女性たちに生きる道筋を示したカリスマ・中原淳一。彼を主軸に、“美しく生きる”ということの意味を現代に問い掛ける−−。

以下、登壇者の主なコメント。

■古家和尚(脚本)
きっかけは、2009年に、ある新聞記事を読んだことでした。86歳の女性が、戦時中に購入した雑誌「少女の友」の付録を70年間持ち続け、それを宝物にしていたというんです。その付録に描かれていた美しい少女画が、まさしく中原淳一さんの絵だったんですけど、その挿絵に心引かれてずっと大切にしてきたおばあさんの気持ちを何か作品に生かしたいなと思い、彼のことを調べ始めました。調べてみると、中原淳一さんという方は、戦中戦後に生きた方にしてはとても珍しく、“美しいとは何か”をずっと考え続けてきた人だったんです。今われわれがなんでも自由に手に入れられ、なんでも選べるという時代の中でこそ、“美しく生きる”とは何かということを問い掛けなければならないのではないか、そういう思いで今回書かせていただきました。そのメッセージが届けばと思っております。

■木村淳(演出)
本番まで残り3週間あまり稽古がございますが、それぞれが稽古期間中に“美しく生きる”とはなんなのかと自問自答し、その答えを持って幕を開けたいなと思っております。中山優馬さんとは彼が14歳の時に一緒に仕事をしました。当時の彼の“潔癖さと頑さ”が非常に印象に残っていて、中原淳一役をやってほしいとプロデューサーにお願いしました。彼の潔癖性と頑さ、言わば脆い部分から、天才ゆえに抱える中原淳一の“狂気”を表現していければいいと思っております。

■中山優馬 中原淳一役
毎日楽しく稽古させていただいてますが、本当に前向きな舞台です。“美しく生きる”がテーマなんですが、見ての通り、美しい人しか出ておりませんので(会場笑)、そこも楽しみにしていただきたいなと思います。実在した方をやらせていただくのは初めてで、アプローチ方法がすごく難しいのですが、演出の木村さんといろいろなお話をさせていただきながら今もつくっている段階です。中原淳一という人物を皆さんにしっかりと提示して、観ていただきたいなと考えています。
【影響を受けたり救われた人やものごとは?】
一番は愛犬かなと思います。愛犬にその日あったストレスをすべてをぶちまけてるので、そろそろ毛が抜けてくるころなんじゃないかなと思っています(会場笑)。

■金井勇太 五味喜助役
中原淳一さんとは、違うベクトルで“美しさ”にアプローチしていく役なんですが、しっかりと独自の信念を貫いて取り組みたいと思います。過去に時代劇で(大昔に)実在した人物を演じさせていただいたことはあるんですが、今回は、中原淳一さんに感銘を受けた方々がまだ多くご存命でおられます。その方たちの青春や、心に宿っている喜びとか、そういうものに失礼のないよう挑みたいと思っております。
【影響を受けたり救われた人やものごとは?】
妻と息子です。こういうことは口に出して言っていこうと思っていたので、この場をお借りして言わせていただだけて光栄です(笑)。

■施鐘泰(JONTE) 天沢栄次役
中原淳一さんの一番の理解者で、歌手の夢を持って頑張る青年役をやらせていただきます。(音楽活動もしている)自分にもそのような過去がありましたので、その辺は自分らしさや今までの経験を生かせるかなと思っています。中原淳一イズムを倣って、彼を最後までしっかりサポートしていきたいと思っています。
【影響を受けたり救われた人やものごとは?】
山下達郎さんが大好きで、すごく尊敬しています。ライブで聴く達郎さんの曲や言葉は今でもとても支えになっていますし、こういう人でありたいと思ってます。

■辰巳雄大 桜木高志役
僕はこれまでグループ(ふぉ〜ゆ〜)としてさまざまな舞台に出させていただいたのですが、個人で出演させていただくのは初めてで、決まった時から、新しい挑戦と期待に胸膨らませております。僕が演じる桜木高志という役は、(実在はしないが)モデルになった方がいて、その人が起こした“行動”が(文献などに)残っているので、なぜその行動を起こしたのか、演出の木村さんと話しながらつくっていけたらいいなと思っています。
【影響を受けたり救われた人やものごとは?】
今まで携わってきた先輩方、今回ご一緒させていただく俳優さんやスタッフさんなど、一緒にお仕事したすべての方。今回も皆さんからいいものをいっぱい盗んで新しい自分を見つけたいと思います!

■桜井日奈子 大河内舞子役
この舞台『それいゆ』で女優デビューさせていただきます。共演者の先輩方を見習って、精いっぱい頑張ろうと思います。大河内舞子は、夢を見てた少女だったんですけど、キラキラしてただけじゃなく、落ちてしまうんですよ、生活的にも。そういう人間くさい部分の表現を、演出の木村さんとこれからいろいろ突き詰めてやっていこうと思います。
【影響を受けたり救われた人やものごとは?】
演技初挑戦ということで、一番お仕事の面で影響を受けているのは、演出の木村さんだと思います。

■佐戸井けん太 山嵜幹夫役
近所に大正11年生まれのおばあちゃんがいまして、今度この芝居をやるとチラシを見せたら「まぁ、中原淳一さんね!」と、90過ぎのおばあちゃんが少女のように目をキラキラさせて「素敵だったわよね〜」っておっしゃるんですよ。そのおばあちゃんの顔を見た時に、中原淳一という人がその当時の少女たちにとってどんな存在だったのかストーンと自分の胸に入ってきました。それを肝に銘じて、この作品を観た現代の少女の皆さんにそのときめきと同じものを与えることができたら幸せだなと思って、この舞台に望みたいと思います。
【影響を受けたり救われた人やものごとは?】
中原淳一さんが影響を与えたのはその当時のティーンエイジャーだと思うんです。僕が同じころ影響を受けたのは、ラジオの深夜放送です。その中でも一番影響を受けたパーソナリティーが林美雄さんでした。その放送を聞きながらだんだん私は芸能の世界にどんぶらこどんぶらこと流されていったところもあります(笑)。

会見後の囲み取材では、桜井がバスケットボール部出身ということから、稽古場で行われているという“日奈子トレーニング”なるものを全員で披露する一幕もあり、チームワークの良さをうかがわせた。最後に中山が「“美しく生きる”というのがテーマなんですけど、何か小さいことでも、もう一度信念を持ってやろうと思える作品です。観に来てくれた方は、いい気持ちになって帰れると思います!」と力強くコメントし、会見は和やかに終了した。

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インフォメーション

『それいゆ』

【スタッフ】脚本=古家和尚 演出=木村淳(関西テレビ放送)
【キャスト】中山優馬/金井勇太/施鐘泰(JONTE)/辰巳雄大/桜井日奈子/佐戸井けん太 ほか

■大阪公演
2016年5月26日(木)〜29日(日)
・会場=梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

■東京公演
2016年6月1日(水)〜5日(日)
・会場=Zeppブルーシアター六本木

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