演出家・蜷川幸雄さんが死去 - 2016年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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演出家の蜷川幸雄(にながわ・ゆきお)さんが、12日に死去した。80歳だった。

埼玉県川口市生まれ。55年に劇団青俳に俳優として入団。68年に現代人劇場を立ち上げる。69年に清水邦夫作『真情あふるる軽薄さ』で演出家としてデビュー。72年に演劇集団「櫻社」を創設した。解散後の74年に日生劇場の『ロミオとジュリエット』演出で大劇場に進出。以降、近松門左衛門、シェイクスピア、ギリシャ悲劇など古今東西の戯曲を数多く手掛けた。

83年の『王女メディア』ヨーロッパ公演を皮切りに海外でも高い評価を受ける。“世界のニナガワ”と呼ばれ日本を代表する演出家として広く知られた。2002年には、イギリスの名誉大英勲章第三位を授与された。

99年にBunkamuraシアターコクーン、06年に彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督に就任。彩の国さいたま芸術劇場では、シェイクスピア全作品を上演する「彩の国シェイクスピア・シリーズ」、55歳以上を対象とした「さいたまゴールド・シアター」、若手俳優たちの劇団「さいたまネクスト・シアター」を旗揚げするなど、意欲的な活動に活動を続けてきた。

一方、「青の炎」(03年)「蛇にピアス」(08年)など映画監督としても作品を送り出した。

菊田一夫演劇賞や読売演劇大賞、毎日芸術賞など受賞多数。01年に紫綬褒章、04年に文化功労者、10年に文化勲章を受章した。

手術や入院など体調を崩しながらも、数多くの舞台に精力的に取り組んできたが、蜷川さん自身の半生を題材とし今年2月に上演予定だった『蜷の綿』が、病気療養のため延期に。今月25日には『尺には尺を』の初日を控えていた。

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